2000.11
思いがけないハッピーバースディ

その土曜日。いつものように仕事を終え、上野発20時26分の新幹線で帰る。21時37分那須塩原着。久し振りにゲストのいない週末。風呂から上がりちびちびと日本酒をやっていた。
外でタイヤの軋む音がした。こんな時間にいったい誰だろう。
「お父さん、誕生日おめでとう!」「ハッピーバースディ!」。 なんと、3人の子供達と長女の彼氏が、僕の誕生日を祝いに、わざわざ那須まで来てくれたのだ。どこからかかお寿司が出てきた。思いがけない、うれし誕生パーティ。仕掛人はmama。

プレゼントをもらう。長男の元気からは、卓上で使える「炭火焼きコンロ」。長女の元子からは「ミッキーのジグソーパズル」。彼氏と一緒に作ったそうだ。次女の麻子からは、パンダのケースに入った「パズルカレンダー」。ほんとうにありがとう。

つぎの日は、庭で焚き火をしながらのブランチ。mamaの得意なキノコ汁。長女の彼氏の薪割りの仕方を伝授。久し振りに家族揃って、日溜まりの中で楽しい時間を過ごす。

ログハウスで迎えた初めて野誕生日。充実した日々の1ページ。

若いつもりでいたがいつのまにか50才になった。

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