そうして、そういう一日がそのまま一ヶ月に伸びてしまったような9月でありました。初秋のいい季節、ほんとならパートナーと休みを合わせて里山歩きや京都の裏散歩などを楽しんでいたいところです。いったいこの一ヶ月な〜にをしとったんだというような時間の過しかたは、私の美学 :-) からははずれてしまっています。
ううむ。いつになったら暇を見つけられるのだろ。
映画好きの人たちの気持ちがよく分かるとともに、もてないはずだと思い続けている男の悲哀にも共感 ^^;
しかし、田中裕子さんって、エエ女優さんやねえ。
ふだん見ているのが職場のある川西近辺なので、なんと川西は車の混んだところだと思っていたのですが、いやあ、父の家のある八尾もそれ以上にひどい交通状態でありました。
要するにベッドタウンの、道路事情がそれほどよくないところは、おそらく日本中同じようなものなのでしょう。まもなく都市圏では道路はハングアップしてしまうものと思われます。おそらく。
稲穂が実って黄色く染まり、畦では曼珠沙華が満開。空き地にコスモスが無造作に咲いていて、栗の実がぼつぼつ成熟していました。一部では柿゛染まっていて、山ではススキが密集していました。
絵に描いたような秋の景色。
しかし、今日も移動距離は 100km近くありました。それなりに疲れた。
私なりにスタッフの頑張りでそれなりの業績は達成しているのではないかと思うのですが、経営陣そうは思っておられないかもしれません。でもま、私は私の判断で、月末の週末、ちょっとおやすみしてやろうと目論む金曜日の宵。
駅からバス乗り場までのあいだに公園がありまして、つい先日まではセミがやかましく鳴いていました。今夜ふと気がつくと、明らかに秋の虫の音(ね)が響いています。
先を急ぐ出勤、疲れて歩く退勤、それなりに気持ちを広げなければ回りのことが分からなくなりがちだと思いました。ここ最近はとくに「心ここにあらず」的な状態が続いていますので、もうすこし余裕を取り戻さなくてはと思った初秋の宵でありました。
「101匹ワンチャン」のビデオの返却に池田の駅前に寄り道して、それでも30分ほどで職場に着。朝の気持ちのよいポタリングでありました。
しかし、帰路はよくない。暗くなって足元が悪いうえ、無神経なクルマに気を遣わなくてはなりませんし、往路がほぼずっと下りの楽であることの反対でずっとダラダラ登りの高負荷なんです。空腹に登りはつらい。もっとも、そのぶん、晩酌のビールが旨いのはいうまでもありません。
とうぶんは自転車通勤です。
じつは我が家ではもうかなり以前からお香を焚いています。自分に合うお香の香りは気分が落ち着いて、ストレスを緩める作用があるようです。ただ、お香の欠点は、煙が出ますので風邪をひいているときなどはかなり不快になることです。ま、タバコの煙を非難している者がお香を焚くのもちと矛盾してるような気もします。
で、最近は、アロマテラピーというか、ハーブオイルを温めて香りを楽しむというのに凝っています。もともと我が家のベランダガーデンにはハーブ類がメインのようになっていますから、その香りにはなじんでます。
適度に晩酌ならびにその後の一杯で酔っ払った深夜、テーブルに置いたオイルウォーマーのロウソクの明かりでさらに冷酒を一杯。ふふふ。
夕刻、空腹をかかえてその道を家に向かっていますと、焼肉屋さんの排気の香りにたまらなくなることがあります。焼肉そのものはほとんど食べることができなくなって久しいのですが、しかし、あの、大蒜の効いた独特の香りはいつまでも食欲を刺激するのでありますね。
大阪から奈良県橿原市の大学に通学していたころ、帰りの近鉄電車を鶴橋駅で降りて国鉄(現JR)大阪環状線に乗り換えるわけですが、この鶴橋駅近鉄ホームがたまらんかったんです。焼肉屋さんの排気の香りで。大阪のかたはご存じと思いますが、鶴橋駅の高架下とその周辺は「鶴橋市場」という、大きなコリアンマーケットになっています。だから焼肉屋さんも生半可なものではなく、うーん、食っても旨いが香りも絶品だったわけです。大学も高学年になるとスれてきまして、鶴橋途中下車、ちょっと寄り道して、焼肉にビール呑みつつ、あ、イカフェとナムルもちょうだい、なんて生意気言ってたことを、今夜もバスを降りて歩きながら思い出していたのでありました。
で、そのおっさん、車から降りて横断歩道を渡りながらペッとツバ(か痰か)を道路に吐き、おもむろにタバコを出して歩行喫煙を始めました。そして、たまたま行く方向が同じだったのでタバコ臭いのぉと思いつつすこし離れた後ろを歩いていましたら、あはは、予想どおりこのおっさん、タバコをポイ捨て火を消すこともなく先を急いでいかれました。その目指すところは、場外馬券売り場だったりしたのですが、ま、この行き先についてはどーでもよろしい。
それにしても、ほんと典型的に行儀の悪いおっさんを見てしまったのでした。
今日は梅田まで足を伸ばして(日本橋までいくとよけいなものを買いそうで…)、いきつけの店で訊ねてみました。すると「倒産したメーカーのものなんで、お買い得ですけど保証がないのよん」というのがありました。ま、しゃーないかという思いで買って帰りました。結果的にはちゃんと動作したのでよかったわけです。
いや、それにしてもウインドウズ95では増設メモリの量でてきめんに動作の早さが影響されることを実感しました。
クルマ通勤をしていない私には関係ないかというと、バスに乗るのでそうとばかりはいえないのですね。終点のバス停がすぐなのにバスが動かず、乗りつぎのいつもの電車に乗り遅れる事態るのが腹立たしい。バスの無線でもほうぼうの込み具合が報告されているのが聞こえます。
こういうのを最近は「交通集中による渋滞」というようですが、いやなに「自分ひとりぐらいはとみんなが思ったために発生した渋滞」とでも言い換えたほうがよさそうだと思いますな。
新米施設なので、どのくらいの企画ができるのか、じつは心配していたのですが、介護福祉士の若者たちを中心に、なかなか充実したものになっていました。まだご家族まで巻き込んだ規模の大きなものにはできませんが、とりあえず日々積み重ねは(私などの心配はヨソに)できていっているようです。
施設の食堂/リハビリスペースはかなり広いので、そうとうのイベントでもできるでしょう。屋外の余地はほとんどありませんので、この広い部屋をフルに使ってこれからも企画できます。私はもうこういう企画をたてる「やわらか頭」を喪失しつつありますので、若いスタッフが頼りですな。
こんなに不順な気候だと、私のような健康(いちおう、ね)な人間でも体調が変になりそうですから、お年寄りや病人さんにとってはかなりつらいことだと思います。
ま、天に文句を言っても始まりませんが、しかし「変な天気」には人間の営みからも多少の影響を受けているはずですから、なるべく天に唾することはやめようと思う今日このごろなのでした。
大阪北摂/上農哲朗 (wando)
おまけに帰ったあとは、自宅のマシンの整備と、深夜まで台風情報を見ていたりして、じっさい起きていた時間はかなり長くなってしまいました。けっきょく台風は逸れたのでちょっと気が休まりました。