かつて、未成年のころから喫煙し、粋がっていわゆる「ピー缶」つまり缶入りショートピースを持ち歩いたり、パソコンのプログラムに熱中していたころには一日5箱も吸っていた私が禁煙してから10年を越えている。
私がタバコをやめた1989年といえば、バブルの前でみんながイケイケドンドンだったころ。そのころの空気からすればどちらかというと消極的ともいえる禁煙を、周囲の人たちはやはり冷ややかに見てくださっていたものだ。
喫煙者にとって住みにくい世の中が近いうちにきっとくるという私の予想は当たっていると思う。
ここのところ官公庁が(やむをえずかもしれないが)分煙禁煙を達成しつつあるという。神戸中央市民病院は近く全面禁煙になるらしい。
昨日、泉佐野で昼食をとる店が見つからずにひさしぶりに喫茶店などというものに入ったら、うーん、店そのものがコーヒーの香りよりタバコの臭いが強くてまいってしまったのであった。
泉佐野は20年ほど前に市立病院の週一回の診察に通っていてなつかしいところ。20年たって、しかも関空が目の前にできたので、おそらくかなり変っているだろうと思っていたのだが、その市立病院は一昨年だかに新しくなったものの、駅前の様子はほとんど変っていなかった。好天の日曜日の午後だというのに、ほとんど人出がないのが寂しい。
用件がすんでから航空券の購入を兼ねて関空へ。ぶらぶらと関空のターミナルビルを見て歩き、あらためてその規模に驚いてきた。対岸の泉佐野の町とのあまりの違い。
帰路はJRの関空快速でひさしぶりに阪和線沿線を見ながら梅田まで直通。ちょっとした旅行気分を味わった一日だった。
白内障や緑内障の治療/予防のために必要な目薬ならば、使用しなくてはならないことは理解できるのだが、そういうものでないもののリクエストがけっこう多くて、ちょっと辟易していたところがある。なんでそんなに目薬が好きやねんな、と。
ところが、今年のはじめごろ、たまたま家族といっしょに入った薬店で、眼精疲労の目薬というものに気がついた。50才になった私、俗に「歯、目、××」などと言うが、××はともかく、歯はもう壊滅状態、目のほうは遠近両用の眼鏡をかけていてもけっこうつらい状況、40才からの目薬などと書かれているのをついフラフラと買ってしまったのである。
で、この目薬を一日2回朝晩に使っているうちに、その刺激というか快感というか、それにすっかりのめりこんでしまった。
そういうわけで、最近は入所なさっている高齢者のかたの目薬好きにちょっと理解を示すようになっているのだった。
近づいてくると、飲み助連中はちょっと酒をセーブしてγ-GTPの上がりを防ごうとするし(私や)、女性たちは体重を気にしだすし、血圧が高い目のおぢさんは降圧剤を忘れないように服用して、血圧測定で132/70でほっとする(これも私や)。
視力検査でやはり昨年よりも遠方視力も低下しているのが私にはつらい。また眼鏡を作りかえなくてはならないと思う。そして心電図が正常で今年も大丈夫だと安心。
半世紀も使いつづけて、そのうえけっして節制などしていることのない身体であるから、せめて年に一度の健診だけはまじめに受けようとは思っているのだが…(謎)。
今朝は駅のホームで「大雨警報」が解除されたかされないかで、高校生たちの右往左往する姿が見られた。携帯電話でおそらくお母さんに「ガッコ休みやねん、なんとかちゃんと梅田へ行ってくるわ」としゃべっている女子高生がいた。高校が警報で自動的に休校するのはちょっと考えなおしたほうがいいのではないかと思ったのだった。
自宅では閉めわすれていた裏ベランダ側の窓から雨が降り込んで水びたしになっていたのだが、職場では中庭に面した窓が開いていて、気がつくと水びたしだけでなく、その水のなかでミミズさんやナメクジくんがたくさん遊んでいらっしゃったのだそうだ。
あー、まもなくイヤな梅雨だ。
チーズをホイップしたようなもので、プレーンクラッカーに乗せて食べる。ビアホールの濃いビールのアテとして私はけっこう好きなもので、その店では必ず注文する。しかし、その正体がいまだに分からないのである。店の人に尋ねればいいのだろうが、居酒屋でカウンターの向こうの亭主としゃべるようなわけにはいかない状況の店なので、確かめる機会がないのである。
おそらくドイツかアメリカのビール本場ではポピュラーなものなのかもしれない。大きな百貨店のチーズ売場などで探してみるのだが、製品として売られているようなものではないのかもしれない。
そういえば、その店で出てくる「コルン」という、口から火の出そうな強いアルコール飲料もなんだかよく分からない。分からないままぐいぐいやってしまう私もどうかと思うのではあるが…。
知ってるかたがあればぜひ教えてくださいね。
ちょっと口にしたパートナーは、ほとんど嘔吐状態になったのであるが、なんでこんな旨いもんが、と思うのである。赤ワインを左手に、右手のバターナイフに乗せたあの青かびの部分を口にしたときのなんともいえぬ刺激と香り。
ただ、おそらく質のいいブルーチーズは塩分がかなり多いのではないかと思うので、血圧が高い目の私はあまり大量に食べないほうがよいのかもしれない。
ひひひ。
上を見上げると、ホームの上屋の梁にツバメの巣。ツバメのウンチが落ちてくるので、人が通らないようにパイロンを置いてあるのだった。
それでなくとも宝塚線のなかでは乗降客が多いわりには昔のままの構内で混雑しがちなのだが、おそらくこのパイロンに文句をいう人はいないに違いない。
宝塚市の介助犬「シンシア」といい、北摂方面では最近ほのぼのとした話題が多くていいなあと思ったのであった。
今夜も豊中のロマンチック街道沿いの和食創作料理店に飛び込んでみた。このお店の真向かいは、すこし以前の元気なころにしばしば飲みに通っていたおしゃれなバーなので、今夜行ったお店はきっとこの一、二年にオープンしたのだと思っていたが、板前さん(これが若い)に聞くともう6年だという。ということは、お向かいのバーにもそれ以上きていないことになるということだ。
お店の窓からお向かいのバーの駐車場が見えて、そのバーの伝統だがかっこいい黒人男性スタッフが車の誘導をしているのが見えた。ひさしぶりにあの店にも行かねば…。
ネクタイについてはなにも問題はない。普段の私のコスチュームはジーンズにネクタイとジャケットである。一部には(多くは、か)ジーンズにネクタイが変だという声もあるが、いやなに、慣れればこれはなかなか便利なのである。
しかし、上下が同じ生地のスーツ姿というのは、自分ではなんだかパジャマのような感じで心地がよくないのであった。
ほんとの住宅街のまっただなかである。もっとも、そのあたりはごく狭い範囲でバス通りの両側が空き地になっている。タヌキさんはその両側の空き地を行き来するために道路を横断するのだろうか。残念ながら私はまだ横断するタヌキさんは見ていない。
でも、なんとなく嬉しい立て札だ。
「シカ横断注意」とか「イノシシ用足し注意」などと立て札が増えてきたら楽しいと思うのだった。
期限のある仕事が重なってストレスになり、ますます早朝覚醒してしまうのもつらい。
パートナーが夜勤でひとりの宵、木酢水を入れたぬるめの風呂にゆったりとはいって、引き絞った我慢のあとの湯上がりのビールを一本、しかるのちにキンキンに冷やした純米吟醸をちびちびとやる。アテはらっきょ。蚊取り線香の煙をたゆらせて、私の回りはもう夏である。
それで訪問看護ステーションを覗いて「車、空いてなぁい? 」と聞くと、つい先月、私の訪問診療のためのセダンが毎年車検になるのを機会に売って買った軽四が二台とも空いているという。それらはボディ色から「シロ」「アカ」と名づけられている。ステーションにはあと二台の車があって、うち一台の軽四の名前は「トッポ」(車名のままだ)、もう一台はM社の2000ccセダンで、こいつは在宅支援にはちょっと使いにくいのである。それはそうとして…。
シロを指名してその新車軽四に始めて乗った。ひと回り大きくなったボディや、いわゆるコラムシフトで足元がすっきりしたことなどで、ほんまにこれが軽四かという室内が広い立派な車。市内北部の7軒のお宅を回って約3時間。タウンユースにはもうこれでじゅうぶんすぎるほどの車と実感したのだった。
ちょっと匂いにクセがあるので好ききらいがあるようですが、と板さんがいう。いやなにヒモノとくれば食わずばなるまい、4月に札幌ではキンキの開きの旨いのを経験したし。どんな匂いかと問うと「磯くさい」のだという。それはだいじょうぶだということで、それを注文、たしかに磯の香りがたいへん強いものであったが、なかなか旨いものであった。
そして帰りに立ち寄った市場でアイのヒモノを発見。店員さんに「これはバリコと同じもんやね」と確認すると「そやなあこの大きさはアイとちごうてバリコやな」とのこと。これを買って帰った。
そして今夜これを焼いて食べた。うん、家で食ってもたしかに旨いもんであったが、じつはそのあとずっと匂いが漂って困っているのである。おそらく朝まで臭いのであろう。
で、最近とくに目立つのが「ペット可」という注釈部分。「外イヌ可」などという具体的なものもある。さすがに「屋内イヌ可」はまだ少ないようだ。それだけペットが社会的に認められてきたのか、事実が先をいっているだけなのか…。
「もし『ペット可』の家に引っ越したらまたイヌさんと暮らしますか」と食事をしながらパートナーに質問されて、私はそれをそっくりそのまま返したのであるが、うーん、ひっじょーに魅力的ではある。
「ユニクロ」でTシャツや3本 990円のソックスなどを買っているうちはよかったのだが、デパートでつい夏物のカバーール風のジャケットが気に入ってしまいカードで買ってしまったり(ま、ジャケットとしてはかなり安いのではあったが)、思わぬ散財をしてしまった。
予定があっていろいろと走り回っているときはいいが、今日のように無目的に歩いているとほんとに危険である。震災で潰れたのをみて、食器類をずっとセーブしているだけまだマシなのだが、これとていつキレるかわからぬ。
金使いの荒いのは困ったもんである。