織刻(しょくこく)トップページ 言葉工房トップページ その他のページ
『SATORI』
たかさきはやと
第一話。初めての悟り。生きて死ね。
「生きて死ね。寿命で死ね」
「なにかを成し遂げて死ね」
「二人で支えあって死ね。仲間と支えあって死ね。家族で支えあって死ね」
「人を信じて死ね。自分を信じて死ね。自分の可能性を信じて死ね」
「人を助けて死ね。自分を助けて死ね」
「心を歌って死ね。心を聞いて死ね。心響かせて死ね」
「洗濯して死ね。料理して死ね。掃除して死ね」
「人を教育して死ね。自分を教育して死ね。次の世代に託して死ね」
「魂を入れて死ね」
「死を見送って死ね。見送られて死ね」
「心を受け渡して死ね」
「食べて死ね。飲んで死ね」
「愛して死ね。憎んで死ね」
「本を読んで死ね」
「楽しんで死ね。苦しんで死ね」
「夢を見て死ね。明日を信じて死ね」
「時を過ぎて死ね」
「働いて死ね。引退して死ね」
「不幸に死ね。幸福に死ね。苦労に死ね」
「笑って死ね。泣いて死ね。怒って死ね。さとして死ね」
「戦争をして死ね。平和に死ね」
「話して死ね。読んで死ね。見て死ね」
「天を見て死ね。地を見て死ね」
「雨に死ね。晴れに死ね。曇りに死ね」
「運に死ね。天国に死ね。宇宙に死ね」
「変化して死ね。信念に死ね」
「嘘を話して死ね。本音で話して死ね」
「悟って死ね」
「生きて死ね。いつもいまもいつまでも生きて死ね」
第二話。にかいめの悟り。幸福に死ね。
「自分の心にくらいつけ。人生は幸福になる戦いだ。幸福になるまで自分の心にくらいつけ」
「自分を幸福にしろ。人も幸福するとなおいいことだ。どこまでも幸福にせよ」
「死ぬ覚悟はよし。生きる覚悟はよし。幸福になる覚悟はよし」
「幸福な人がいたらくらいつけ。幸福の分け前をもらえ。どうやって幸福なのか質問攻めにしろ」
「あなたは幸福になるために生まれてきた。幸福になることが生きる意味そのもの」
「幸福についてとことん考えろ。自分から逃げるな。とことん自分の心にくらいつけ」
「あなたまで人の心をほっておかないで自分の心に悟りをかませこめ。それが幸福だ」
「金じゃない。心にこそ幸福はひそんでいる」
「心を悟っただけ幸福になるように人はできている。この苦労はみんな同じ。幸福な人に学べ」
「自分の人生にありがとうと言え」
「自分で自分を教育せよ。幸福という教育をせよ」
「幸福な人は人が面倒見てくれる。幸福な人は人が助けてくれる。不幸な自分をほっておくは人は人からも無視される」
「この苦労はみんな同じ。悟った者だけが幸福になれる」
「心悟って幸福になって生きてみて」
「悟っただけどんどん幸福になるからね。悟っただけどんどん楽になってくるからね」
「幸福な人と不幸な人の違いは唯一悟ったかどうか」
「悟り続けなさい。それが生きる道なれば」
「生きて死ね。寿命で死ね。幸福に死ね」
第三話。さんかいめの悟り。命美しくあること。
「命あることが美しい。命は自然の恵み。命はもっとも尊く貴重な宇宙の輝き。星の輝き。命感じることが幸福なればこそ命輝いて人は星となって光り輝く」
「命あるため人は苦しみ悩みけれども命あるから心は美しく輝いている。気づけばあなたにも命あること。どんな苦労もこの命の輝きを消せやしない。苦労の分だけ命はさらに輝いて命美しくあること」
「命あること美しく尊くせつなくそしてそこにやさしさや愛は受け継がれたこと」
「命を得るということは命を得るということ。そのすべてを得るということ」
「自然をいただくということは命を美しく輝かせること」
「季節は命のリズム。自然は命の音楽。命奏でるために星はあること」
「命を歌え。命を響かせて命輝く時。いつもいまもいつまでも命美しくあること」
「あなたの命は美しくあること。これ自然のことわりなれば」
「命を歌えばそれはきっと心と呼ばれること。命歌えば命は色づくこと」
「命つなげていけばそれはさらに命美しくあること」
「命あること。あなたがあること。これが美しくあること」
「命歌い心響かせ命色づくこの季節に命は美しくあること」
「命美しくあること。それはきっと悟りのひとつなればこそ」
第四話。よんかいめの悟り。生きるっていいな。
「生きるっていいな。生きるって幸福なことだな」
「生きるってどんな苦しみ苦労をすることだろう。けれどもやっぱり生きるっていいな。小さな幸福でいい。ちょっと楽しいこと。それを見つけるのがいいんだ」
「いいものはいい。生きるっていいな。生きるってとってもいいものだな」
「生きることは命輝かせていること。生きるとは命の歌。生きるとは命と心のハーモニー」
「生きるためにはどれも重要なこと。生きるためには貴重な時間。生きるためには余分なものなどないこと」
「心響かせて生きるっていいな。感動して生きるっていいな。愛して生きるっていいな。信じて生きるっていいな」
「どこかで生きてるっていいな。いつもいまもいつまでも生きるっていいな」
「支えあって生きるのっていいな。人を許して生きるのっていいな」
「別れて生きるのっていいな。出会って生きるのっていいな」
「命つなげて生きるのっていいな」
「生きるっていいな。命っていいな。幸福になるといいな」
「料理っていいな。食べるっていいな。飲むっていいな」
「話すのっていいな。願うのっていいな。心っていいな」
「心を感じるのっていいな」
「生きるっていいな。生きるって幸福なことだな。それはきっと悟りのひとつなればこそ」
第五話。ごかいめの悟り。この願いは永遠。
「この願いは永遠。この思いはいま一瞬無限に広がる」
「この願いのためにどんな苦労でもしょう。この願いのためにはどんな苦しみにも耐えよう」
「この苦労の意味はこの願い。この戦いの意味はこの願い。この痛みの意味はこの願い」
「願いを歌えばそれは心となること。心響かせてこの願いよ」
「仲間をつのるのはこの願いのため。家族をつのるのはこの願いのため。支えあうのはこの願いのため」
「この愛は願いのため。この信頼は願いのため。この絆は願いのため」
「ゆずれない願いを魂に宿して。ゆずれない願いを心に宿して。ゆずれない願いを明日に宿して」
「この願いがいま生きる意味」
「この願いに道を歩く。この願いは永遠にさえ思える」
「この願いは我が魂。この願いは我が心。この願いは我が明日。この願いは我が命」
「この願いから私の幸福はある。この願いから私の信念はある」
「この願いの前にどんな苦労とて戦ってみせる」
「この願いは永遠と歌うとしても。願いはきっとどこへいっても私を形作るものだから」
「この願いは私の個性。私の願いを表現しょう。願い叶う時にその気持ちは感動となるのだから」
「この感動は永遠。この願いは永遠。それは悟りのひとつなればこそ」
第六話。ろくかいめの悟り。苦労は悟りの糧。
「苦労は悟りの糧。苦労は幸福の糧」
「苦労しただけ人は幸福となること。苦労したことでこの人生の意味を分かり悟り幸福となること」
「この苦労の意味が幸福。それを悟る時間がこの苦労が報われる時」
「この苦労は永遠にさえ思える。けれども苦労の意味を問えばそれはきっと悟った幸福な自分がいること」
「この苦労は自然の産物。この苦労は人である証明」
「この苦労にどんなに苦しもうともその意味を問えば悟る道となる」
「どこででも苦労する。けれどもそれはどこででも悟り幸福となることが出来るということ」
「この苦労は買ってでもしなさい。それは悟った時に大きな幸福となってあなたの心を包むことでしょう」
「あなたは美しくある。あなたの苦労が美しくあるのです。あなたの言葉に意味があるとすればそれは苦労による一言なのです」
「これからも苦労しなさい。これからも悟りなさい。これからさらに幸福になりなさい」
「しわの数だけ苦労があります。しわの数だけ幸福の意味があるのです」
「あなたの苦労にありがとう。あなたの幸福をお祝いします」
「苦労の数だけ幸福があり悟りがあるのです」
「その苦労の意味を悟りなさい。それは幸福へと形を変えることなのです」
「悟れば世界が変わる。見える景色が変わる。この苦労が報われる」
「苦労は悟りの糧。悟りなさい。悟りの土壌としての苦労なのです。苦労すればするほどそれは悟りやすくなっているのです」
「苦労は悟りの糧。それはきっと悟りのひとつなればこそ」
第七話。ななかいめの悟り。多種多様な心が生きていける心。
「多種多様な心が生きていける心。多種多様な心が幸福な心」
「生きてる人には共通した悟りがある。悟ることなくして生きること叶わず」
「悟ることは生きること。生きることは悟ること」
「多種多様な悟りの中で人は幸福に生きていける」
「多種多様な存在になることが楽しく生きるということ」
「多趣味である必要はないが多種多様な人で不幸な人はいない」
「多様性とは進化においても優劣を決めると言われているひとつの要因である。進化するとは多様性に富むと言いかえても良い」
「その多様性において歴史に名前を残す人もいる。そこまでいかなくても生きるために多様性はもっとも大事な要素のひとつ」
「多様性のあるほうが面白くまたとてもいい。シンプルイズベストは確かにそうだがそのシンプルさに到達するまでが長くけわしくそして多様性に満ちていること」
「多様な悟りによって人はごく自然と幸福に生きていくことができる」
「悩みもアドバイスを多様にもらえば霧散する。多様性に富んだ人生は苦労も糧として幸福になることができる」
「不幸な人は自分の土壌が荒れ果てている。岩をどけて耕してなにかを育つのを見ることが幸福なこと。心の農業をしょう。生きることは心を育て続けること」
「たった一言に感動することがある。それは自分に多様性があることが前提である。自分の心を耕そう。そこで育つことに幸福となること。育つほどにさらに幸福となること」
「多種多様な心が生きていける心。それはきっと悟りのひとつなればこそ」
第八話。はちかいめの悟り。思いやりによって人は生きていく。
「思いやりによって人は生きていく。気持ちを受け止めることで人は幸福となる」
「農業や弁当や食事を作ってくれた人は死んでほしくてしたのではない。生きてほしいという思いが食事にはある。ケータイのような機械を作ってくれた人は生きてほしいという思いがその中につまっている」
「お金は払ったかも知れない。けれども忘れてはいけない。そこには気持ちがこもっていることを。それは思いやりである」
「メディアがいじわるしてドラマや歌などを作っているのではない。そこには楽しんでほしい生きてほしいという思いやりがある」
「思いやりを持つことも大事だが人の思いやりに気づいてあげられることも大事なことなのである」
「木がなんのためにあるのか。鉄がなんのためにあるのか。コンクリートがなんのためにあるのか。生きてほしいという思いやりのためである」
「運命で生まれたのか言葉を変えれば自然の思いやりによって生まれたのではないか。だから星の子として生きているのではないか。思いやりによって生まれた。自然は黙っているがそこに思いがあるとしたらそれは生きることにつながっていくのではないか。本能として腹がすく。自然は用意されている。本能と自然が示していることは自然があなたに生きてほしいということを示しているのではないか」
「今日なんにもいいことがなかった。そうかも知れない。けれども思いやりは今日も続いていたこと思い出してほしい」
「そんなことは些細なことかも知れない。けれども感受性が磨かれてなければ幸福に生きること叶わず」
「あなたの苦労は消えない。けれどもそれを少しでも癒そうとする思いに気づいてあげてほしい」
「命をつなぐということは思いやりをつなぐということではないだろうか」
「話してねぎらうこともある。日記でねぎらうこともある。そこにある思い」
「今日も一日その気持ちに感謝して生きていこう」
「思いやりによって人は生きていく。それはきっと悟りのひとつなればこそ」
第九話。きゅうかいめの悟り。柔軟な精神が生きられる人。
「柔軟な精神が生きられる人。つまりいわゆる臨機応変な心が幸福な心」
「押してもだめなら引いてみな。古今東西、生き抜いた人は柔軟な精神を持っているということ。こっちがだめならこっちはどうか。試行錯誤」
「もう縁を切ると怒らないでこう別の角度から話をしてみるとか」
「ないんならアイディア出してみるとか。多様性があれば多様なアイディアが出るものである」
「感動するのは柔軟な精神がある証拠」
「柔軟な精神はやわらかいベッドにいるように心が楽なのである」
「心の土台に哲学でも宗教でもおいてその上に布として好きに解釈するというものをおく。なんだか自分勝手のようだが人に迷惑でなければどのように解釈しても構わないのである」
「多くの人は雨を嫌うが柔軟な精神はあらゆることに意味を見出すことである。雨にも意味はあるのだ。それだけで嫌なことがひとつ減る。柔軟な精神はあらゆる人に意味を見出す。そして自分にも生きる意味幸福の意味を見出すのである」
「柔軟な精神は非常に多様性に富んだ経験や知識などからも生まれる」
「柔軟な精神は自分を救う。人を救う。人を幸福にすると言っていい。それはその人の意味を見出してくれるからである」
「その人の意味を見出すことに幸福とはかかっている」
「柔軟な精神が生きられる人。それはきっと悟りのひとつなればこそ」
第十話。じゅっかいめの悟り。苦労の意味は生きること。
「苦労の意味は生きること。生きる意味は苦労すること」
「苦労の意味は信じること愛すること生きること」
「苦労の意味は世界を信じるため。苦労の意味は自分を信じるため。苦労の意味は人を信じるため。信念が苦労の意味」
「支えあうから苦労が糧とて幸福となる」
「生きることは苦労すること。苦労することは生きること」
「苦労を楽しめるようになったら一人前の大人である」
「苦労の意味は生きる満足となる。苦労の意味が分かると自分の人生に納得がいく」
「生きる上に苦労がある。苦労の上に幸福がある」
「苦労はすべて自分の力となって生きてくる」
「苦労してるから一杯の水がうまい。苦労しているから幸福のハードルが低い」
「苦労が血となり肉となり自分を作りだしている」
「苦労の上に人生がある。苦労の意味は自分らしさ。苦労の姿がほんとうの自分」
「苦労は空を見ることで癒される。この夜空を見て癒される」
「苦労はどんな毒よりもどんな薬よりもこの人生によく効く」
「苦労を愛することが幸福。苦労を愛した者だけに天使はほほえむ」
「苦労は人生の財産。成長のあかし。生きている意味」
「苦労の意味は生きること。生きる意味は苦労すること。それはきっと悟りのひとつなればこそ」
第十一話。じゅういっかいめの悟り。人をキズつげないこと。
「人をキズつけないこと。人をほめよう自分をほめよう」
「人をキズつける人は自分をもひどくキズつける。それは不幸。誰も信じられなくなっていく。自分の可能性すら信じられなくなっていく。そして自殺する」
「若くあるうちに人をキズつけないことを教えること。幸福な人は誰もキズつけない。自分もキズつけないから自分の居心地がいい。それは幸福ということ」
「信頼できる人がいることはもっとも幸福なこと。自分を信頼できる人はもっとも幸福な人」
「信じる人は救われる。自分を信じる人は他人さえ救ってみせる」
「幸福な人は苦労すら財産とする。不幸な人は苦労をなじりさらに苦しむ」
「人をキズつけている分だけ不幸なこと。しかる必要もあるがそれはもっともしからなくてはいけないのは人をキズつけることである」
「遅いということはなく人をキズつけていたらそれが自分であろうとたしなめてあげること」
「キズつけた人に謝ることができるようになったら大人として一人前。キズつけた自分にごめんと言おう。それが幸福な人生の第一歩」
「人をキズつけないこと。それはきっと悟りのひとつなればこそ」
織刻(しょくこく)トップページ 言葉工房トップページ その他のページ