1999.07

野遊び焚火隊「竹の子狩りツアー'99」

6月某日、朝から細かい霧雨が降り続いている。梅雨時だからしようがないが、やっぱり今年も雨。恒例の行事になっている、この時期のタケノコ狩りツアー。行き先は東秩父村。友人のI氏の実家だ。実家とはいっても、今は誰もすまない廃屋。
メンバーは元テニスの相棒&キャンプ友達のI氏夫妻と学校をサボってついてきた中3の息子、I氏のポン友S氏夫妻、アフリカで事故って奇跡の生還を果たしたT氏夫妻(かっこいい!)、そして僕ら二人の総勢9名。多少入れ替わりはあるがおなじみのメンバーだ。
急斜面にたてられた家。その下が今は蔦や雑木でジャングル状態になってはいるが、かっては畑だった斜面。さらにその下の急斜面にうっそうとした竹林がある。

根曲がり竹(たぶん?)のタケノコは直径4〜5cm位で、1mほどに大ききなっても味噌汁などにいれて食べられる。もちろん小ぶりな方が旨いのはいうまでもないが。始めてここに来たとき食べた、とれたて焼たてのタケノコの味は忘れられないものになった。斜面を下りながら目をこらして探すが、なかなか見つからない。かなりイノシシにやられている。いっけん普通に生えているように見えるが、いちばん表の皮だけ残してきれいに食べられているのだ。うまいぐあいに食べるものだ。そして、ところどころに5cmほどのウンチが!誰かがふんじゃったって〜(糞だけにみんな憤慨!なんちゃって)

MAMAは異常に目ざとくタケノコを見つる。子供の頃よく掘ったのでなれてるのだ。田舎の人だから。「あなた掘る人、私見つける人」てな感じで、僕&男共をしきっている。
およそ1時間。去年ほどではないが、そこそこのタケノコをゲット。斜面をはいずりまわっての一時間だからけっこう疲れます!
留守部隊の料理もでき上がったみたいだ。
今日の料理は海老いりつみれ鍋、豚ひれ肉の味噌焼、わが家のローストビーフとイカの玉ねぎ焼き、その他いろいろ&アルコール。
久保田の千寿が今日の目玉。もちろんワインもビールもたっぷり。
さあ!待ってましたの酒盛りだぞ〜。まずは乾杯!!
ちなみに、この写真の「焚火グリル」は僕の作った一号機だ。二号機の完成で、ここ東秩父に里子にだしたものの、まだまだ現役で使える。 鉄板に穴が開いてしまったもののやはり愛着がある。
これで焼いた、焼きタケノコは最高!辛子味噌でいただきました。
我が家自慢の大鍋も大人数で活躍です。

日頃のストレスを発散するわけではないが、それぞれが楽しんでいる。みんなの顔がかがやいている!うちのmamaが一番楽しそうだけどね!
僕にとっては、このツア〜は車を運転しなくてもいいので、日帰りだがしっかり飲むことができる。カップ代わり竹筒がまたいい味だしているでしょ!もう、すっかり出来上がってしまいました。

目がたれぱんだ状態!
きょうもよくたれています〜