しかし、いちおう空腹ですし、今日はスタッフとして走りまわることが予測されましたので、とりあえず昼までの体力をつけなくてはなりません。で、途中になるJR大阪駅構内で食堂に入ってザルソバを食べました。後悔したのは、大盛りを頼めばよかったということ。ソバならけっこう食えたんでした :-)
で、ソバがくるのを待っていながらなにげなく店内を見回しますと、ま、それほど客はいないのですが、しかし見える範囲の男性客はことごとくビールを飲んでいらっしゃいました。日曜日の朝だから、まあべつにいいのですが、それにしてもすごい景色でありました。「明るいうちは飲まない」ことを決めている私ですから、べつに羨ましくもないわけですが、そーか世の男性は日曜日の朝はたいていビールなのね、と、へんに納得したのでありました。
まず、幹線道路はかなり混雑が激しい。ま、川西の道はいつも混んでいるのですが、土曜日は昼間でもひどい。そして、その混雑を避けるためか、生活道路もクルマの通行が多くなっています。往診はそういう生活道路を走って駐車しますので、平日にくらべてかなり気を遣いました。
それにしても、道が狭いのでわざわざ軽自動車で回っているのに、幅いっぱいに高級乗用車が走ってきたりすると無性に腹がたちますね。しかも、仕事のクルマ同士だとすんなり譲り合うのに、こういうクルマはなかなかその気がないようです。あるいは、狭い道では前向きにしか運転できないドライバーも少なくなさそうですけど…。
土曜日は走りたくない。
最近は個人で有線放送を引く人が増えたらしいですし、装備したマンションがあったりしますが、じつは私は身近で触るのが初めてです。
喧噪がやんださきほど、ようやく腰を据えてプログラムを見、チャンネルをいじってみました。うーむ、これはやはりいいもんですねえ。ずっとバロックがかかっていたのですが、いま、70年代ポップスのチャンネルにしました。開業したらこういうのをかけることはないだろうと思いますので、しばらくはポップスやジャズをかけてやろうかと思っています。
とはいえ、あと二日しかありませんが…。
もともとあまりしゃべるほうではありませんので、今日のような状況は難儀です。ひごろから大きな声でしゃべりまくっている人を知っていますが、タフなんですねえ。
ほんとにどうなるのでしょうか ^^; 有能なスタッフが頼りだ…
ああ、ようやく苦手な夏が終わる。
ウチの朝食は、ご飯に味噌汁、焼き魚や納豆、卵焼きという、伝統的清く正しい朝メシなんですが、ウチの娘はそれでずっと育っているのでいいものの、お泊まりにいらした女子高生諸君には合わない恐れありということで、トーストに牛乳、サラダという献立もできるようにしていたようです。
しかし、彼女らはウチの朝食をいたく気にいってくれたようで、ご飯や味噌汁をおかわりしたとのこと。うむうむ若いやつらも捨てたもんではないわい。
で、雑用消化のためにうろうろとしていたのに、ふと気がつくともう夕刻、いったい私は今日なにをしてたんでしょう。
それと、そもそもこういう場が苦手で嫌いな私、今日ほどペコペコと「おじぎ」をしたことはありませんでした。
足がつりそうになった ^^;
スタッフの打ち上げパーティをして、有志が残って屋上で猪名川花火を見ながらさらにビールを飲み、そしてみんなが帰ってから事務長と総婦長とさらにダベって、ふと思いついて湯の張ってある5階の風呂に入ってきました。文字どおり一番風呂 :-)
帰宅したら日付が変っていたのだった。
真夏の間はなんとか冷房を我慢してきた我が家ですが、ここ数日はもう我慢が不可能になってしまっています。冷房を切っての睡眠は、しばしば目覚める寝苦しさ。熟睡感はほとんどありません。
この暑さはいつまで続くのか、明日はいよいよ老人保健施設の開所式典で礼服を着用しなければなりませんが、うーむ、黒いスーツを着なければならないと想像しただけでまた汗が…。
いまオープン準備をしている老人保健施設に「医療監視」がきて、いろいろと係官からいぢめられている夢。とうとうキレてしまって「おまえらみたいなわかぞうに何がわかるねん」と開き直ってしまって、事務長から服のうしろを引っ張られている夢。リアルすぎてあせりました。
けっこう自分はノーテンキだと思っていたのに、なんだか人並みだと分かって、安心するやら落胆するやら。
私がいちばん変だと思うのは、なんで平日のまっ昼間にパチンコ屋さんが満員なんだということ。ついでにゴルフの打ちっぱなし場もけっこう人が入っています。
うーん、誰なんだ、そういう時間帯に平然と身体を動かせているのは。
このブロマイドは、パートナーの趣味なんですな。彼女は、ヘップバーンや、ドロンや、マストロヤンニなどが好きなんです。ま、男優さんたちはともかく、じつは私もヘップバーンはエエなあと思い続けてまして…。
映画「マイ・フェア・レディ」でのヘップバーンに完全にいかれてしまって、そのまま何十年。私の容貌/性癖をご存じのかたが読んだら大笑いなさるかもしれませんが、私はときに唐突に似合わぬ映画に入れこんでしまいます。それほど多くはありませんけど。たとえば「卒業」とか「ひまわり」など。ふだんはド派手なアクションものやSFものしか見ないくせに、なんでなんか自分にも分かりません。「マイ・フェア・レディ」もそのなかのひとつです。ヘップバーンは唄が下手で、唄う場面での声が「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンズ」(どっちも何度も見たなあ)のジュリー・アンドリュースであったというような話はどうでもよくて、いやー、あの魅力は私が歳をとっても強い印象が残ってます。
で、我が青春時代から惚れ続けている女優さんを、我がパートナーがやはり好きであるというのは、あはは、なんだか複雑な気分ではありますなあ。
んでまた診察が忙しかったうえに、その後もなにかれと雑用らしきものがどんどん入ってしまって、ふたたびふと気がつくともうスタッフが退勤する時刻になっていました。
うーん、今日はいったい何をしたんだろうか。
で、私のような「旧ヲタク系」おじさんが好きな店の話です。ずーーっと昔、私がまだ新米の研修医だったころ、学会などで上京したときの楽しみは、東京駅の近くの八重洲ブックセンターであり、神田の交通博物館であり、渋谷の東急ハンズでありました。とくに東急ハンズに行きますと、胃が痛くなるほどの興奮が続いて苦しくなったのです。だから、大阪地下鉄の江坂にハンズができたときには歓喜したもんです。
で、東急が出てきたら西武も黙ってはいない。西武百貨店が関西私鉄の要所に出店し続けたあと、梅田にとうとう「LoFt」ができました。ヲタクおやじはもうただちにでかけていって、「静のハンズ」に対する「動のLoFt」という感じを受けてまたまた喜んでしまったのでした。
で、なにがいいたいのかといいますと、今日ひさしぶりにLoFtに行ったのですわ。知り合いの日本手拭い作家から譲っていただいた日本手拭いをディスプレイするための額を探すのが主目的だったのですが、ま、とうぜんながら思わず4時間も歩き回ってしまったことでした。
ハンズに比べて若い人向きという印象が強い店ですが、なかなかどーして、ヲタクおやじとヲタクおねえ(パートナーのことです―間違ってもヲタクおばさんと言ってはなりませぬ)にとってもなかなか楽しい場所です。収穫は、鋳物製の香炉、ちと粋なマグカップ、変わった洋服ハンガー、そして額。
いやはや楽しい午後でしたぜ。
思い返しますと、老人保健施設へ異動前の病院に着任した直後に一週間ほど休ませていただいたあと、もういちどサイパン旅行で4日間休んで以来でした。
しかし、スタッフがオープンに向けて煮詰まりつつある時の休み、あけて今日出ていったら、なんとなく取り残されたよう感じがあってつらかったですな。ま、来週というか、明日(日曜だけど)から出て追いついていきますが…。