朝顔の育て方

1.種まき
5月上旬に行うのが一般的ですが、4月末から6月中なら大丈夫です。種を一晩〜一日水につけてからまきます。土は水はけが良く、保温性の良いものを選びます。まだ肥料はいりません。種は1〜2cm位の深さにまき、土をかけ、たっぷり水をやります。土はふわっとかける程度にしましょう。直まきでも苗床でも良いです。1〜2週間で双葉がそろいます。発芽温度は20度以上。


種のまき方

2.移植
苗床にまいた場合、双葉のうちに鉢か地面に植え替えます。根が細かくて切れると再生しないので、土ごと植え替えます。水を毎朝やり、2週間に一度液肥をあげると本葉も増えてきます。

3.摘心と小ヅルの剪定
本葉が8枚出たところで、先の芽をもぎ取ると小ヅルが枝別れしてきます。その中で一番丈夫な一本を残し、残りは切ってしまいましょう。つるが伸びたら棒を立てて誘導してあげましょう。

4.つぼみをつける
朝顔は夏至を過ぎて日照時間が短くなったのを感じて、つぼみをつけます。8月以降が旬なので、咲かないとあせらずに待ちましょう。葉の根元に小さいつぼみがつき、それが大きくなってきます。また、このころは小ヅルがたくさん伸びてくるので切って下さい。そうしないと大輪は咲きません。

5.花が咲いたら
花がつきにくくなるので肥料はやらなようにしましょう。

6.種を取る
実が茶色になったら取って乾かし、保存します。

  • 園芸書でも意見の別れるのが、水のやり方。本葉が出てから花が咲くまで、乾かしぎみに育てるか、水をたっぷりやるか…お好きな方でいいと思います。真夏は朝、水をやってもしばらくすると土がカラカラになってしまうので、朝夕2回やってもいいかもしれません。
  • 我が家の失敗談…雑草を抜かずにほおって置いたら、すごい状態に!名前も分からない草が巨大に成長してしまい、抜こうにも抜けなくなってしまいました。雑草を見つけたら早いうちにぬいておきましょう。
  • 真夏の暑い日には葉がしおれたようになってしまいます。そのままでも特に問題はありませんが、気になるようでしたら、すだれをかけて少し日影を作ってあげてください。


ツルがのびるまで

成長過程1 成長過程2 成長過程3 成長過程4
成長過程5 成長過程6




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