自助具製作ボランティア

 

 体が不自由な人が、自立した快適な生活を送るために、日常の生活動作を少しでもやりやすく、自分でできるように工夫した道具が “自助具”です。

 同じ障害であっても、障害の現れ方や動作は、一人一人によって異なるため、市販されている自助具や補助具はそのままでは役に立たないことがあり、使う人の障害と用途にあった道具を提供することが大切です。 
(自助具の部屋発行「手作りの自助具」より転載)

 日常生活動作(ADL)や手段的日常生活動作の援助においては、残存能力を積極的に使 い、可能な限り自立できるよう援助することが原則である。過剰な介護は自立心を妨げることにつながる。依頼されたことをすべて介助するのではなく、自分でできそうなことは、最低限の介助にとどめ、できる限り本人の努力で行ってもらうように援助することが重要である。そのことの大切さを本人や家族に理解してもらうことも大切である。また、これらの動作の援助では、自助具や機器の活用、環境整備にも配慮したい。それによって、動作の確実性や安全性が向上したり、要する時間が短縮されたり、介助量が減ることもある.((財)長寿社会開発センター発行「介護支援専門員:標準テキスト第一巻4編高齢者支援展開論p297より、転載」)




片手用編み機、片手用刺繍枠、片手用編み機(固定式)、ストローホルダー

 自助具製作ボランティアグループ「わかば」
 「わかば」は大阪府立介護実習・普及センター主催の自助具製作ボランティア育成講座修了者の有志が集まり、1996年4月に結成されたボランティアグループです。
 毎月第4土曜日(午後1時~4時)に介護実習・普及センター自助具工房にて製作技術の向上を図りながら、依頼品の製作を行っております。
 自助具を必要とされる方あるいは製作に興味をお持ちの方からのお問い合わせをお待ちしております。

グループ代表 : 木宣明
自助具工房 :  〒567-0813
茨木市大住町8−11
大阪府立介護実習・普及センター内
п@0726−26−3381
    



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