1999.06 |
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すがmamaがば〜ばになった日! |
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そこですかさず、すがmama。「赤ちゃん大好きだから、いつ預かってもいいよ〜ぜひぜひ!!どうせ、暇な主婦だから〜」。ふつう、初対面の人間にわが子を預ける人はなかなかいない。まして、飲み屋で知り合った変なオバサンには。 |
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しかし、我が、すがmamaはおかまい無し。「来週、再来週?」「いつでもOKだよ〜」と日本酒を片手に積極的に売り込みをしている。変な人だな〜と思ったのだろう。そうそうに帰ってしまった。 そう、すがmamaは赤ちゃん大好き人間なのである。どこの子供であろうが借りてきては喜んでいる。僕のとても大切にしていたTOMICAのミニカーがいつの間にか近所の子供に渡っていたり(とほほ)。 それから半月、S氏から突然の電話。 どうしても預かってくれる人がになかったらしい。苦肉の策でmamaに電話が入った。今日一日預かって欲しいと。すがMAMAの喜ぶまいことか。まるでわが孫を迎える様に大はしゃぎ。 彼女の名前は麻衣ちゃん。まだ4ヶ月で寝返りもうてない、できたての赤ちゃんだ。これがまた可愛いのだ。その日から我が家はみんな麻衣ちゃんのファンになってしまった。 |
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特にすがMAMAは重傷。週末になると必ず麻衣ちゃんに会いたいな〜と言い出す。そしておもむろに受話器をとって「もしもし麻衣ちゃんいますか〜、麻衣ちゃんに会いたいです。貸してください!」と電話をするのである。 犬や猫ではあるまいに、「mama、貸してくださいはないんじゃない?」と僕は思うのだが。 わざわざ迎えにいって、乳母車に乗せてつれて帰ってくる。離乳食を買ったり、散歩につれていったり、買い物につれていったり、だっこをしては近所に見せびらかしたりしている。すっかりば〜ばをしているのである。 自分の子供の時は育てるのが精一杯だったのだろうか、3人も育て上げてこの歳になると余裕なのである。都合のいい時だけ可愛がれるから気が楽で良いと。孫は可愛いというがこんな感覚なのだろう。きっと。 そしてついには、一泊(たぶん無理矢理頼んだと思うのだが)預かることになって「お泊まり会だ〜」「レンタル麻衣ちゃんだ〜」とかいって、食事をやっては大喜び。お風呂に入れては大しゃぎ。 12月の誕生日にはもうすぐ歩き出すはずだからと、デパートに靴を買いにいってプレゼント! しかし、子供は育つものだ。あの時寝返りもうてなかったが、もうちょこちょこと歩いている。片言のおしゃべりもするようになった。自我が目覚めてきたのか我がままもいうし、甘えもする。最近では麻衣ちゃんではなく、「麻衣の介」と家族みんなで呼んでいる。 |
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そして週末になると「もしもし麻衣ちゃんいましたか〜、貸してください!」 |
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(写真もずいぶん貯まった。おおきくなったら、CDに焼いてプレゼントでもしてやろうかと思っている今日この頃である。僕もすっかりじ〜じになってしまった。らしい) |
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