2000.08
初めてのきのこ狩り体験！
8月27日（日）快晴。かねてから申し込んでいた「きのこ狩り体験」の日だ。那須の寺子にある「草花宿（そうかじゅく）」という、おしゃれなお食事処といったらいいのか、山菜や那須牛など、この土地でとれる素材をメインにした料理を出してくれるお店が主催するイベントだ。
棒らの家の周りにもいろいろなきのこが立つが 、たぶん毒きのこだとは思うが、よくわからない。何でも経験！と参加してみることにした。なにしろ初めてのきのこ狩り、わくわくしながら8時過ぎに家を出た。 （右は草花宿の入り口）
参加者は20人ほど。自己紹介の後、オーナー夫妻からきのこ狩りのレクチャーを受ける。
栃木県では「ちたけ（ちちだけ」というきのこがなぜか異常な人気で高値で取り引きされている。きのこの図鑑にもそのように書いてあるから本当なのだろう。確かに、道の駅や農産物直売所に行くとワンパック2000円〜3000円で売っている。いままで見たことのないきのこだったので興味はあったが人の話を聞く限りでは美味しいらしい。
きのこの傘を傷つけると乳のような白い腋が出るので、すぐ見分けがつくそうだ。
さて、いよいよきのこの山に到着。「ちたけ」を目指してがんばるぞ〜」と気合いを入れるmama。
林の中を探し歩くがなかなか見つからない。毒か否かは後で地元のおじさんが判定してくれるので、とりあえずきのこと見ればすべて採ることににした。
場所を移動しながら3時間ほど探したが、残念ながらめぼしい収穫はなかった。ここ１週間ほどまったく雨がなかったし、気温が例年より高すぎるので条件が悪かったようだ。
左の写真はオシャレな毒きのこ。右は僕らのとった唯一の「ちたけ」 。参加費がひとり3000円だから、一本6000円の貴重品である。

昼食はきのこ汁。焚き火を使って調理をするのだがオーナーの段取りが悪くて火がマトモにおきない。焚き火フリークのぼくとしては見ていてちょっとイライラ。お腹がぺこぺこなのに昼飯がなかなかできない。 ほかの参加者もちょっと白気ぎみ。お金をとったイベントなのだから 、もっと段取りを考えてほしい。（炎天下、ビールも飲みたかった〜）

食べるものも少なく、味もイマイチ。せっかくきのこ狩りが最後の食事ででちょっとつまらないものになってしまった。

最後は案内のおじさんの挨拶。冷たいビールが飲みたい〜とそうそうに帰路につく。
貴重な「ちたけ」は、夕飯の味噌汁に入れて食した。いい出汁は出るものの、肉のほうはぼそぼそといてあまり美味しいものではなかった。なにか美味しい食べ方があるのかも知れない？

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