はじめに

Flash でイラストやアニメーションを制作する前に、基本中の基本である、二つの部分を説明しておきたいと思います。
一つ目は、Flash ドキュメントのサイズの設定方法です。
二つ目は、Flashインターフェイスにおける、各部の名称と簡単な使用方法です。

また、当サイトでは「FLASH 8」を使用することを前提として説明していきますので、それ以前のバージョンを使っている方には、説明が噛み合わない部分もあるかと思いますが、ご了承下さい。

Flashドキュメントのサイズの設定方法

Flash ドキュメントのサイズは、アニメーションを制作した後から変更することも出来ますが、作り方によってはサイズ合わせ(縦横の比率あわせなど)が大変な場合もあります。
アニメーションを表示させるWEBページの都合などで、サイズがすでに決まっている場合も多いかと思いますので、新規ドキュメントを作成する際、あらかじめドキュメントのサイズを原寸で設定しておく方が無難です。
設定の方法は簡単です。
Flash を起動させると、まずスタートページが表示されます。「新規作成」の「FLASHドキュメント」をクリックして下さい。
これで新しいFlash ドキュメントが作成されました。
次に「修正」メニューの「ドキュメント」をクリックすると、「ドキュメントプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。ここで最終的にパブリッシュする際のサイズ(幅と高さ)を入力します。
他に、ドキュメントの背景色もここで指定する事が出来ます。
また、フレームレート(一秒間に何フレーム表示させるか)もここで指定します。
フレームレートの数値を増やすと、なめらかな動きのアニメーションが作れますが、処理速度の遅いパソコンだと、設定した速度で表示出来ない場合があります。
いろいろな環境を考えると、15~30(fps)ぐらいの間で設定するのが理想だと思います。
設定が終わったら、「オーケー!」と言いながら「OK」ボタンをクリックしましょう。これでステージの大きさが、設定した通りのサイズになっているはずです。

FLASHインターフェイスにおける、各部の名称と簡単な使用方法

当サイトの中では、Flash で使用するツールなどの各部の名称が頻繁に出てくるかもしれません。
そこで下記のFlash に、一般的な各部の名称と、簡単なはたらきをまとめてみました。
わからない言葉や、そのツールがどこにあるのか、または逆にこのツールの名前は何なのかなど、気になった時にはこのページを開いて確認してみましょう。