西医体を終えて     一年  阿部 祥子

今回初めて西医体に参加していちばん驚いたのは他大学の水泳部の九山の大会では大分や佐賀、長崎、宮崎といずれの大学も部員が多いなと感じていたのに、西医体ではそれらの大学でさえも目立たないくらいでした。ひと学年の人数はどこの大学もそれほど変わらないはずなのに大学によって水泳部の人気度が違うのはいったいどういうわけでしょうか。とはいっても私自身は部員の数なんてどうでもよいと思います。何事にも完璧を求めると少々苦しい面が出てくるので、ある程度部員の中にまとまりができれば部活動が成り立ちますから。私は産医大の水泳部は他大学に比べて規模は小さくてもそれがメリットになっていることが多々あると信じています。

 話を水泳のことに戻します。私自身は水泳歴もそんなにないし、青春の時期は水泳ではなくバレーボールにのめり込んでいましたので自分が水泳の大会で活躍する場面なんてありえないけど、今回の大会も含めてやっぱり応援には燃えました。松本知万さんや竹内君、ほんとうにすごいですね。応援してても興奮してしまい、体中鳥肌だらけでした。来年も是非頑張って決勝に残って今年よりも少しでも順位を上げて欲しいですね。そしたら私はもっともっと応援に力を入れるゾ。もちろん私自身もちゃんと練習して少しずつでも自分の記録を伸ばしていきたいと思っています。

 さて西医体で楽しかったことといって思い出すのは、宮崎の暑さ、日差し、青島の花火それから日南海岸の真っ青な海でしょうか。シーガイアは期待していたよりもぜんぜん楽しい所ではなかったので少し残念でしたが、青島の花火大会やモアイ岬、高千穂牧場がそんな気分は吹き飛ばしてくれました。花火大会の日、ブルーのシートで会場のど真ん中に席を陣取って10人そこらで寝転がって見たときの気分は最高でした。花火が始まってから顔をあげて周りを見るとすごく多勢の人が窮屈そうに小さくなって見ていたのでちょっと自分たちのしていることがうれしくなってしまったのって私だけなのでしょうか。こんなわたしでもちょっとロマンチックな気分を味わえた夜でした。さて西医体終了後の宮崎観光を思い出してみるとまずサボテンのステーキ、もう二度と食べる気にはならないでしょうね。モアイ岬で私の運転するカートに乗ってくださった先輩方、あの時(言わなくてもお分かりですよね!)の感覚まだ覚えていますか?実はあの後も、もう少し運転してみたいなぁと思っていたのですがもしものことがあって先輩方に迷惑をかけてはいけないだろうと思い直して運転を代わってもらったんです。今思えばやっぱりあの後も私が運転をした方がなかなかスリリングで楽しかったのではと思い少しばかり心残りなんです。

 高千穂牧場では牛の乳搾りができなかったのが残念でした。それ以外の焼き肉(バーベキュー?)とソフトクリームには大満足。どちらもおいしかったってことは思いだせるのですが、どんな味だったか?といえばいまいち思い出せないのでもう一度たべたいなぁ、なんて思ってしまいます。最後に、温泉は岩風呂じゃなくてヒノキ風呂にしとけばよかった。

 今思い出せば楽しかったことも失敗したこともあるけど、全体的な感想としてはすごくいい思いでになったなぁということです。来年の西医体でもいい思い出作りがしたいですね。

 なんだか小学生の日記みたいにダラダラした文章で非常に読みにくかったのではないかと思いますがお許しください。西医体旅行記と呼び名は格好よくても私が書くと単なる小学生レベルの日記としか思えないところが我ながら情けないです。


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