今年は13年勤務していた病院から老人保健施設に転進したり、ニフティで二つめのフォーラム「在宅ケアフォーラム」をオープンしたり、また、いろいろな場でいろいろなお話を好き放題にさせていただいたりしました。
ちょうど私は年男でありまして、つぎの当たり年は還暦ということになっています。また、医者になってからの年数と医者になる前の年数がちょうど同じである年でしたので、来年からは医者として生きている時間のほうが長くなるわけです。最近の新しい知見になんとか乗り遅れまいとあがいているものの、専門外のところについてはなかなか追尾できていませんし、そのうえ今年からは「介護」「福祉」という分野の勉強も必要になりました。でもだんだん頭脳は衰えてきまして、気はあせれど実はできずというあせりもあります。
しかしまあ悠長なことはいっていられません。来年もみなさまよろしくお願いいたします。
※公開日誌をどうするかはまだ考え中。いずれにしましても正月三が 日はアップロードは休ませていただきますね。
しかし、暮れが押し詰まったこの夕刻、歩くのに苦労するくらいの混雑でした。注連縄やお餅、おせち用の野菜類、鯛のおかしらつきなどが出っ張って売られているのでそれも混雑に拍車をかけていました。
いやー、混んでる混んでる、さすがに年末。
バスを終点の駅前のひとつ手前で降ります。この「市役所前」から「駅前」までの間の国道がいつもは極悪に渋滞しているので、歩いてたかだか2分ほどの距離をバスだと10分近くかかることがあります。勝手知ったる通勤者は市役所前で降りてしまうのです。しかし、今日はその国道も空いていました。降りてしまってから分かったのでしかたがありませんが、やはり車も格段に少ない。
駅のホームへでると、大阪行きの急行が発車するところでした。いつもならバイトさんが尻押しするくらいなのに、今日は窓を通してむこうの景色が見通せます。立っている人がまばらなくらい空いている。私の乗る逆方向の電車ももちろんガラガラでした。
やはりご用納め/仕事納めを26日にしたところが多いとみえます。 午後になって職場の前の県道、三車線いっぱいになって渋滞しています。完全に「休日パターン」でありますな。
ところで、施設に入所なさっているのはお年寄りばかり。もし餅を喉に詰めたりしてはおおごと。私はそっと病院から器材を借り出して万一に備えていました。
でもまあ、無事終了。これで迎春準備は完了ですな。
そして最近は電子メールという便利なものができてしまいましたから、年賀メールが代用にもなります。
しかし、今年は職場をかわりましたし、しかも責任者という立場になってしまいましたので、儀礼を考えなければならなくなりまして、で、ついでといってはなんですが、プライベートのほうでも同窓生を中心にひさしぶりの年賀を出すことにしました。
もっとも、娘が凝ったのを書いているのを横目に、電脳駆使して楽しようとしています。
私の勤務する法人は、毎年29日がご用納めで1月4日がご用始めですので、今年は1日だけ得します。
もっとも、病院などの現場では、休みが長くなればなるだけ休日出勤の期間が長くなるわけで、痛し痒しというところではあります。それに、さいきんはスーパーマーケットやデパートが元旦からオープンするなどしますので、長期の休みと、日常とぜんぜん変りなしとの二極化がどんどんすすんでいくようです。
それにしても、のんきに休みの話題などしていられるのはたいへん幸せな立場であるといえます。それどころではない業界も少なくないのでしょう、このご時勢。
社会福祉協議会や市のデイサービスセンターや特別養護老人ホームや民間の訪問入浴車など、うーんと、なぜかそういう車は一瞥してなんとなく分かるのですね。ハイエースやキャラバンというワンボックスがほとんどで、ま、そういう車はいっぱいあるものの、でも分かるのが不思議です。
言ってみれば競争相手の車なので、複雑な気分ではありますが、でもまあそれでも連帯感というものを感じます。ま、私だけかもしれませんけど。
しかし、こういうのは、ほんの数年前にはなかったことで、いわゆるゴールドプランが着実に消化されているということなのかもしれません。
能勢地方では「小金餅」というそうです。私の育った河内でもこのお餅はありましたが、そういう名前だったのかどうか記憶がありません。このお餅を作ると「小金を持つ」という縁起ものだというのですが、そのお宅ではぜんぜん小金も貯まらんとのことでした ^^; そりゃそうだ、出入りする人たちにそんなにお餅を振る舞ってばかりいては金は貯らんって。
でも、旧家ではまだまだ昔ながらのお餅を作り続けておられることに感激した歳末の訪問診察行脚でありました。
この梅の鉢の隣に置いてある鉢に勝手に生えた名称不明の雑草も、なぜか赤い花をつけています。霜も降りて風にさらされている場所にあるゼラニウムはまだ白い花を持ったまま。
どうなっているのでしょうかねえ。
そうして、今日はパートナーの誕生日でもあるのでそのお祝会兼わが家の忘年会兼クリスマスパーティ。カボチャを食べてゆず湯に浸かり、要するに正しいニッポンの冬至を過ごしました。
さて、あとは新年を迎えるばかりだ :-)
どうせものすごい混雑であろうとは思っていましたし、写真や映像ではよく見ていたので、あえて行きたいとも思ってはいなかったのですが、わが家の女性たちのたってのリクエストということもあり、ま、春の造幣局通り抜けも行ってみたことでもあり、思い切って行ってみたわけです。
神戸ルミナリエはもともと阪神淡路大震災での犠牲者の鎮魂ということで始まったものですが、三回目ともなって神戸の大きな行事として定着してきたようです。阪急電車では臨時特急が出るほどの人気です。
で、やはりものすごい人出でした。で、さすがに実物は美しいもので、一度は見ておいて損はないと思いました。
私の感覚では単に月がかわるだけなんですが、この国ではそうではないようで…。
それがあと一週間あまり。だそうでーす。
寝てはいるのですがうとうとと半分目覚めたような時間がある眠りは、覚醒後に睡眠の満足感がなく、おそらく患者さんがた、とくに恒例のかたのの不眠の訴えはこういうことをおっしゃっているのだろうと思います。
現時点では、仕事のほうでもプライベートにも、ましてネットワーク生活にもそれほどの懸案事項もないので、純粋に睡眠障害だけが現われているのが不快です。ひとつだけ思い当たるのは、酒気帯び不足か :-)
でもまあ今夜はきっと爆睡するでありましょう。
ところが、今週は火曜日に施設全体の忘年会をしたため、水曜日ははじめから早出を諦め、一日ずらして今日木曜日にそれをすることにしました。しかし、慣れないということは難儀なこってす。ともかく「明日は木曜日だけれど早出なんだ」と思いつつ眠りについたら、ずーーっと浅い眠りが続いてまんじりともせず過ごしてしまいました。
初発バスに間に合うように6時少し前に目ざまし時計をセットしてあったのに、5時過ぎにはとうとう起きてしまいました。ま、いつもの早出だと朝食抜きですが、今日はしっかり食って出ました。
でも、そのぶん昼間の眠かったこと。とくに午後の外来診察で患者さんがとぎれたときの睡魔にはまいりました。思わず診察用ベッドで寝てしまおうかと思ったことです。
ああ、長生きでけへんやろなあ ^^;
クリスマスに緑と赤が溢れるようになってきたのはいつのころからなのでしょうか。わが家にもポインセチアの植木鉢がきました。ツリーとサンタの服の組み合わせが始まりなのかと思ったりもします。
ところで、千里中央にあるデパートのクリスマスツリーは、赤ではなくシックなエンジ色のリボンがついて非常に趣味のいいものでして、昨今の原色の緑と赤が溢れているなかでかえって目立ちます。
エンジ色のポインセチアがあればすぐ買うのですがねぇ。
在宅支援の施設であるという原則をなんとか守りたいという気持ちでみんなが突っ張っていまして、これからもそれを続けたいという気分を、今日の宴会でも確認できたように思います。
でも、かなりたいへんですわ ^^;