で、その生け垣がある日ばっさりと切り取られて、かような「無用門 (C)赤瀬川原平他」になってしまったわけです。なかなかみごとです。
で、過日、このお宅のご主人が外出からお帰りになったところに遭遇しましてな、氏はこちら側の、勝手口とおぼしきほうから家に入ろうとなさったんです。取っ手をがちゃがちゃやってたと思ったらゴソゴソとポケットを探るしぐさ、で、ふと気がついたようで、手を裏側に回して解錠なさったんです。うーん、カラダが無用門についていってなかったんですなあ、まだ。
それはそれでなかなかのシーンでありました。