MRTGをMacOS X 10.3で動かしてみる。
Multi Router Traffic Grapher
その1.
まずは、MRTGをビルドしてインストールする。
元ネタはこちら。→ http://www.stepwise.com/Articles/Workbench/2001-11-13.01.html
以下、元ネタの要約です。
以下、デベロッパーツールがインストールされている環境で、rootになって実行。
前準備。
MRTGと必要なライブラリをビルドするためのワークディレクトリを作成。
mkdir build-mrtg
cd build-mrtg
インストール先のディレクトリを作成。
mkdir -p /usr/local/share/man /usr/local/include
/usr/local/bin /usr/local/lib
必要なライブラリをビルドしてインストールする。
jpeg-6b -- JPEGを扱うためのライブラリ?
ftp://ftp.uu.net/graphics/jpeg/jpegsrc.v6b.tar.gz
gnutar -xzf jpegsrc.v6b.tar.gz
./configure
make
make install mandir=/usr/local/share/man
make install-lib
ranlib /usr/local/lib/libjpeg.a
libpng -- PNGを扱うためのライブラリ?
http://www.libpng.org/pub/png/libpng.html
から辿って、
libpng-1.2.5.tar.gzをダウンロード。(MacOS用のバイナリもあるからそっちでもいいかも。)
gnutar -xzf libpng-1.2.5.tar.gz
cp scripts/makefile.macos ./Makefile
perl -i.pre -p -e 's/-current_version \$\(PNGVER\)//g' Makefile
make ZLIBINC="/usr/lib" ZLIBLIB="/usr/lib"
make install
ranlib /usr/local/lib/libpng.a
GDをビルドしてインストールする。
GD --
グラフを作成するライブラリ。出力はPNG/JPEGのイメージファイル。
http://www.boutell.com/gd/http/gd-2.0.15.tar.gz
./configure
make
make install
ranlib /usr/local/lib/libgd.a
MRTGをビルドしてインストールする。
http://people.ee.ethz.ch/~oetiker/webtools/mrtg/pub/mrtg-2.10.5.tar.gz
perl -i.pre -p -e 's/\<malloc.h\>/\<sys\/malloc.h\>/g'
src/rateup.c
mv libgd.2.0.0.dylib _libgd.2.0.0.dylib
→ sharedなライブラリがいるとconfigureが失敗する。
libgdを./configure --disable-shared とすべきだったのか?
./configure
make
make install
その2.
監視対象として、とりあえず自分自身(MaxOS Xの載ったホスト)を使うので、
MacOS XのSNMPサービスを起動する。
MacOS X 10.3ではデフォルトの状態でSNMPサービスが起動していない模様。
ダメじゃん。
コマンドプロンプトで、
$> snmpd
するとデーモンが起動する。
(デーモンのバイナリファイルは/usr/sbin/snmpd
getコミュニティ名はpublic。
setコミュニティ名は指定してやんなきゃダメ(だと思う)。
詳しくは、man snmpdを参照のこと。
アップルのTILも参考になる。(MacOS Xサーバ向けの記述だが、基本的には同じでしょう。)
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=107012
だ。)
と、思ったが、なんか巧くsnmpが動いてないよー。
snmpgetがsecurityホゲホゲとか言って動かねぇー。
なので、しばらく中断!!
その3.
MRTGをとりあえず動かしてみる。
あんだーこんすとらくしょん!!
このドキュメントを書いた人:ちょくよん