eyemodule@wando
eyemodule 2月

加悦SL広場
24日/加悦鉄道

 何年か前の公開日記でレポートしたことがあるかもしれません、京都府加悦町にある「SL広場」。道の駅の向かいに道の駅より前からある、一種の博物館です。

 私が高校生のころ、つまり昭和30年代から40年代にかけてのころ、日本各地には明治や大正を引きずっている鉄道がまだいくつもありました。

 西濃鉄道や尾小屋鉄道、井笠鉄道、淡路交通。江若鉄道などという、いま思い出しても懐かしさに涙という会社がたくさんありますし、頚城鉄道自動車や日の丸自動車法勝寺鉄道というように、時代の流れを感じさせる社名になっていたところもありました。そういえば、鉄道を持っていれば本業の不動産会社の信用も増しそうということで鉄道会社を買収してしまったK鉄道不動産というのも、たぶんそのころが始まり。

 話が脱線しましたが、当時、とても気になって何度か訪れたのが「加悦鉄道」でありました。

 加悦のおとなりは大江町、その大江山の酒呑童子伝説も、酒好きの私にはとてもおなじみ。知人に誘われてのグループ旅行のバスツアー、完全なお任せだったのに偶然にも加悦町の道の駅に再訪、短い休憩時間内でミゾレないしボタ雪のなかなんとか撮影し一枚。

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都市のカラス
22日/都市のカラス

 最近、東京の盛り場の早朝のカラスの生態がテレビなどで報じられることが多くなりました。飲食店から深夜早朝に出された生ゴミの袋を狙ってカラスが群れてくるというものです。はげしいヤツは、付近にいる女性や高齢者を襲うことさえあるといいます。

 新しい家に引っ越して、出勤は7時半ごろから20分ほど歩いていくことなっていますが、今朝は川西市地域の生ゴミの日だったようです(ちなみにわが町は不燃物の日でした)。歩いているすこし先の道の向い側に出されたゴミ袋に10羽ほどのカラスがたかっているのが目につきま した。歩きながら eyemoduleをセットし、真向かいからカラスがたかっているところを撮ろうと思ったのですが、私のような強面顔のおっさんが直近で不信な動きをしていると察知したのか、しばらく見ていたもののカラスたちはゴミ袋に舞い降りてきません。上空にある電線や電柱 に止まってなにやら偵察している様子。

 カラスは頭がいいと聞いていましたが、東京都心のカラスだけならず川西市のカラスもそれなりに学習しているようです。しかたなく電線のカラスを撮影して歩き出し、しばらく行って振り返りますと、案の定カラスたちはゴミ袋に群がっていました。そしてすぐ横の歩道を女学生 がおびえるように歩いていても、彼らは知らぬ顔で袋をつついていたのでした。

 住民が決まりをきちんと守って朝にゴミを出してもカラスはつつく。うーむ、どうすればいいのでしょうか(ちなみに私の新しいマンションはゴミはドアのある小屋に置くようになっているので、カラスにも野犬にも荒らされないようになっています)。

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引越
11日/引越直前

 考えてみると、私はほんとにたびたび引越をしています。

 非持ち家主義ということで、ずっと賃貸マンション暮らし、マンションの設備などが古臭くなると引っ越して、つねに最新レベルの設備のあるところに住むことにしていました。

 そしてまたIT時代をにらんだ(笑)昨年から手当てをしていた最新設備のマンションが完成したので、また引っ越すことになりました。先週あたりからようやく準備をしだして、この連休はラストスパート。いまのリビングは写真のようにダンボール箱の山になり、食事はレトル トやコンビニ弁当、寝る場所も荷物のスキマになっています。明日は電子レンジもなくなるので外食か。

 荷物を出したらいろいろとなつかしいものが出てきて、つい横道にそれがち。「捨てること」がけっこうトレンドになってるいま、いかにモノを見捨てるかという決断が強迫観念的に迫るのですが、そのなかでいかに次に持っていくかという感傷とせめぎあう、しかし、なんども引 っ越していますと、それがけっこう楽しい作業だと気づいたりします。

 とうぜんながら、パソコンも移転作業が必要なわけで、つぎの日記は来週になりましょうか。

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研究会
3日/研究会、などというもの…

 インターネット検索での情報収集や、メーリングリストでのブレインストーミングに慣れてきて、どうも最近は以前のように講演を聴きにいったり研究会に参加したり、学会で勉強したりという機会が減ってきたように思います(私がずぼら化しているだけなのかもしれませんが) 。

 今年になって、ちょっとこれではイカンということで、日本医師会の一年間をかけての某資格の講座に申し込んだり(これがけっこうお安くないし何度か東京にスクリーニングにいかねばならない)、近くで開催される、興味のある研究会になるべく参加するようにしようと思って います。

 それで、今日は新大阪駅近くのホテルで開催された「末期医療患者のQOL推進講習会/在宅医療の基本と実際」というのに参加してきました。厚生労働省共催だからか、参加費無料 :-) でもなかなか中身が濃く、自分がやっている在宅医療の方法に大きな間違いがなかったこと が確認できた点でもたいへん有意義でした。そして、かなり久しぶりに柏木哲夫氏(大阪大学人間科学部教授/淀川キリスト教病院名誉ホスピス長)のお元気なお姿も拝見しました(写真では小さくてお顔は見えない)。

 「タメにする研究会」なんぞに割くのは時間の無駄だと思いますが、ながらく同じ環境にとっぷり浸かっていては浦島太郎化しかねない、歳もとれば「経験がすべて」という呪縛についとらわれがち、ということで、新世紀でもある今年は、私の早い目の「仕事の還暦」としますか 。

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