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15.-Lucanus cervus L. (図5,6,plate XV & XXIV)(No91)


中部ヨーロッパにおけるL.cervusの典型的な型から見た亜種として、多くの
研究者は以下の4つが見つかる事に同意するであろう。

1、turcicus 及びその3種のバリエーション:akbesianus, laticornis, Poujadei.
2、judaicus.
3、pentaphyllus 及びその1バリエーション:Pontbrianti.
4、capreolus.

以下に出てくるカタログにおいては、これらの全ての型は同じ図の上に並べられ、
バリエーションとして考えられている。我々はmaxillaris de Motschulskyの
バリエーションについては何の情報も持ち合わせていない。

16.-Lucanus cervus turcicus Sturm (No91).

代表的なL.cervusと似ているが、触角先端が6葉となっており、前部竜骨突起は丸みを
帯びている。
L.turcicusは、akbesianus, laticornis及びPoujadeiという3つのバリエーション
を伴ったcervusの亜種と考える事も可能である。これはPlanetの意見であった。

17.-Lucanus cervus akbesianus Planet (No91)

Planetは1896年に(Le Naturaliste, p.256)akbesianusのバリエーションに
ついて記述し、図説している。1897年には、彼はそれまでに記述されていなかった
シリア型の大きな雄の図とその記述を残しているが、これにはLucanus cervus
turcicus亜種(syriacus型)と名づけている。このLucanus syriacusL. akbesianus
の最大型の姿をしている。優先権を持っているのはこの後者の方の名前である。
(Nagel, D.e.Z.,1924, p.399も参照のこと)
このタイプは、パリ博物館のFairmaireのコレクションの中にある。これの触角には
6葉があり、前部竜骨突起はへこんでおり、前胸部には光沢がある。

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