Flashで描いたイラスト(ベクターデータ)の特徴

ベクターグラフィックスとは?

Flash 内で描いたイラストデータは、ベクター形式と呼ばれるデータ形式で保存されます。
ベクター形式のデータはどれだけ拡大・縮小・回転等を繰り返しても画質が劣化することなく、美しいままです。
また、イラストを何度も使いまわす事ができたり、ファイル自体のデータサイズも小さくて済むため、インターネット上で閲覧するためのアニメーション制作には、最適なデータ形式といえます。

下のイラストは、ベクター形式のデータで描かれています。
試しに画像の上で右クリックし、表示されたメニューの中から「拡大」をクリックし、それを何度か繰り返してみて下さい。
画像が拡大されても全く画質が劣化する事無く、美しいラインのままなのがおわかりでしょうか?
さぁ、皆さんもベクター形式で絵を描いて、拡大・縮小させて遊んで見ましょう。
ちなみに、目の部分を拡大していくと、おもしろいものが現れるかもしれません。

別の項目で詳しく説明したいと思いますが、ベクター形式を採用している他のソフトで描いたイラストを、ベクターデータのままでFlash 内に取り込むことも可能です。
ちなみに上のイラストは、「Adobe Illustrator」で、ベジェ曲線を用いて描いたものをFlash 内に取り込みました。
同じベクター形式のデータであっても、各ソフトによって描き方のルールなどが違います。
自分が求めるタッチのイラストを、最も的確に表現してくれそうなソフトを探してみるのもおもしろいかもしれませんね。