原木がやってきた!

毎年、2月頃になると、薪の原木が届く。 ここに移り住んだ当初は、けんめいに薪集めに励んだものだが、遠距離通 勤の勤め人ではおのずと限界がある。自力での薪集めはあきらめて、今ではすっかり地元の森林組合のお世話になっている。 注文する量は20石。6トン車一杯分になる。20石は、2.78立方メートルの物体が2個あると考えれば理解しやすいだろう。(1石=0.278立方メートル)20センチ径程度の原木だけなら割りやすいのだが、中には直径40センチ超の大物もときおり混じる。

コナラやヤマザクラが主体だが、時にはリョウブやエゴなどの雑木も混じる。 そんな時は量がいくぶん多めで届く。写真でわかるとおり半端な量ではない。
我が家が年間使用する薪の量
はおよそ、5トンから5.5トン。原木をチェンソーで35〜40cmに玉 切りにしてから、斧で割る。春から秋にかけてコツコツと割ってゆく。

伐採後、1.5〜2年間乾燥させるので 、常に2年分の薪を確保しておかなければならない。だから、森林組合はとても有り難い存在なのである。