| 目次へ戻る|| 沼沢湖向沼キャンプ場聖ケ丘高原キャンプ場箱の森プレイパーク


1992/5/3〜5

沼沢湖向沼キャンプ場
福島県大沼郡金山町沼沢
0241-55-3140


 5月3日(金)晴れ時々曇り

待ちに待っていたゴールデンウイーク。いろいろ忙しく、これ が今年の初キャンプ。去年、川越で買った鉄鍋も使いたいし、テントも7年ぶりに新調した。スポルディングのカナディアンドーム#200、サイズも 重さも今までの1/2だ。 寝袋も人数分そろった。さあ出発だ。

天気予報では晴天が続くとのことだが、山の天気は当てにならない。渋滞を避けて朝3時起き。3時半に自宅を出る。さすがにこの時間では車の数は少ない。5:30に西那須野ICを下りて、国道400号線湯の香ラ インを走る。あたり前のことだが、お店はどこも開いてない。途中で、ちょっと懐かしくて、上三依駅へ寄る。子供たちはきずかずにグッスリと眠っている。只見町青少年旅行村に行く途中に、一度寄ったことがあるが、あれから三年が過ぎた。六年生だった元気も、もう中学三年だ。来年は受験、今年のキャンプはこれっきりだろう。

会津田島を過ぎ、400号線をひた走る。山道に入る。国道とは思えない 細くクネクネの道だ。ところどころに残雪があり、荒涼とした風景が続く 。峠を越え、道は野尻川沿いに伸びる。昭和温泉の共同浴場を過ぎて、ぼつぼつつく頃なのだが、なかなか湖らしきものが見当たらない。もう4時間近くも走ってるせいか、チョッとイライラする。そして7時30分、や っと沼沢湖到着。晴れてはいるが、すごい風だ。気温もかなり低い。

オートキャンプサイトの一番奥にテントを張る。山陰になっているので、風の影響がほとんどない。運転しっぱなしだったので腹がペコペコだ。その辺の木を拾ってまずはたき火。さあ朝飯だ。

朝飯は焼きそば。去年買った鉄鍋を初めて使う。川越で見つけたものだけど、普通の鋳物の鍋に比べて鉄の厚みが薄いもので、今ではなかなか手に入らないないらしい。鉄鍋は炒めものでも、煮物でも、揚げ物でも何でも使えるから最高に便利なのだ。たき火を使って料理するぼくらのキャンプ には欠かせないアイテムだ。しっかり鍋を焼いてから使う。

焼きそばの命は何といっても火力だ。強い火力で一気に炒めると麺がシャキッと美味しく焼ける。だから、ガンガン燃やしたたき火で作る焼きそば は最高なのだ。朝ごはんを食べてから、管理棟へ手続きをしに行く。。一泊2,000円。

計2,000円なり。薪3束900円なり。 時間がたつにつれ、気温も上がってきた。それでも何となくたき火のそばにいる。お母さんはテントでグーグー寝ている。朝早かったので疲れたのだろう。元気はのんびり本など読んでいる。まったく活動的じゃないやつだ。元子と麻子はたき火をいたずらしたり、湖で遊んだり、一時もじっとしていない。

昼飯は、カップヌードルとお餅。と、とうぜんビール。お餅は醤油マヨネーズで食べたけれど、これがなかなかのもの。

特別有名な名所もないので、その辺を散策したり、マウンテンバイクで遊んだり、午後はのんびりと過ごす。ただ、雲の流れが速く、日が照ったり、 陰ったり、時々雨まで落ちてくる。

3時過ぎ、小雨のなかを近くの温泉へ行く。近くといても歩く距離ではないが、JR只見線沿いに早戸温泉というのがある。「つるのや旅館」の湯 舟が本に載っていた。途中、道に迷って会津宮下までいってしまったが、 無事に到着。これがまた、すごいところなんだ。湯舟がぬるぬるで、カルシウムか何かが固まって、こびりついている。それに赤く濁ったお湯。熱い。水道がついてないので頭も洗えない。古くっからの湯治場らしく、つるのや旧館は今にも倒れそうな木造の建物。よどんだ只見川の深緑の色もチョッと不気味。それでもとりあえずは、さっぱり。一人300円なり。

5月4日(月)曇り時々晴れ

食事の後、会津川口のガソリンスタンドへ給油がてら付近の散策に出る。
国道400号線をさかのぼり玉梨温泉に向かう。ここは共同浴場になっていて、いわゆる温泉センターのような感じで、ここでひと風呂。こ綺麗な湯舟で、さっぱりしてから「からむし会館」へ。

昭和村の特産のからむし織りは、麻に似た植物繊維の織物で、昔は着物を織っていたという。が、手間のかかるもので今は観光向けに作っている。村おこしで復活させたのか知らん。それにしても閑散としていて、訪れる人も少 ないようだ。
金山町の自然教育村も開店休業状態で、辺鄙な土地にもかかわらず観光に活路を見いださざるを得ない町の状況がかいま見られて、せつないものがあった。

お昼は、玉梨豆腐。見るからに分けありの店構え。豆腐やさんなのだが、できたての豆腐を食べさせてくれる。青ばと豆腐、地豆豆腐、そしてふきよせ豆腐。こんなおいしい豆腐を食べたのは初めてだ。会津若松あたりからも買いに来るらしい。

テントサイトの回りで、わらびを摘んだ。最初はなかなか見つけることができなかったが、だんだん要領がわかってたくさんとった。夕げのみそ汁 は当然わらび。なかなかの味ではあった。

5月5日(火)晴れ

渋滞を嫌って早朝5:30にキャンプサイトを出発。西那須野ICに入ったのが7:30、岩槻IC9:00→自宅到着9:30。渋滞ゼロ、あっという間に現実に引き戻された感じだが、渋滞でせっかくリフレッシュした気分がマイナスになるよりは絶対に良い。のんびりキャンプ道具の片付けて、連休最後の半日を過ごす。さあ、明日からまた仕事だ。

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1992/8/9〜11(工事中)

聖ケ丘高原キャンプ場
長野県東筑摩郡麻積村聖高原
0263-67-2133


8月9日(金)晴れ

8月10日(土)晴れ


1992/11/23〜24(工事中)

箱の森プレイパーク
栃木県那須郡塩原町中塩原字箱の森
0287-32-3018


11月2日(土)晴れ

11月3日(日)晴れ

11月4日(月)晴れ