eyemodule@wando
eyemodule6月

熱帯夜寸前の北摂平野の朝
6月25日/熱帯夜

 今日の最低気温は大阪で24.7度だったとのこと。昨夜からむしむしと暑苦しかったので、ひょっとしたらと思っていました。25度を超えると「熱帯夜」といわれるわけで、まだまだ初夏のはずなのに、和歌山だったかでは熱帯夜だったらしい。

 昼間も蒸し暑さは続いていて、予想では大阪33度、えーっという感じですが、病院の外来診察への往復の道ではもう完全に真夏の空気だと感じました。先日の池田の悲惨な事件に続いて、北陸では電車が立て続けに正面衝突するわ、北海道では空自の戦闘機が機銃掃射で車を壊すわ、なんだかとてもおちつきのない国になってしまった感があります、暑さとは無関係なのかもしれませんが。

 この写真のようにちょっと上のほうから北摂の平野を見ていますと、いかにも梅雨の空という感じがして、さわやかな朝とはとてもいえない景色です。また、私にはとてもいやな季節がめぐってきました。

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ベランダのマルチーズ
6月21日/ベランダのマルチーズ

 過日、ベランダでメダカの世話をしていると、すぐ近くで犬の鳴き声。まるで自分ちの部屋かベランダにその犬がいるような間近さにちょっと驚いて周囲を見回しますと、階上のベランダ柵の切れ目から顔を出しているマルチーズと目が合いました。

 その後も何度か見かけていたのですが、かならずベランダにいるというわけでもなさそうで、写真に収める機会がありませんでした。

 で、ようやくヘアカットしたての彼(彼女か?)を撮った一枚。

 それにしても、ここのところ偶然のように会う犬の半数以上がマルチーズだというのは、この17日に4回目の命日を迎えたかつてのわが家のマルチーズ「もも」のお導きなんでしょうか。

 また犬が欲しいと思いつつ、あの別れのつらさを思うと二の足を踏んで、駅前で募金活動をしている、主宰の女性とは旧知の「ハッピーハウス」にいくばくかの寄付をして気をまぎらわせている今日このごろ。

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知明湖
6月20日/一庫ダム

 今年も一庫(ひとくら)ダム、知明湖の水位が気になる季節になってきました。月に一度、往診のためダムの堰堤を通り、湖畔の道路を抜けて患家に向かうときに、この時期はつい水量に注意がいってしまいます。

 この湖は、私の職場のある川西市の水道水源で、これまでなんども渇水による給水制限の危機を起こしてきています。ほんらい貯水池というのは、比較的山間部にあって、流入水量が予測しやすいはずなのですが、もともとは山奥に造ったはずのこの知明湖に流入する水域でも開発が進んで都市に近い状態になっています。したがって、ちょっと強い雨が降るとどっと水が増え、雨が降らないと開発で保水力を失った山からは水が出てこないという難儀なことになっているようです。

 ちょっと写真では見えにくいと思いますが、水位は極端に少なくはないものの、満水ではありません。これからの梅雨の雨量を予測しての調節がなされているのだと思いますが、これでもし上流にあまり雨が降らなければ、この夏はきっと水不足でしょう。それを恐れて水量を増やしておくと、ここ数日のような激しい雨が降ると、一気に満水以上になる危険性が出て、大量放水で1982年の夏だったかの川西市中部の冠水被害をもたらすことになるはず。

 それにしても、ちょっと水位が下がると予想外に土砂が溜まっていて意外に水深が浅いことに驚きます。折もおり、ニュースではちょうど黒部川のダムの排砂作業が大きな話題になっていました。

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東京都庁
6月9日/新宿西口

 6月3日にほんとにひさしぶりに上京したばかりだというのに、一週間もたたない今日、また東京日帰りとなりました。@niftyの管理者のイベント。昨年は熱海市で開催されたので、新宿西口は2年ぶりになります。

 前にきたときには、新宿駅北口の西口出口を出たところの地下ロータリー周辺には数えきれないくらいのダンボールハウスが密集しており、ことの是非はともかく、たしかに美しい都市景観とはとてもいえない状態でした。あれだけおおぜいのホームレスの人たちを最終的にどのようにしたのか、地元でない私は迂闊にも知らないのですが、場所を変えただけというのであれば、けっきょくそれはこの国の「先送り」という特徴に沿っているだけだといえましょう。

 なぜか土日になると閉鎖されるムービングウォークの横を通って地上に出たところでひさしぶりの都庁の威容。これぞ eyemoduleというわけで一枚。それにしても、ここのムービングウォーク、なぜ土日は停止しているのか不思議といえば不思議。大阪だと駅前には野ざらしのエスカレータまであるというのに…。危険防止ということなのか、それだったらそんな危険な乗り物を都心に作るなといいたいもんです。東京のことはよう分からん。

 しかし、何度みてもこの都庁の建物、とても都民のための施設とは見えないところが逆にすばらしい。

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新幹線「ひかり245号」6号車9番A席から
6月3日/鴨宮

 鴨宮という地名は地元の人以外にはほとんどなじみのないものでしょう。

 東海道線(在来線)小田原駅のひとつ東京寄りが鴨宮駅です。この写真はその鴨宮付近を通過中の車内を撮ったもの(この写真で車外が鴨宮かどうか確認のしようがないのは分かっていますが、でもそうなんです)。

 昭和39年、それまで「夢の超特急」と呼ばれていた東海道新幹線がいよいよ開通のはこびとなり、この鴨宮に臨時の乗降場が作られて、先行完成していた試験区間を使い、公募した国民の試乗が大々的に行われました。

 いま見るととても古くさく見える0系の車輌も、当時は驚くほど斬新かつ先鋭的なデザインに思え、すでに鉄道マニアの仲間入りをしていた中学生はほんとうに感激したものでした。いまでいえばユニバーサル・スタジオ・ジャパンのプレオープンに行った気分でしょうか。

 そのインパクトの強さの証拠に、いまでも鴨宮を通過するときはなんとなくワクワクするのです。早朝の「のぞみ」で上京し、用件をすませて午後遅くの「ひかり」で帰阪するさいについ eyemoduleしてしまったのでした。

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