愛しの薪ストーヴ(1)
僕の愛しの薪ストーヴはコンソリーデ-テッド・ダッチウエスト社製のFA405<SENECA>。米国ニューイングランド地方。 カナダとの国境に近いバーモント州生まれの薪ストーヴだ。
この<SENECA>の 赤いホーロー仕様、現在では生産されていない。ログハウスのプランを練っていたときに、薪ストーヴを入れるならこれだ!と閃いた。しかし、プランがまとまって、輸入元のコンソリーテッド・ダッチウエスト・ジャパンに発注しようとした時には、なんと、すでに生産中止!!そんな〜、赤いストーヴは他社の物もあるが、どうしても赤の<SENECA>が欲しい。

諦めきれずにもう一度電話をすると社長のY氏が電話口に出てた。「撮影用に一度火を入れたものならある」とのこと。ラッキー! これが日本で最後の一台だ
ログハウスの着工は半年以上先なのだが、とにかくお願いして譲ってもらうことにした。しかも新品の10%オフ。さらにペデスタルスタンド付き、輸送費込み!

取り付けまでの間預かってもらうことになったが、手付け金もなく、快く引き受けていただいた。 ダッチウエスト・ジャパンのY社長に感謝である。
北海道育ちで、だるまストーブしか知らなかっ僕がいちばん驚いたのが、その高性能。煙までも燃やしてしまい、 その熱効率は75%を超える。 鋳鉄のストーヴ本体が熱せられで出る輻射熱とゆっくりと吐き出される対流熱で、8600kcalの熱量 を発生する。ちょっと薪ストーブらしくないデザインだが、そこがまた気に入っている。

那須塩原も日一日と春めいてきている。真冬ではないので24時間フル稼動とはいわないが、後一ヶ月は楽しめそうだ。