都心部では駐車料金はともかく、まず駐車できるかどうかが問題になる。大阪駅前ビルの地下に大きな駐車場があることは、ずっと昔にとめたことがあるので知っていた。で、デモ警備でちょっと騒然としている四ツ橋筋から駅前第一ビル駐車場入口を通って地下へもぐったのだった。
すると、地下3階に信号があり、なんだか道路標識や行き先案内板がいっぱいある。要するに、大阪駅前第一〜第四ビルおよびダイヤモンド地下街の地下がぜんぶ一方通行の道路で繋がっているのである。出入口は各ビルや地下街ごとにあるので、かなり複雑な経路が形成されている。どの出口を出るとどこに出るのか、地上と地下の関係をしっかり把握していないと、まるで迷路である。
歩いて回る地下街に関しては、私はほぼ完全にオリエンテーションを保持しているのだが、車での通路には不案内だった。おそるべし都市の地下。
水とワインのパッケージには蛇口がついていて、グラスをあててそれをひねると、あたかも水道のごとく阿蘇のミネラルウォーターやオーストリアワインがほとばしるしかけである。とめどなく水もワインも涌いてくるような錯覚に陥ってしまいそうなのだ。
日本酒が一升ビンなのがまだ救いで、これが一斗樽だったりしたら、もうどうしようもないだろう。でも、一斗樽にはあこがれたりもする。
ほんと、酒飲みって、賎しいもんだ。
いろいろな自動引き落としなどをしているメインバンク(というほどたいそうな取引があるわけではないが)と、会社が指定して給料を振り込む銀行とが別なので、給料日には資金移動をしなければならない。しかし、いままでは、給料日に銀行にいくとたいへん混んでいて、手続きをするのがストレスだった。それが自分のデスクや深夜の自宅からできるようになったのは、ほんとうに便利である。
しかし、やはり心配なのはセキュリティのこと。
先日、私のちょっとしたミスでS銀行のオンライン接続のパスワードを間違えて入力がロックされてしまった。で、今日、それの解除の手続きに銀行に出向いたのだが、その手順の慎重なこと。いつもなら待たされると腹がたつのだが、いろいろと質問されての二重三重の関門と、それに伴う待ち時間。逆にセキュリテイの堅さに安心したことであった。
今日は四国で大雨が降っていて、大阪もその余波の雨もよう、予測どおり午後5時すぎの新御堂筋はたいへんな混雑で、途中で用足しをしたくなってきたのを必死にこらえつつ目的地にようやく到着するまで約1時間。
午後9時前に用件をすませて阪神高速経由で帰宅したのだが、これが約20分。いつものように電車バスを使うとだいたい1時間ちょっとの行程なので、雨模様の蒸し暑い中、まだけっこう混み合う電車に揺られて帰ることを思うと非常に快適なのである。
自動車を半分捨てたと公言している私であるが、先日の北海道でのレンタカー移動や、日曜日の大阪市内への短時間の用件での往復や、今夜の帰路など、状況によってはやはり自動車って便利だと思うのだった。
冬の間や、仕事などのストレスのひどいときは、分類上は高血圧の範囲になるので、軽い降圧剤を服用している。チェックのためにほぼ毎朝血圧を測定しているのだが、やはり暑くなってくると血圧は低くなる傾向になり、今月はじめからは服用を中止している(*1)。
降圧剤を服用していると、薬効が出てくる昼前くらいになると、尿量が増えてきてしばしばトイレに行くのがつらい。こういう微妙なことは、実際に自分が経験してみなければ分からないことなのである。
おそらく、夜ごとのアルコール摂取をなんとかすれば、もうすこしコントロールしやすくなるのだろうとは思うのだが、タバコはぴったりやめられた私がアルコールは離れられないのがつらい。おそらく依存症に近いのだろう ^^;
と書きつつ、今夜も赤ワインをちびちび。
(*1)危険ですので主治医に相談なしにマネをしないでください。
こんなことになるとは思ってなかったし、いつからこんなことになってしまったのかよく分からないのだが、もともと野次馬である性格が影響してしまったのかもしれない。
で、いっちょまえに、調子のいいときとぜんぜんダメなときがあるのがつらい。まだまだ修行が足りないのだと思うが。
今年はたまたま本祭の25日が日曜日になっていたので、午後3時ごろから家を出て天満に向かった。暑さの天神さんのとおり、日差しは強く熱が充満、頭はくらくら眼はひりひり。
人ごみをぬって天満宮にたどりつき、陸渡御(りくとぎょ)に向かう祭列を見物したあと、大阪に生きて50年の私も初めて船渡御(ふなとぎょ)に向かう場に陣取って見物するつもりで腰を落ち着けた。
いよいよ船渡りが始まりかけたころ、雷が鳴り黒い雲が空をおおいだす。天満警察の放送が気象台の情報として「間もなく雷を伴った雨が降る」という。濡れてまで見物しなくても来年もある。逃げよ逃げよというわけで地下鉄へ向かう途中でいきなり豪雨。お祭の場ではパニックだったのではないだろうか。
ということで、肝心なところはお初天神通りのビヤホールで暑さに渇いた喉を大使館ビールで潤していたという自堕落。
そういうわけで、狭いマンションながらパソコンが2台あることになっている。しかしプリンタは1台しかないので、必要のたびにケーブルをつけかえて対応したりしている。電話回線はISDNで、私のパソコンがTA接続をしているが、パートナーのほうはアナログモデムでインターネットに接続している状態である。
ところで、職場では LANの造設のため、私の私物として提供しているハブが1台余ってくるので、それを持ち帰って自宅でも LAN環境にしようか(これをホームラン home-lan というらしい)と思っているのだが、今日の夕方ふと立ち寄った家電量販店のパソコン売場でヤマハのルーターが安く出ているのを発見。今日はかろうじて衝動買いをしなくてすんだが、うーむ、あの値段だったらルーターにすればプリンタの問題もインターネットへのデジタル接続も解決できる…。デザインもカッコええし。
うーむうーむ。
すぐ近くにいくつも規模の大きなショッピングゾーンがいくつもできて、数年前からこの市場には空き店舗が目立っている。そして、この店は金曜日が定休日なのであるが、昨日22日でまた2軒、肉屋さんと乾物屋さんが閉店してしまった。定休日の今日、肉屋さんの器材がレッカーで運び出されていた。今の職場にきてから顔見知りになっていたご主人がかたづけをしていたが、気のせいか寂しそうだった。
この市場のお客はほとんどがお年寄り、そのお年寄りの人口がこのあたりではどんどん減っている。亡くなったり、入院や入所したりなさっているかたが多い。1995年の震災でも一気に人口減少を加速した感がある。
いまの季節、この市場では極端に冷房をきかせている。設備が旧型で温度調節がうまくいかないのかもしれないが、私にはなんだかヤケになって冷やしているように思えてしまうのである。
今年は夏休みに入って早々の今日、中学生が犠牲になっている。行方が分からなくなって数十分後に沈んでいるのを発見され、私の職場の関連病院に運ばれたが蘇生しなかったのだという。
そもそもこの川は、昔は飯ごう炊さんもした清流だったが、上流地域の宅地開発が進みダムができて、いまや「汚れた都市河川」の代表のようにいわれている。水遊びそのものが無防備にできるところではない。そのうえ、子どもたちは小さいころから自然に親しんでいるわけではなく、安全と危険の判断がつきにくいはずである。
いったいどういうふうにすればいいのだろうか。
午後から訪問診療に出なければならず、出たらもう頭がくらくらする天気。でも、その炎天下で交通整理しているガードマンさんがいるし、作業車を立ち上げて電柱の上で仕事に打ち込んでいらっしゃるかたがいる。贅沢は言えぬ。
訪問先では、寝たきりのかたのためにほぼずっとエアコンを入れて、これでは電気代もたいへんだろうなと思うし、逆に経済的に余裕のないお宅では蒸し暑さがそのまま患者さんにふりかかっていて、一つ間違うと命を縮めかねない。いずれにしても患者さん、患家のご家族の負担はたいへんなのである。
霞ヶ関の空調の効いた部屋でたてた政策の行き先が、こういうところにきているのだということを、高級官僚さんたちもちょっとは個人として考えてほしいなあ、なんて思う真夏の夜の夢。
毎年どうだったのか忘れているが、今日は一匹明日は二匹というような鳴きはじめではなく、何匹もいっせいに鳴きだすのが不思議である。
早朝の蝉しぐれで、いよいよ今年もほんまもんの夏やなと思いつつ半分は夢うつつ。
で、夕食はサカナ三昧。ホッケの開き(なんと一枚 100円ちょっと)は一枚で腹いっぱいになりそうなボリウム、サーモンの刺身は肉厚、タラコはすこし塩味が強すぎるのが残念。冷奴を添えるのがやっとというボリウム満点の食事。
いやー、また北海道に行きたくなってしまった。
ずっと閉鎖されていた、フィンガー屋上の展望デッキも開放され、駐機場のまん前で飛行機が見られる、鉄好きであるのと同時に翼好きである私にとってはたまらぬスポットになったのである。
先週の日曜日、たいへん混雑して空港前周回道路が大渋滞だったことをバスの運転手さんから聞いていたので、今日は早いめに出かけた。しかし、渋滞はなかったものの、すでに駐車場へ入るには長い行列、すぐに空港に駐車するのをあきらめて、大阪モノレール柴原駅前にある市立豊中病院の駐車場に車を置いてモノレールで空港へ。
展望デッキに行くとポケモンジェットが3機。それを目当てに子ども連れの若い家族がおおぜい。ひさしぶりの空港ワッチに興奮しかけの私を突然呼ぶ声。ちょくちょくアフターファイブの麦の水をごいっしょする友人が幼い子どもさんをだっこしている。なんとも偶然。アンタも好きやな、の世界。
いやはやなんとも。パートナーが夜勤で一人のときは、エアバンドを聞きながらここのデッキのレストランで一杯やって帰ろうと思ったのであった :-)
そういえばベランダに置いた水盤で飼っているメダカさんの餌がもうないのに気づいて、ひさしぶりにその店に立ち寄ってしまったのがちょっとヤバかったのだった。
しばらく見なかったうちに、熱帯魚、海水魚関係の魚や器材の品揃えがものすごくなっていて、たかだかメダカさんの餌を買いに入って思わず何万円もの買い物をしそうになったのだ。あああ、怖い怖い。
懐石料理はけっこうほうぼうでいただいているが、このお店の調理はなかでもたいへん上品に感じた。もちろん量もお上品で、二次会の途中から腹が減ってきて困ったたほどであった。
記念品代を含んだ会費制だったので、価格はよくわからないが、注文した地酒の値段から推測するとかなり高いものだったはず。ほとんど場所代が加算なのだろうと思えた。
なかなかおいしい料理だったが、自分では行かないだろうな。