織刻(しょくこく)トップページ  言葉工房トップページ  その他のページ


















『制作行程 バージョン2、2』



制作行程が知りたいということで書きたいと思います。




2015、9、14。


「ドラゴンクエスト4」
 初めて参加したドラクエ。それまで意見は参考にされていましたが初めて意識して参加してドラクエです。かなり意欲的にそれぞれのパートを作ったりしました。魔王にも苦しみがあり敵にも理想があるのだということを描きました。魔王は世界を救うためにそうなるのだというのを描きたかったのですね。なにせ初めてのこと。右も左もわからず丸投げですみませんといったらほりいさんたちからいいんだよといわれてだいぶ楽に作れました。魔王がテーマということでまだこの頃は敵との戦いもなくだいぶ楽して作っていました。純粋に作る楽しさを満喫できました。この経験がのちの二十年におよぶ戦いにも生かされました。いまの若い人はいきなり敵がいるのでかわいそうだなと思います。ちりも積もれば山となる宇宙となる。のでちまちま半年くらいかけて作っていたように思います。敵との戦いがあるとゆっくり作れないので6から9までは一日とか三日で作ってしまうのでずいぶんスローライフに作っていました。素朴さがありますね。ひたすら楽しかったですね。最初なのでかなり大雑把に作っているのですがそれをスタッフが丁寧に仕上げてくれたので楽「らく」で楽しかったですね。


「ドラゴンクエスト 天空の刻」
 最初の頃のがあるなら最新のものもということで天空の刻。いまの人はれべるが低い。なんのことかというと世界平和へのれべるは高くてもそれ以外はれべるが低いのである。あらゆる研究をしていろいろためしていろんなれべるを上げる必要がある。世界平和までみんな世界平和以外のれべる上げをしない。だから経営が傾いた会社などの話を聞くと必ずこのれべるが低いことに直面した。仲間のれべるが低いので言葉工房などに書いたものは情報を出しづらい。だからまあ即興で口先でいって作っていたのですがそれだと落ち着いて作れない。そこでこの天空の刻は書いてしまいました。神様と戦うというのは神の試練を越えるということを示しています。奇跡については冷戦統一ができたので奇跡て起こせるということがわかりました。だから奇跡起こそうというのは私の永遠のテーマのひとつですね。なんか壮大な話にしたいなあと思っていたらふたりはプリキュアつまりふたりは神様でもいいのではないかと思いました。もともとある側面では人というのは神様のミニチュアみたいなものであり神様の能力を小さくしたのが人なのでこういう話がいいのではないかと考えました。話の数は20話くらいでいいかなと思っていましたがドラクエをプレイしなおしていたら少ないと思いいまは話の数をふやしています。天空の刻はまあ及第点でしょうか。こんな内容ではまだまだ満足できませんが。


2015、9、23。


「ダーエクレメンタラー」
 ワンピースがかなり独特のものになったのでなにか剣と魔法のファンタジーの原点に戻りたい。それも言葉工房で書いてみたいと思いました。もともとダークエレメンタラーは小説雑誌に第一話を送ったのですがボツだったので言葉工房に載せました。最初光りの剣は超人ロックから引っ張ってきたものでしたがそれでは独創性がないなあと思っていたら奇跡ということになりました。なにか奇跡って光っていると思うのです。最初のアーティニーの話でもうやり尽くしたなあと思っていたのですが世界平和間近にゲームする仲間がそろい一緒にサイコロふって遊んだときにすごいひらめいて物語があふれてきました。エルフィールは途中からとらさんとナウシカの子供ということになりかなりいいキャラになりました。私自信もこういう性格なので描いていて楽しいですね。最初のアーティニーの話まではジョルディーが主役なのにエルフィールに主役が交代するという珍しい物語となりました。ダリルが魔王でしたがそれから仲間となりなんか話の流れから仲間から外れてなら今度は母を登場させようとフィルの登場となりました。90年代はひとりで作っていましたが2000年代後半はいろいろ仲間と作れたのはうれしかったですね。悪魔と天使は同じものというのは前々から思っていました。構想していました。巡り逢いの愛のシーンはなにかとにかく壮大なものを一緒に戦った仲間にファンにささげたいと思って作りました。アイマスのテレビアニメ見て涙してから涙の物語を作ろうとしていたのですが会心の作となりました。いつのまにか気づいたら代表作になっていたダーエレですが好きな物語なのでこれからも作り続けていきたいです。


2015、10、17。


「ダークエレメンタラー」と「ワンピース」
ファンタジーで影響を受けたのはスレイヤーズ。最初はスレイヤーズと同じ手法で作っていました。アニメのスレイヤーズは担当しました。さて初のオリジナルファンタジーに選んだのがワンピースでした。私が影響を受けたロードス島戦記やザファイブスターストーリーズやスレイヤーズとはまったく違うものを求めてワンピースはできました。小さな海賊ビッケに悪魔の実を足しました。いろいろ入った世界観になったワンピース。影響を受けた作品には似ないように作ったぶんもうひとつ魔法とかは入っていません。その点ダーエレは影響を受けた物語をそのまま入れたので魔法などがあります。ザファイブスターストーリーズなどはこんなの作れたらいいなあと思っていたので気づいたらその手法を手に入れてダーエレ作っていました。最近はスレイヤーズとかロードス島戦記とかザファイブスターストーリーズとかこれだけ描ける人も最近は少ないかなあなどと漠然と思ったりします。闇鍋のようになんでも入ってるのにひとりのキャラクターの味もしっかりする。そんなところでしょうか。ドラクエとかもそうですが人の持つ闇を描くのにファンタジーは適していると思います。その闇を包む純粋な愛もまた描きやすいと思います。それが感動を呼ぶのかなと思ったりします。世界平和の次の方向性たる永遠をファンタジーは描けます。永遠とはなにか永遠に問うのは物語の醍醐味でありいいものです。永遠の時代を旅すること。それはとても感動にあふれています。家族団欒的なサザエさんの対極が旅をしょうというファンタジーだと思います。まだ見ぬ不思議な世界との遭遇。それはとても楽しいのでしょう。また一緒に旅にでられればうれしく思います。それではまた。







織刻(しょくこく)トップページ  言葉工房トップページ  その他のページ