バンデージキューブを作ってみましょう


最初に作ってみるのは、 バンデージキューブ(※海外サイトにつながります) が楽だと思います。パーツをつなげることで回転できる方向に制限をつけて、 難しくしています。制限をつけると簡単になりそうなものですが、 実は私は未だに確実に揃える方法が見つけられないです。
もちろん同サイトから買うこともできるので、欲しい方は購入してみても いいかもしれません。送料込みの金額で、且つクレジットカードで購入できるので。 かく言う私ももちろん持ってます。思ったよりも回転がスムースなので、 使い勝手はかなりいいです。

で、どうせ作るなら同じものではなく、 違うつなげ方をすることで別のパズルにしてみましょう。
表のパーツは26個、上のバンデージキューブは1個だけが単独で動くようになっていて、 代わりにセンターパーツ2個+エッジパーツ1個の3個がつながったパーツがあり、 残りのパーツ22個が二個一のパーツになってます。
そのままでは難しいので、4個のパーツを単独にして、残りの22個を二個一に するようにしてみましょう。

こんな感じでどうでしょう。 バンデージキューブの拘束状況を変える時は、 まずマスキングテープなりセロハンテープなりでくっつけてみて、 動きに問題がないか確かめてから取りかかりましょう。
拘束する数を減らせば、簡単になっていく(==通常のルービックキューブに近付く) はずです。

動作確認のために、マスキングテープで拘束 して動きを確認してみました。
問題はなさそうなので、この形状で作ってみましょう。

表面に貼るシールについても考えておきましょう。
カッティングシートで仕上げるとルービックキューブのように表面にテカリのある 良さげな感じに仕上がるんですが、 カッティングシート自身に色のバリエーションが少ないこと、 カッティングシートが手に入れにくいこと、等を踏まえて、 手に入りやすいもので代用することを考えてみましょう。

で、困ったときの100均。
見つけたのが、和紙の4色セットシールタイプの色紙。 和紙に目を付けたのは、表面が面白いので意外にキレイかも、なので。
和紙の方は接着剤がなかったので、両面テープで止めてみました。 両方同じような色で試してみたら こんな感じになりました。 左が和紙、右が色紙です。
和紙の方が表面は面白いんですが、両面テープの跡が表から見えるので不細工です。 なので今回は色紙側を選択。
対面を淡い色と濃い色、RGBのペアにして、 この6色にしました。

プラ板(プラスチック製の板)で2種類(単独で動作する部分と連結されている部分) のシールのひな形を作成します。
特にプラ板にこだわる必要はなく、要はシールを切る際の型になればいいので、 割と固いものであれば木であろうが塩ビであろうがアクリル板であろうが、 何でもOKです。 今回選んだシールシートの裏面に印刷する手もあるので、 パソコンとプリンタがあるならそれで試してみるのも面白いと思います。
今回はちょうど手元にあったので、1mm厚のプラ板で作成しました。 何度も貼ったり剥がしたりできるように、 マスキングテープで逆向きの輪っかを作って引っ付けておきました。

で、適当な幅で切った色紙の裏側に貼って型の形に切り取ります。 これを繰り返して、必要な枚数を切り出します。
あとは、拘束するパーツ同士を瞬間接着剤でくっつけてからシールを貼ります。 瞬間接着剤は合わせ目の全面に塗る必要はなく、パーツを押さえておいて 溝に少し垂らす(もしくは垂らして延ばす)だけで十分です。 大量に使うと内部にまで染み込んで、動かなくなったりします。 少ないな、と思うぐらいの量で十分です。
イメージ的にはこんな感じになります。 左上の2つで1組、残りは右下とのペア3組の4組がくっついています。

瞬間接着剤を使う時は、指に付かないように気を付けましょう。 万が一くっついたときには、慌てて引き剥がそうとしてはいけません。 まだくっついていないうちであれば問題ないですが、 くっついた状態で固まってしまった場合は 無理に引き剥がすと皮膚が破れたりして危険です。

そんなときは、ぬるま湯の中で揉みほぐすようにして、 ゆっくりと剥がしていきましょう。
もしくは、前もって瞬間接着剤の剥がし剤を買っておきましょう。 瞬間接着剤も剥がし剤も100均で普通に手に入ります。

パーツがくっついたのを確認したら、あとはシールを貼り付けていきます。
1面貼るとこんな感じになります
6面全部貼ると、こんな感じに仕上がります。

あとはルービックキューブ同様、適当に回して(と言っても、バンデージ(束縛) のおかげで回らないところとかが多いですが)みてください。 こんな感じにバラバラにしてから、 揃えてみてください。 思いの外バンデージの影響が大きく回らない所が多いと思いますよ。

さらにちょっと見栄えを良くしてみましょう。
薄いプラ板(プラスチックの板)を使って、塗装した板を張り付けると かなり見栄えが変わってきます。
今回は0.3mmの白いプラ板を使っています。薄い方が見た目がキレイだと思いますが、 厚いものは厚いもので面白いと思います。厚い場合は面取りしてやると さらに見栄えが良くなります。 模型店で手に入れることができますが、オモチャ屋さんでも売っていることが ありますので、そんなに入手は困難ではないと思います。
色紙の変わりにプラ板を必要数切り出すところまでは一緒です。 0.3mmのプラ板は薄いので、 同じようにひな形を使ってハサミでOKです。

次に塗装をしましょう。
塗装には模型用のスプレーを使います。色々と種類はありますが、 私はタミヤスプレーを使っています。 (道具のコーナー参照)
色の数も多いし、オモチャ屋さんでも割と手に入れやすいです。

塗装時にはつまようじにくっつけてクリップで立てるようにすると、 塗りやすくなります。
マスキングテープを適当な長さで切って、 つまようじの先端にマスキングテープを少し巻きます 。一周以上回しておかないと止まりが悪いので要注意。
その後逆向き(粘着面が外向き)になるように 反転させ、そのまま 最後まで巻ききります。 これで塗装用の接着棒(仮名)のできあがり。塗料とかでくっつきが悪くなったら、 マスキングテープを一周分剥がして切り取れば、 また真っ新でくっつきが良くなります。逆向きを何回か重ねておけば その分だけ新しくできるので、塗装をたくさんする場合は前もって 多めに巻いておくことをオススメします。

こうして作った接着棒(仮名)に 切り取ったプラ板をくっつけて、 クリップでつまようじの先を挟めばOK。 場合によっては風で倒れる場合もあるので、クリップの穴に竹串等の長めの棒を 通しておくとさらに安定性が増します。

全部終わったら、捨てていい空き箱を塗装箱として使いましょう。
こんな感じで列べておきましょう。
塗装の際には、風通しのいいところで行いましょう。溶剤が入っていますので、 部屋の中とかで行うと臭いはこもるし塗料は舞うしで最悪です。
塗装の順としては、サーフェイサー→塗料→トップコート (それぞれ上記道具のコーナー参照)の順に行いますが、 サーフェイサーは塗料の食いつきを良くするためのもの、 トップコートは色が落ちにくくするためのものなので、 塗料だけでもそれほど問題はありません。

スプレーは一度に多く噴かずに、何度かに分けて噴くようにします。 手間がかかるように感じますが、一度に多く噴くと液だれ (表面に付いた塗料が多すぎて、下に流れて溜まる現象)を起こします。
塗料によっても液だれし易かったりし難かったりしますが、 私の場合は基本的に2〜3回に分けて行っています。

黄色を塗るとこんな感じになります。
あとは風通しのいいところで乾燥させて、 シールを貼ったように瞬間接着剤を使って貼っていきます。 今度はちょっと広めに塗り広げておいてから貼るようにします。

黄色を貼ると、こんな感じです。 右側は文頭の海外サイトで手に入るもので、左側が作成中のものです。 (今回はデカいキューブを使ってます)

同じように他の色の部分も、切り取って、塗装して、貼り付けて、を繰り返します。 かなり面倒ですが、できるだけ丁寧にしましょう。
実際に作ったものがこれらです。 真ん中のものが買ったもの、上のものがミニサイズのものを使ったバンデージ、 下のものがデカいキューブを使ったバンデージです。

プラ板+塗装を使うと、面倒ですが仕上がりがかなり良くなります。 カッティングシートでも仕上がりがかなり良くなりますのでどちらでもいいのですが、 カッティングシートの難点の色数をカバーできるのと、入手の楽さから 私は塗装ベースで作るようにしています。
その後、別のタイプの拘束型キューブを作ってみました。 Cube in cubeと呼ばれるもので、こんな感じ に拘束されています。見た通り、回せるのは左右の奥の面と下面だけ。 裏側はこんな感じに通常と同じに分割されています。

この状態で適当にクルクル回していくと、 こんな感じにバラバラになります。

今回は、パテ盛り、研磨、半つや消し黒での下地塗装の後、カッティングシートにより 仕上げています。
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