かまどの
基礎知識

かまどまたは焚火台の準備
直火がOKの場所なら現地で石などを利用してかまどを組む。直火禁止の場合、焚火台を用意することになる。
ひと晩、焚火をしつづけ時に出る置き火や灰ははんぱな量ではない。最近では、いろいろなメーカーから焚火台が出ているが、野外料理を前提とした本格的な焚火にはまったくむかない。大体が小さくできている。ひと晩、薪を燃やしたら、どれだけ灰が出るのかわかっているのかしらん。 市販の焚火台は調理からキャンプファイヤーまでするようなことはまるで考えていないから、まったくの容量不足だし、火のコントロールがしにくいので料理するのは難しい。暖をとるだけならいっこうにかまわない。

すがPAPA流はこうだ。いつでもどこでも本格的な焚火をしたいし、ワイルドな野外料理も作りたい、後かたずけも簡単なほうがよい。もちろん自然へのローインパクトが基本。
ということで一斗缶をふたつ合わせて、オリジナルの焚火グリル(焚火用移動かまど)を自作した。これがあれば、直火禁止のキャンプ場でもだいじょうぶなはず!?なんといっても、あのコールマンがプロデュースした、白河の「レジーナの森」でも大丈夫だった。

すがPAPA流「焚火グリル(焚火用移動かまど)」の製作をお勧めする。
作り方は上の文字をクリック。

石組みかまど

コの字石組み 代表的な形状のひとつが、コの字に石を組む方法でこれはひとつの鍋などを熱するには効率がよい。
大きめな石を6〜10個ぐらい用意をして中に40cm四方の空間ができるようにコの字型に組む。風上が開くようにする。高さは薪の大きさにもよるがキャンプ場で調達できる薪なら、20〜25cmの高さで十分だ。あまり高くすると燃焼効率が悪くなる。
平行石組み もうひとつの代表的な形状は、石をある程度の間隔(40cmぐらい)を開けて平行に積む方法。これはひとつのかまどに複数の鍋をかけるのに都合がよい。風上と風下が開くようにセッティングする。空気が通り易いので、より大きな火力が得られる。
安定感があり、高さが揃うように石を組むことが大切。
キャンプ場によってはブロックやU字溝を用意しているところもある。でも、できるだけ焚火台を用意してしよう!ローインパクトを志すならバーベキュー用の鉄板等を下敷きにして、その上にを石を組む方法もある。