麓、とはいえ、周囲はまったくの住宅地で、五月山の市街化調整区域の雑木林からはかなり離れていますが、今朝、この地にきて初めてウグイスの声で目が覚めました。先週招かれて泊まりに行った京都府の郡部のお宅ではずっとウグイスの声が聴こえていましたし、訪問診療先ではしばしば耳にしますから、ウグイスそのものはとくに珍しいとは思えません。しかし、ウチで、しかも窓のすぐ外で、とおりいっぺんの鳴きかたでないのを聞くことができるとは思いませんでしたので、これはじつに感激しました。
ウグイスたちはいったいどういう風の吹き回しでここに巡回してきたのか、しかしお向かいの大きなお屋敷の全面改築工事の職人さんたちが出てきたこの時刻、ウグイスどころかムクドリもどこかに行ってしまいました。また騒音だけの町の一日が始まりかけています。
朝食を出勤するバートナーととったあと、サンデープロジェクトの田原総一郎さんや島田伸介さんの声をBGMにパソコン作業をして、ふと空腹に時計を見ますともう午後1時に近くなっていました。仕事をしていなくても腹は減る。
丸亀市から譲られたハクチョウのいる池の噴水を見ながらコンビニのオニギリで腹ごしらえをしました。すぐ横にリスを日光浴させている若夫婦。そういえば何年か前までリスの「ほくと」がわが家の一員でした。イヌの「モモ」やカメの「レオン」もいたし、娘もまだ北海道へ行っておらず、とても賑やかだったもんです。
1ヶ月半くらい前から、職場でメインに使っているパソコンの外付けSCSIハードディスクの調子が変になっていました。スキャンディスクの「完全」をかけたりしてだましだまし使っていたのですが、今日の午後、外来診察から自室に戻ってみますと、デフラグが途中で止まってなんだか不吉なメッセージ。
もう限界と判断して、近くの量販店のパソコンショップに走り、信じられないくらい価格が安くなっている20GBのハードディスクを購入。すぐにセットして、なんとかデータ部分だけでも助けようという作業を、けっこう汗ばむ室温の中で脂汗をかきながらやりました。
なんとかメドがついたところで再起動してみたら、古いほうのハードディスクはとりあえず認識するものの、起動のときにスキャンディスクが途中でハングアップしてしまうほどのダメージ。再フォーマツトのうえ、予備ドライブにしようというケチくさい考えをあざ嗤うように完全に昇天してしまいました。まさに滑り込み。
20年近くパソコンを触ってきて、電子データの危うさをしっかり分かっていたはずなのに、こんなにギリギリまでケチってしまって、もう少しで取り返しのつかないことになるところでした。デスクの端っこでヒマをみて触って勉強し、イントラネツトのサーバーにしようとしている Linuxをインストールしたマシンがほったらかしになってしまっています。
明日も復旧の続きです ^^;
いまの池田のマンションは小さなベランダしかなく、箕面から株分けして小さな植木蜂に持ってきたジャスミンがなんとか健気に咲きつづけています。その枝をパートナーが切ってテーブルに生けていたら、昨日くらいから満開、芳香を発しています。
今日、患者さんから「庭で満開」ということでいただいたスズランもテーブルにありますが、さすがにじゃすみんの香りが優位です。
ベランダではいろいろな花が咲いていて、蜂たちが精勤に飛んできて、とってもいい季節であります。
この公園、大阪国際空港の北隣にあります。飛行機の離発着を眺めながら猪名川から吹く風を感じることができるスポットというのが売りだそうです。まだ全体が完成していませんが、出発機が飛び上がった直下でのんびりできる、とくに私のような乗り物好きにとってはたまらないところです。
エアバンドの受信機と前から持っているニコンの双眼鏡を持って車を降り、子ども連れの家族やカップルがのんびりしている園地の芝に座り込んで2時間弱。双眼鏡を覗きつづけてすっかり肩がこりましたが、時間のたつのを忘れるくらい熱中できるのは、とてもいい気分転換になりました。
途中ですぐ近くの交差点で正面衝突事故があって、レスキュー隊まで出動する騒ぎになっていたのをやはり双眼鏡で間近に見られたという野次馬冥利につきるできごともありました(当事者は幸いほとんどケガはなかったようです)。
札幌からのスカイマーク 104便が東京コントロールから関西アプローチ、そして大阪タワーに移って到着、大阪グランドで例の僻地的ゲートに横付けになるのを見届けて、少し暗くなってきてカップルがどんどん増えだした公園を離れました。