このページはGo-21新潟駐在員の“Katsura”さんのページです。
Go-21HPでは最初の女性の編集によるページです。どうぞご期待下さい。

世話人拝

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2006年01月15日
                         
第33回

               
      新年のご挨拶

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   遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
   早いもので新潟生活もあと3ヶ月で終わり、もう4年になります。
   私にとって最後のお正月。

   今年は新潟人もびっくりの寒さと大雪だったようです。
   こんなことが体験できたのもよかったのかな?と未だに観光客気分でいる私です。

   新潟市内の雪はこんなものです。でもまたこの後降りましたが、、、
   そして注目すべきはこの信号機。
   雪の重みで崩れないように縦になっています。なるほど!




写真 新潟白山神社
古町というメインストリートの端にデンっと構えています。
新潟の総鎮守。建立の年代は定かではないが古文書によれば延喜寛治年間といわれています。
主神の菊理媛大神(くくりひめのおおみかみ)は別名白山媛(しらやまひめ)といわれる女神です。
乱れた糸をくくり整えることから縁結びの神として全国的に有名です。


2005年12月25日
                         
第32回

               
         雪 害

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   テレビでも報道されたように新潟市を含む各地域で停電となりました。
   ウチもあの65万戸の1つに含まれていました。

   朝から電気が消える、ということが何度かあり、そして最後には消えてしまいました。
   暖房はもちろん、あかりもなく、外は雨というか霙(みぞれ)の超強風。
   どこにいても身が守られないとあって皆、不安でいっぱいでした。

   でも震災とは違うのでガスが使えた、ということは救いでした。
   ですから温かい物を口にすることはできました。
   またウチはガスで沸かすお風呂ですからお風呂に入ることもできました。

   皆、口をそろえて電気の有難さを感じた、といいます。
   いわゆる「オール電化の家」だったらアウトですね。
   まったく予期しないことではありますが、普段からの備えの必要性を改めて実感しま
   した。

   一夜明けた今日は雪も降らず、新潟市内ほとんど雪は残っていません。
   昨日のことがウソのようです。

   カメラで撮影する余裕があればよかったのですが、今回は文章のみで失礼します。

   今年の「新潟だより」のシメがこのような形なのは不憫ではありますが、皆様どうぞ
   よいお年をお過ごしくださいませ。





2005年10月30日
                         
第31回

               
         村 上

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   10月23日。新潟の中越地震から1年を迎えました。
   この日、私は村上市にいってきました。

   天気はあいにくだったのですがちょうど村上から少し北上した笹川流れの中ほど、山北
   町(さんぽくまち)の酒屋さんで粟島を望むことができました。

   新潟には以前ご紹介した佐渡島の他に粟島があります。
   人口300人ちょっとと聞きます。

   新潟は以前にも大きな地震を体験しています。
   41年前の新潟地震の震源地はこの粟島の南方だったそうです。
   その地震で粟島は1m隆起し、その分こちらの砂浜はなくなり今はもうこのすぐ下まで波
   がきています。



「笹川屋酒店」で
有名な村上のお酒「〆張鶴」
そしてこの地区限定の「日本国」の箱。
昨日完売した、ということで残念ながら手に入りませんでした。

酒屋さんの紹介
昭和2年からこの集落では一番古い「笹川屋酒店」
民宿もやっています。
http://www.xyj.co.jp/sanpoku/sasagawaya/shop/shop.html




「笹川屋酒店」から望む粟島
この日はひどく海があれ、悪天候でしたが偶然見られました。
ここが一番粟島に近く、天気がよければ民家まで見えるそうです。





2005年10月16日
                         
第30回

               
        新潟の秋

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  久々の新潟だよりです。
  私にとっては最後の秋になってしまいました。
  新潟の秋は短く、あっという間に冬到来です。

  今回は実りの秋、新潟の珍しい「はさ掛け」の風景をお届けします。
  最近ではあまり見られなくなりました。
  これは偶然福島との県境に近い場所で見かけました。

  「はさ掛け」とは稲の干し方のひとつで「はさ木」にかけて干すことをいうそうです。
  最近では乾燥機を使うことが多く、このように手をかけた自然乾燥のお米は稀少価値がある
  ようです。



何となく懐かしい風景です。



2005年06月05日
                         
第29回

               
         新潟港

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    新日本海フェリー

    今回は新日本海フェリーをご紹介します。
    これは新潟と北海道の小樽を結ぶフェリーです。

    山ノ下埠頭というところからほぼ毎日就航されていますが新潟から安価で北海道まで
    行ける、とあって非常に人気が高いフェリーと聞いています。

    さて、その乗り場である埠頭は、、、というととても閑散としている。

    この日本海を望む夕日!フェリーをシルエットとした夕日はとてもすばらしくまさにデー
    トスポットでは!?

    と思いきや週末の夕方なのに誰もいないのです。
    新潟人はいったいどこにいるんでしょう?などと思いながらも人がいなくてゆっくりとす
    ばらしい夕日を眺め、感動していました。

    おそらく、新潟が一番夕日が美しく見られる場所だと思います。

    新日本海フェリー
    http://www.snf.co.jp/index2.html
   



新日本海フェリー「しらかば」小樽行きの写真です。



夕日をバックに「しらかば」



2005年05月22日
                         
第28回

               
        新潟の湯

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   上川温泉

    久々の新潟だよりです。

    山々にはまだ雪が残り、ところどころ八重桜の花びらが舞っている新潟より今回は温泉
    の紹介です。

    だいぶ気候もよくなり、さあ、どこかへ行ってみようか、という気になり行ってきました!

    上川温泉。福島県との県境にある緑に囲まれ、村営の落ち着いた温泉「あすなろ壮」で
    す。先日リニューアルされた、ということでさっそく行ってみました。

    http://www.vill.kamikawa.niigata.jp/Onsen/onsen2.htm
    電話 02549-5-2375



渡り廊下から川の眺め



宿の概観



2005年05月01日
                         
第27回

               
       新潟桜便り

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   新潟の桜-2

    前回に引き続き新潟の桜を紹介します。今回は写真を少し大きめにしてみました。



新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)から白山公園の眺めです。
りゅーとぴあの由来は「柳都」からとのこと。



とやの潟対岸から望むJ1アルビレックスの舞台ともなるサッカー競技場“ビッグスワン”です。



2005年04月24日
                         
第26回

               
       新潟桜便り

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  新潟の桜-1

  大変お久しぶりです。
  新潟での春も4回目。そして私にとって最後の春です。
  今年の新潟は桜の開花が遅く、今もまだお花見ができます。
  今回はお花見でも新潟ならでは、のお花見をご紹介します。


 

写真左:新潟名物ポッポ焼き 黒糖でできた細長いお菓子です。
新潟人はこれが全国的な縁日の出し物だと思っているようですが
これは新潟だけ。
私は今年は十分食べました!(朝ごはんにもなったくらい)


写真右:白山公園 水面に映る桜の美しいこと!
夜はさらにライトアップされて素敵です。




2005年01月01日
                         
第25回

               
        佐渡島
                            
第5回

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 佐渡金山

 あけましておめでとうございます。今年も新潟便りを宜しくお願いいたします。

 日本最大の金山として今でも知られている佐渡金山をご紹介します。
 開山は1601年。坑道の総延長は約400km、産出された金銀は徳川幕府の基礎を築いたそ
 うです。
 平成元年(1989年)3月に鉱石が枯渇したため採掘中止となりました。
 今では、ロボット達が働き江戸時代の生産技術を再現し、佐渡島の観光の中心となってい
 ます。
 
 場所:佐渡市下相川1305
 電話:0259-74-2389



ここが佐渡金山の入り口です。

 

写真左:克明に再現された人形(動く人形は一体200万円とか!?
写真:右:後ろに脈々と流れるのは、、、金です!



出たところにあるソフトクリーム
今ではどこの観光地にもありますがここは金粉がかかってます。
見えます?


2004年12月12日
                         
第24回

               
        佐渡島
                            
第4回

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 佐渡の紹介ということでテレビなどでご覧になったことがあるかもしれません。
 今回は小木(おぎ)に古くから伝わる「たらい舟」です。
 やはり私も前にテレビで紹介されているのを見て、ぜひ佐渡に行ったら体験したい、と思って
 いたのです。

 たらい舟は本来、小回りがきき安定しているということで女性がサザエやワカメを取るのに使
 っていたそうです。
 でも実際は1本の舵をあやつるのは難しいものでした。
 うまく漕げるとライセンス(有料!)がいただけます。

 連絡先 力屋観光汽船
 場 所 佐渡市小木町南埠頭
 電 話 0259-86-3153
 料 金 450円(5〜10分程度)


 




2004年12月05日
                         
第23回

               
        佐渡島
                            
第3回

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 まだまだ余震は続いているものの体に感じるものは少なくなり、落ち着きを取り戻しつつあり
 ます。

 それでも被災地の地域はこれから雪も降りますし、心配ごとは消えません。

 さて、久々に新潟だより、佐渡編の続きです。
 今回は町並み保存地区に指定されている宿根木(しゅくねぎ)です。
 約1ヘクタールの土地に210棟の建造物があるという高い密度の集落です。
 面積としては狭い集落ですが当時の雰囲気が凝縮しています

  

写真左:【三角家】狭い敷地での工夫した造りの家屋です。千石船産業として
繁栄したことから船大工の技術が活かされています。
写真右:珍しい恵比寿様の鬼瓦

 

写真左:軒下のもちおくりに扇形の飾りが施されています。
目を向けると小さなところにこんな遊びが隠されていたりします。
写真右:世捨て小路名前の由来ははっきりしない、とのこと。
磨り減った石畳を見ると感慨深いものがあります。




2004年10月31日
                         
第22回

               
      新潟中越地震

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世話人です。23日に発生した新潟中越地震は日を追うごとにその被害の大きさが報道
されています。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

本新潟便り編集者のKatsuraさんは、幸いにして被害の酷い長岡市や小千谷市とは少
し離れた新潟市在住のため直接的な被害はありませんでしたが、その後の通信インフ
ラの混乱等で新潟便りの送信が難しい様子です。

そのため私の方から、ご本人の無事と携帯Mailによる現地の情報をお知らせします。

私も今回の被害者の一人でありますが、一日も早い現地の復旧を願うものです。



携帯Mailの添付写真のため不鮮明ですが、これは当日地震のため
トンネル内で立ち往生した新幹線に乗り合わせた方から送っていただ
いたトンネル内脱出の風景です


2004年10月17日
                         
第21回

               
        佐渡島
                        第2回

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新潟はもうすっかり冬の空が見られるようになりました…
皆様いかがお過ごしですか。

今回は佐渡の第二弾の報告です。
無名異焼(むみょういやき)です。

佐渡の伝統工芸のひとつです。
無名異とは佐渡金山で沈殿していた酸化鉄の赤血色細末粘土のことを云うそうです。
古来より血止めの霊薬として珍重されてきました。
色は温かみのある朱。使えば使うほど光沢を帯びてくるそうです。
だからちゃんとかわいがっているかどうかすぐにわかる、とお店の人は言います。

お湯のみのほか急須等もあり、これで入れたお茶には鉄分が
含まれているそうで貧血ぎみの方には喜ばれています。
私もこの無名異焼のお湯のみを愛用し始めました!

無名異焼窯元 玉翠軒国三窯
渡辺陶園
住所 佐渡市金井町大和622
電話 0259-63-6116



写真 登り釜 焼くと3割ほど小さくなり、その分凝縮した
よい焼き物ととなるそうです。




写真 ひとつひとつ磨きをかけています。気の長くなる作業です。



2004年10月03日
                         
第20回

               
        佐渡島
                        第1回

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 先月、まだ夏の空気が感じられる中、佐渡に行ってきました。

 3年目にしてようやく、です。

 幸いにして比較的天候に恵まれましたので写真とともにご報告します。
 というのも佐渡の中央部にありますスカイラインから天気がよいと佐渡の地形が見渡せるの
 です。

 簡単に説明しますと日本地図でも見てわかるように佐渡はちょうど「S」字型をしています。
 その南側が地図とそっくりに見えるのです。(といっても地図が地形をマネている?わけです
 が)

 佐渡はこの3月、市町村合併で1島1市で「佐渡市」となりました。
 人口約7万人の市です。

 そして驚いたことに電気は関西と同じ60Hzだそうです。
 これから佐渡金山など少しずつご紹介していきますので楽しみにしていてくださいネ!



S字型に見えるでしょうか?


2004年09月12日
                       
第19回

               
      五頭温泉


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五頭温泉は新潟でも有名な温泉の一つです。

その近く、水田の間で原水が“こんこん”と出ており、皆さん汲みにきていました。
すごい水流です。

いただきましたが、冷たく、まろやかで美味しいお水です。
そんな美味しい水で育った稲穂も色づき、垂れて稲刈りを待つばかりの状態。

台風の被害がなかったことを祈ります。



泉には沢山の人が・・・




2004年09月05日
                         
第18回

               
       瓢湖の蓮


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9月に入り、もう夏休みも終わり新学期が始まりました!

先日、前にもご紹介した瓢湖まで行ってまいりました。

ちょっと蓮の花のシーズンも終わりでしたが遅ればせながら季節の便りとしてお届けします。
ちょうど台風16号が来る直前でしたので今は蓮の花は全部散ってしまっていることでしょう。

(新潟も暴風域に入り、それはそれはすごい風でした)




写真 蓮の花 五頭連邦を背景に


2004年08月01日
                         
第17回

               
      胎内リゾート


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世間はもう、夏休みですね!
先日、新潟は豪雨にみまわれ、やっと梅雨明け。
でもまだまだ復旧には時間がかかりそうです。
水は恐い、水資源は大切にしないと、と痛感します。
今回はそんな水資源を守っていくためのダム工事が進められている胎内のご案内です。
自然に恵まれ、これから夏休みに過ごすにはとてもよいところです。

胎内リゾートとして、温泉設備のあるホテル、ビール園、ゴルフ場、植物園、天文館、昆虫の
家が点在しています。

新潟市から車で約60分
新潟羽越線中条駅から車で約20分
問合せ先 
新潟県黒川村観光協会・新潟県黒川村商工観光課
電話 0254-47-2711
観光協会ホームページ http://www.tainai.info/

 

写真左:みゆき庵 人気のおそば屋さんです。
自家栽培のそばの実を石臼で引いた昔ながらの手打ち蕎麦です。
お昼は満席!山菜豊富な天ぷら蕎麦が人気。

写真右:・ロイヤル胎内パークホテル
ピンクの大理石の素敵なホテルです。
展望露天風呂のある日帰り温泉、そしてウォータースライダー・
ジャクジープールもある本格的なアクアゾーンもあります。
温泉入浴料金:大人500円 小学生250円

 

写真左:胎内フラワーパーク
胎内渓谷と清流胎内川の森と緑いっぱいの大自然の園!です。
山をバックにいくらでもシャッターを切りたくなります。
入園料:420円
開園期間:4月下旬〜11月初旬(夏休み期間中は休館なし)

写真右:地ビール
温泉の後はビールでしょう!
“ドイツプラウマイスター”直伝の本格派地ビールです。



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