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2008年6月6日金曜日の詩。
元気に生きていることが幸福。
歯を磨くことが幸せ。
テレビを見ることが幸せ。
愛を感じることが幸せ。
生活が楽しい時が幸せ。
生き甲斐が幸せ。
人と気持ちが通じる時が幸せ。
人の幸福が幸福。
風を感じるのが幸福。
幸福ならばそれでいいじゃないか。
幸福だからいいじゃないか。
幸福で歩いていこう。
ゆっくりとね。
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2008年6月5日木曜日の詩。
愛があればそれでいい。
愛情が一番。
家族愛に友情に孤独も愛のひとつに違いない。
愛があれば気持ちは始まる。
愛があれば仕事が出来る。
愛があれば生活出来る。
愛があれば家庭円満。
愛情が歌となる。
愛があれば生きられる。
愛があれば宇宙が感じられる。
愛があれば世界が変る。
愛情が人生だ。
愛ある風景が幸せだ。
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2008年6月4日水曜日の詩。
どうして人は生きるのだらう。
人は花だから生きるのだろう。
人は雲だから生きるのだろう。
人は風だから生きるのだろう。
人は何故生きるのだろう。
鳥になって生きるのだろう。
熊になって生きるのだろう。
鼠になって生きるのだろう。
人はなにゆえ生きるのだろう。
旅の途中だから生きるのだろう。
心があるから生きるのだろう。
本質が響くから生きるのだろう。
人は如何にして生きるのだろう。
テレビを見て生きるのだろう。
運動して生きるのだろう。
遊んで生きるのだろう。
自然と生きるのだろう。
選んで生きるのだろう。
認められて生きるのだろう。
祝福されて生きるのだろう。
死んだら楽になれるのかなあ。
死ぬ時はぽっくりといきたいものだなあ。
そんなことをだらだらと日々考えている。
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2008年6月3日火曜日の詩。
誰もが思い出人。
思い出せない日もある。
思い出せない夢ならば、明日へと投げよう。
運べない思い出ならば、昨日へと置いておこう。
もう思い出せない人がいる。
思い出は人生。
そうかも知れない。
思い出という花を誰もが持っている。
笑って泣いて幸せになった思い出がある。
思い出は心の死に装束。
思い出は世界最後のフロンティア。
忘れられない一瞬がある。
誰と話しただろう。
誰とけんかしただろう。
誰と歌ったろう。
それは思い出の中。
蘇らない時間。
どんなに苦しい時も思い出は支えてくれた。
思い出は気持ちの宝物。
それだけで人生に越えられないことはない。
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2008年6月2日月曜日の詩。
巡り合う花がある。
幾千年の時を探した花がある。
忘れたりしない花がある。
どこにいても心にある花がある。
それは誰もが持っている花。
誰もが変らない花を持つ。
誰もが花を探している。
自分だけの花を咲かせよう。
友達と花を交換しょう。
家族と花を交換しょう。
花はいつも変らず心にあるから。
苦しい時の花もある。
悲しい時の花もある。
笑顔の時の花もある。
雨は心の幸せさ。
雨を浴びて花を咲かす。
花なんてどこにでも咲いている。
そのひとつになろう。
あえてそのひとつであろう。
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2008年6月1日日曜日の詩。
人は誰も夢追人。
夢に旅する旅人。
夢は儚いがそれゆえに尊い。
夢は忘れてしまいやすい。
けれども見失ってはいけない。
夢は心のエネルギー。
夢は心の力。
迷ったら夢の方向へ歩こう。
夢に迷ったらひと眠りしょう。
思い描くままに夢は夢のままだから。
思い描こう空を。
見上げよう夢の空を。
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2008年5月31日土曜日の詩。
まだ旅の途中。
誰かと彼かとすれ違いながら、道を歩いていく。
もう二度と会わない人もいる。
初めて会う人もいる。
旅の途中。
夢の途中。
振り返ることはない道をいく。
あの人は元気だろうか。
この人はどうだろうか。
そんなことが頭をよぎる。
道は永遠へと続いている。
いつか来た帰り道を歩いていく。
人はどこから来てどこへいくのか。
人は見知らぬ土地の旅の途中。
道はどこへと続いているのか。
通り過ぎる人々。
誰もが旅の途中なのだ。
私はまたゆっくりと歩き出した。
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2008年5月30日金曜日の詩。
猫が歩くぞ。
のったりのったり。
ゆっくりと歩いている。
猫がまったりしている。
別の猫がどこまでも歩いていく。
猫があくびをする。
猫は雲の速さで歩いている。
猫はゆったりと歌う。
猫の速さで歩いていこう。
猫に負けないくらいゆっくりと歩く。
猫のまったりさに癒される。
猫のようにゆっくりいたい。
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2008年5月29日木曜日の詩。
電気うさぎが跳ねている。
電気の文章が心を伝える時代。
人の気持ちは電気で走っている。
電気の翼はメールと呼ばれている。
電気の速度で動く時代。
人の力を電気が決める。
電気仕掛けの夢を見る。
電気の竜が心で暴れている。
心はいつも電気の嵐となっている。
それは情熱。
電気にサンキュー。
電気に心がびりびりしている。
それが愛なんだ。
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2008年5月28日水曜日の詩。
星々が日々を彩る。
星の速度で心が歩いている。
センスオブワンダー。
星の歌。
それを聞いて星が笑っている。
星々の歌がリズムを取る。
星の歌声は流星。
幾千の隕石が希望を歌う。
夢の星が輝いている。
一生を思い描く夢の星。
フォーチュンスター。
夢が星を思い描く。
幸福の星が空で輝いている。
この星も輝いている。
今日の人生に幸運がありますように。
ちょっと星に歌ったのだ。
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2008年5月27日火曜日の詩。
雪だるまが歩いていく。
どこまでも歩いていく。
雪だるまと走ろう。
雪だるまと競争だ。
雪だるまにぶつかる。
雪だるまに乗って走る。
雪だるまナイト。
白い騎士がどこまでもいく。
吹雪という白をまとう。
白く前に進んでいく。
白い世界が広がっていた。
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2008年5月26日月曜日の詩。
青空をまとって歩いている。
青空に心が洗われていく。
青空と一緒に歩いていこう。
青の風が吹く。
青空が通り過ぎていく。
青の濁流が過ぎる。
夢はあの青空にある。
希望はあの青空にある。
だからいまは幸せです。
雲った心が青空になる。
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2008年5月25日日曜日の詩。
夕日に照らされて歩いていこう。
夕日が心を彩る。
夕日を着て空を見上げよう。
そうして雲った心を洗っていよう。
夕日の向こうに歩いていこう。
まだ知らない世界がある。
夕日の風は夢を含んでいる。
いつまでも夕日に彩られていたい。
夕日の歌は希望。
夕日の風がどこまでも吹いていた。
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2008年5月24日土曜日の詩。
青空は勇気をくれる。
青空の先へと歩いていこう。
青空の思いが時代を作る。
夕日はやさしさをくれる。
夕日の先へと歩いていこう。
夕日の思いが胸に連なる。
雲の日は幸せになれる。
雲の先へと歩いていこう。
雲の思いが空へとつながる。
あの夕日は忘れていた夢なんだ。
あの青空は明日の希望なんだ。
あの雲は毎日の幸せなんだ。
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2008年5月23日金曜日の詩。
森の空気が風に揺れる。
歌ってみるが、歌声はすべて森に吸収される。
この森には夢の風が吹いている。
緑の光は希望。
森に笛の音が響く。
積もった葉が一面を占めている。
草々が一面を占める。
雨だ。
ざーざーと降っている。
雨さえもすべてが水に触れる。
苦しみも楽しみもすべてが水となる。
日が入る。
しばらくすると太陽が見える。
命の雨だ。
夢の水滴が葉に残っている。
希望の風が吹いている。
ゆっくりと木々のほうに歩いていく。
歩くとこが道になる。
木々の風景を見ながら歩く。
この木々の先に夢がある。
夢の木々が立っている。
希望の葉をたずさえて。
ゆっくりと木々の先に歩いていく。
木々は黙って何もいわない。
静まり返った世界。
何百年かかって出来た森だろう。
それは静かで、とても綺麗な風景だ。
この世界に包まれていたい。
それが幸福な一瞬なのだ。
森の中をどこまでも歩いていこう。
森林の世界が始まる。
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2008年5月22日木曜日の詩。
音楽が風に流れてくる。
どこかで聞いたような気がする。
希望の音楽が揺れている。
音楽の鳴るほうに歩いていく。
どこか懐かしいメロディ。
そうそこには夢があるはずだから。
これは自然が奏でる音楽だ。
風のささやき、木々のざわめき。
水のさざめき、波の高鳴り。
この音楽の先にはなにがあるんだろう。
夢の道だろうか。
希望の道だろうか。
幸福な生活だろうか。
きっとそれはゆったりとした夢なのだろう。
空気のように当たり前に夢があった。
なつかしい日々がよぎる。
それは感謝の日々。
それは苦難の日々。
それは幸福の日々。
夢との絆が希望。
青春の日々。
夢はまだそこにあるだろうか。
夢があったからここまで来れた。
希望があったからここまで歩いて来れた。
人情と友情があったから歩いて来れた。
故郷はまだそのままにあるだろうか。
いま私はこの地で働いている。
夢はまだあの時のままだろうか。
故郷まで歩こう。
希望の時を過ごした土地に帰ろう。
忘れていた日々が電灯に過ぎていく。
なつかしいな。
ヒーローになりたかったあの頃。
魔法使いになりたかったあの頃。
夢は変ったけれども、いまもその気持ちの暖かさは同じだ。
まだ私は夢の道を歩いている。
なにか私は変っただろうか。
ゆっくりと夕日に向かって歩く。
あの頃の私が通り過ぎていく。
楽しそうに通り過ぎていく。
元気にな。
私はあの頃の私にそう声をかけた。
子供は笑って、また走り出す。
私はゆっくりと夕日に向かって歩き出す。
まだ太陽はこうこうと照っていた。
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2008年5月21日水曜日の詩。
夢の公式の解き方は希望。
流星に誘われるままに歩いている。
流星はどこまでも先をいく。
希望の流星は色彩を放ちつつ飛んでいく。
流星は魂と混じりあい、幸福の卵になる。
それが人生だと卵は歌う。
そうかも知れない。
一生懸命仕事をしてきた。
いくらか夢に近づけただろうか。
花火が上がる。
夢の花火が。
希望の流星が夢の花火と出会う。
思い出が花開いていく。
希望の流星を追いかけて歩いていく。
どこまでも続く道。
夢の電灯がいくつも街を彩る。
とても綺麗だ。
流星はさらに先にいく。
どこまでもいく。
こちらもどこまでも歩く。
あの空にひとかけらでも触れることが出来るなら、なんと素晴らしいことか。
流星は火花を上げてさらに進む。
その後ろを進む。
希望の流星は夢の光を放ちながら進む。
その後ろを歩いていく。
希望の流星の道は幸福なのだろう。
まだ進める。
まだ先にいける。
歩き始める。
ゆっくりと流星を追いかける。
それでいいと鳥が歌う。
やっと手にした流星は石くれになって崩れてしまった。
希望は手に入れた瞬間になくなってしまうのか。
絶望が心を歌う。
いやまだだ。
魂が叫ぶ。
まだ始まったばかりじゃないか。
また新らしい流星が先を進む。
私はまた流星へと歩き始めた。
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2008年5月20日火曜日の詩。
夢につながる道を歩こう。
希望につながる道を歩こう。
幸福につながる道を歩こう。
風は水の香りを告げる。
どこまで来ただろうか。
道はまだ続いているようだ。
流星は南西の空に降りていく。
あれが希望の空だとしたら。
約束の土地はそこにあるのだろうか。
ゆっくりと道を歩いている。
猫が悠然と通り過ぎていく。
三毛猫だ。
猫は自由なものだとくすりと笑った。
きっと猫の夢はゆったりしたものなのだろう。
世界を踏みしめてさらに進む。
世界の果てまで歩いていこう。
きっとそこには夢の明日が待っているだろう。
毎日音楽が鳴り響き、日常が変る世界に違いない。
暖かい風と冷たい風が混じりあういま。
風の道を歩いている。
風は幸せを歌う。
この風はどこから来たのだろうか。
きっと世界の果てからだろう。
漠然とそんなことを思う。
そこは人が自然に暮していける場所なのに違いない。
ゆっくりと風の道を歩く。
世界の果てから夢が流れて来る。
日々過ぎていく時間がそこには洗われてある。
真っ白い時間なのだ。
まだなにもない時間。
いや、夢と希望は詰まってるから、それはすべてがあるといえる。
風の精霊が希望を運ぶ。
その流れはとても過細いものだ。
シルフよ、この思いも風に運んでくれ。
ありがとうと歌う。
シルフは少しだけ私の周囲で回転して、歌を運んでいってくれた。
世界の果てまで歩いていこう。
どんな苦難が待っていることだろう。
どんな楽しみが待っていることだろう。
風よこの気持ちを伝えてほしい。
私は幸せだと。
風に歌うのだ。
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2008年5月19日月曜日の詩。
カラ元気でもいいじゃない。
勇気があればいいじゃない。
スキップしてる心がある。
この気持ちでいい。
この気持ちでいこう。
どこまでもどこまでも。
歩けるとこまでいこう。
ゆっくりでいいじゃない。
夢が一緒に歩いてくれる。
影が一緒に歩いてくれる。
星が一緒に歩いてくれる。
希望の風が吹いている。
その方向に歩いていこう。
それが幸福への一番の近道だから。
振り返らないでいまを生きよう。
思い出と夢はおなじものさ。
思い出の道を歩く。
夢の道を歩く。
忘れていた道を歩く。
そんなもんさと思いながら。
このままでいいじゃないか。
それでもいこう。
そんなことだと歩いている。
マラソン選手のように歩幅の広い人。
おばあちゃんのように歩幅の小さな人。
いろんな歩幅がある。
誰の歩幅でもなくて。
自分の歩幅で歩いていこう。
それでこその人生じゃないか。
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2008年5月18日日曜日の詩。
おいてけぼりの青春。
夢見る速さで歩いている。
おいてけぼりの影が昨日を歌っている。
通り過ぎる猫が陽気な歌をうたっている。
猫と気楽に踊って、未来をつかもう。
猫は一匹さらに歩いていく。
そして誰もいなくなった。
西へ進め。
北北西の方向へ歩いていこう。
なにかある青空へ。
永遠の光に彩られた虹へ。
淡い光りが心を虹色に彩る。
光があれば影がある。
シャドウナイト。
出来ない自分は影となって昨日にいる。
出来る自分は光となって明日にいる。
宇宙の果てまで歩いていこう。
どこまでいけるだろう。
自分はいまどこにいるのだろう。
ふと、立ち止まってみる。
なにか変っただろうか。
時間を感じてみる。
ゆっくりとすべてが変り続ける時代。
忘れてしまった思いがある。
つないでいこうその気持ち。
忘れてしまう前にこの花となれ。
いつかその花をめでるまでに。
緑の庭園をゆっくりと歩いていく。
ジャンクな心でどこへいくのだろうか。
返品出来ない気持ちが積み重なっていく。
夢はどこに組み込むのだったか。
夢さえも大特価の時代に、ひっそりと暮らす毎日。
夢が走っていく。
疾風走る。
まるで流星のようだ。
その横をゆっくりと歩いていく。
風は向かい風。
夢は向かい風をいく。
その後ろを歩いていく私がいた。
風をきる音は希望。
ゆるやかな色彩のきらめきに彩られる。
だから歩いている私は幸福ではないか。
そんなことを思ったりする。
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2008年5月17日土曜日の詩。
忘れていた音楽がある。
思い出せない歌がある。
すべてをつなぐ一瞬がある。
ありがとう。
その一言が伝わればいい。
そんな歌を歌いたい。
出来ることからこつこつと積み重ねて来た。
こだわりの思いをこつこつと。
職人と呼ばれたこともある。
仕事に家族に感謝の思いをつづっていた。
自分にありがとう。
仲間にありがとう。
家族にありがとう。
地道に歩いて来た。
夢のままでいい。
思い描くままでいい。
そんな風に歩いていこう。
まだ見ぬ明日を信じていこう。
どこまでも歩いていける。
信じた道ならば、どこまでもいける。
初心を忘れずにいこう。
あり得ないこともある。
良くあることもある。
人生なにがあるか分からない。
石橋を叩いて歩いていこう。
出来ることなんてたいしてない。
ちょっとしたことでいい。
その思いをつないでいこう。
この気持ち水の波のようにただよっていたい。
ゆっくりふわふわしていたい。
水の青に包まれて、ゆったりと漂いたい。
水の青になりたい。
心が青になりいい。
透き通った青になって、水を泳いでいたいのだ。
青の青。
さらなる青につらなる気持ち。
夢にまで見た青い気持ち。
水のように柔軟で、変幻自在な青。
ゆっくりと青になっていく気持ち。
心地良い青になっていく気持ち。
青い気持ちが水に響いていく。
青い波紋がどこまでも、幾重にも響いていく。
ブルーアイズ。
青に透き通った日々。
青い日々に透き通った春よ。
水の気持ちが心癒してくれる。
青い日々にさようなら。
青い日々に初めまして。
青い純情が春を呼ぶ。
水の青がつらなっている。
この心に青が咲く。
水の中の青の山々。
水の波が心を揺らす。
青い心。
いつかどこかでこの青はさざめいているだろう。
青の波紋を歌となす。
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2008年5月16日金曜日の詩。
どこから来てどこへ行くのだろうか。
世界はそれでも回っている。
ラジオを聴きながら雑誌を読む。
かすれた歌が部屋を彩る。
ここまでやっと来た。
どこまでいくつもりだっただろう。
夢が流星となって自分を追い越していく。
願いごとを三回唱えた。
ひとつの星が輝いた。
それは希望の輝き。
それでいいと希望は歌う。
昨日の過ちを歌い、明日の感謝を歌う。
ここにいていいのだと歌う。
グラスを傾けながら、それに聞きほれていた。
どこまでもいけばいい。
振り返るのは休む時だけ。
世界が変わっても自分は変らない。
そんなに敏感には出来ていないのだ。
ただ黙々と仕事をしているだけだ。
どこまでいくつもりだっただろうか。
夢はどこまで見ていただろうか。
どこまでも歩いていけたあの思い。
いまも心には思い描けているのだ。
どこまでもいこう。
夢までいこう。
あの日思い描いていたとこまでいこう。
光の先のその先までいこう。
無限という言葉のその先までいこう。
星々のその先までいこう。
声が届いたとこまでいこう。
どこまでも歩いていこう。
そして時には立ち止まり、振り返り見てみよう。
これまでのこと。いままでのこと。
もういいんだと風がささやく。
それでもまた歩き出す。
まだ夢を忘れてしまうには、時が過ぎていないから。
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2008年5月15日木曜日の詩。
今日の汗は体からの感謝の気持ち。
今日という1日におつかれさん。
見上げればどこまでも青い空。
白い雲がぼんやりとしている。
どこまでも歩いていこう。
明日の先のその先まで。
今日の痛みはあすへのバネ。
忘れていた思い出が、ゆっくりと歩き出す。
それでいいと空が歌っている。
思い出という影が一緒に歩いている。
それでいいと川が流れる。
昨日の夢はまだ眠っている。
明日の希望はいま起きている。
忘れ物があると影がささやく。
忘れていい昨日がある。
忘れていけない明日がある。
戦えばいい。
負ければいい。
今日やらなければならないことがある。
つながっていく思いの連鎖。
どこかで途切れぬように。
その一本の草となろう。
雑草だからふまれても強い。
ゆっくりはっきりしゃきしゃきと輝いている水に触れて、ゆったりと生えていよう。
人は考える葦(あし)である。
考えて考えて考えていま休む。
一息ついて、また考える。
白い蝶が羽ばたいている。
ゆっくりゆっくりゆっくりと羽ばたいている。
それでいいと羽ばたいている。
そのスピードで歩いてもいい。
どこかで今日も蝶がゆっくりと羽ばたいている。
その羽ばたく風は台風にもなるだろう。
チリも積もれば山となるから。
力だけが人生ではないが、あったらいいなと思う時もあるから。
その一歩から始まる人生がある。
それでいいさと羽ばたいている。
まったりゆっくり羽ばたいている。
迷う道もある。暗い道もある。
ゆっくりと確実に歩いていこう。
どこかでつながる夢の道。
いまは小さな一歩でも、いつか大きな一歩になってるはずさ。
無数の道も歩けばひとつ。
自分を信じて歩いていこう。
仲間を信じて歩いていこう。
家族を信じて歩いていこう。
人は夢追い人。
まだ見ぬ希望へと歩く。
猫のようにまったりしたり。
犬のようにはしゃいだり。
毎日が楽しいな。
夢見るように夢を見て。
そんな感じだろうと、そこそこ喜んでいます。
楽しい日は一瞬で、また続く毎日に、歩く歩幅は変りません。
進めや進め。
それでもいいから進もうと、とことこ歩いています。
進もう風の吹くほうへ。
十年かけた土台で1日好きに遊ぶ。
人生なんてそんなもんさ。
そこかしこにペンがあり、思い出をいつでも書いていた。
忘れな草が咲いている。
覚えていない花がある。
そこには夢があったはず。
そこにはあすがあったはず。
草にそっと水をやる。
今日もいい日だったさと、心にゆっくりささやいた。
草は風に揺れて、今日も思い出になる。
忘れていく日々。新しく出会う日々。
忘れ得ない一瞬が夢として心に響く。
追いつけない影を追いかけて来た。
影は何もいわない。
おまえはどうしてそこにいるんだい。
影は何もいわない。
影に口があれば、きっと友達になれたことだろう。
影はほのかに、電灯に揺れたようだった。
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200(?)年3月23日日曜日午前1時5分カキコ。
3月23日の詩。
夢の二乗。
さまよう光。
それを映す影は幾重かに踊る。
すれちがう影と歌う闇の濃さに眠る。
影がかもしだす陽炎(かげろう)。
靴をはいた輝きが揺れて、朝日を語る。
靴底の影は忘れられている。
それこそが本質という影だというのに。
今日も本質はふみしめられている。
影に照り返された希望が幸福と瞬く。
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2007年5月6日日曜日午後2時40分カキコ。
2007年5月6日の詩。
銀の雷鳴の剣のごとく、太陽の日ざしが斜めに空気を射す。
大地に反射した光りはゆっくりと空気を暖めて行く。
ゆっくりと湯気のような白いひらひらが舞ってひらめく。
それはひとときの春の花びら。
やさしさの花。
風に目を細めて歩を止める。
桜の花びらが流れて行く。
桜の木が羽ばたいているように思うと言ったら、きっと夜の梟(ふくろう)は奇妙な顔をしたことだろう。
桜の花びらは螺旋を描いて行く。
花びらの風見鶏(かざみどり)が季節の案内をしているようだ。
ありがとうと感謝するが、今日も桜の木は独特のひん曲がったポーズで、葉を茂らしているだけなのだ。
木の妖精がいるならば、もっとましにいい感じではあるだろう。
けれども大地のノームはそうでも、実質剛健なドワーフならばきっとこんな感じだろうか。
どっしりとずっしりと無骨にいるに違いない。
地にある花びらは始めて土に触れてその色がかすれていたようだった。
気持ちは風よりは軽くはないのだろう。
ちょうどこの花びら程度ではないだろうか。
それくらいがいい。
でなければ、空の彼方へと飛んで行ってしまうに違いない。
私はまた歩き始めた。
ピンク色の花びらの道を踏みしめて。
自転車を漕いで道を行く。
夜の闇は光で眩しい気持ちをぎゅって抱きしめてくれる。
寂しさはついには温もりを拭き取り、空気を冷たいべールと化す。
闇の冷たいベールを纏(まと)いて、夜の道を歩く。
冷えた道は透き通った硝子(ガラス)のように埋(うず)もれていた尖った痛みを受け止めてくれる。
寒い夜は夜のコートに顔を埋めて、白い息をマスクに涙をコンタクトレンズにしている。
遠くに街灯がひっそりと幾つか光っている。
家々の明かりが幾重かの星々のように、それが見えない重力にネットワークされた宇宙のようにある夜。
それはまるで闇の国に瞬く希望の光りのように見えていた。
どこへ行くのかと風に問うても答えはない。
冬の闇夜を越えて、どこか暖かな風とからまり、それは雲を生み出し、雨となってまた空へと戻るだろう。
自転車を止めて道の横にある森の中に入る。
手に持つライトが細い道を照らす。
森の中には倒木が幾本かある。
みずからの体格に耐えられずに、その枯れた木は倒れていた。
木に付いた苔は半分は乾いている。
枯れ木はまだみしみしと軋む音がする。
鋼鉄の木が倒木の向こうに立っている。
花開くことなく、固く何事にも動くことのない木だ。
温度差だろうか、露を幾つもの点としている。
劣化が多少見られるが、ここにあるどの木よりも長く立ち続けているだろう。
生きることは本質の両立並列そのバランスを取ることなのだろう。
森を抜ける。
既に森の中は闇と霧で彩られ、手に持つライトですら照らせないだろう。
鋼鉄の木から作られた自転車に乗り、ゆっくりと漕ぎ出す。
車輪はその動きをライトの光りへと変える。
ライトは闇と混じり、うっすらと周囲の色彩を照らす。
空には満点の星々があり、けれども宇宙は暗黒のほうが多くありそうであった。
闇の風に服をゆらめかせながら、自転車で走る。
夜はまだ暮れ始めたばかりのようだった。
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2007年2月24日土曜日午後10時23分カキコ。
2007年2月23日の詩。
ソードドラゴン舞う。
千の剣千の竜。
シールドドラゴン舞弧弓を描く。
防ぎ、放つはエアードラゴンの蒼。
千旗の竜旗ひるがえり。
フラッグドラゴン天上に舞い踊る。
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2007年2月23日金曜日午前2時18分カキコ。
2007年2月22日の詩。
画竜描く世界。
墨竜踊る。
黒竜舞う。
白い世界は墨の宇宙へと色彩する。
水竜は霧竜霧散。
世界は竜の息吹に色彩を得る。
時の竜が羽ばたく。
歴史という息吹を時に羽ばたく。
時の風は風景。
景色という翼を広げて、竜は眠っている。
眠り続ける竜の鼓動たる四季を聞いている。
四季の竜ひるがえる。
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2007年2月22日木曜日午前1時56分カキコ。
2007年2月21日の詩。
春爛漫。
春竜(ハリュー)閃(ひらめ)く。
桜という翼が春風にはためく。
春桜疾風。
羽ばたく春期(しゅんき)揚々と。
ハルバルニア春々仁唖。
春ゆく風はたはたと吹かれている。
それは疾風の竜。
それは春の竜。
うっすらピンク色のひらめきが見える。
春時代。
春々(しゅんしゅん)と、颯爽(さっそう)と爽快(そうかい)と風ゆきて。
いつか見た時代が空を描く。
春空はひゅうひゅうと過ぎて行く。
雲さえも軽くありそうだ。
春雪ゆきて。
春に雪なんて風流なのかな。
春の竜がひるがえる。
春の速さでゆっくりと歩く。
そして春はまだ空の中にあった時のこと。
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2007年2月21日水曜日午前1時45分カキコ。
2007年2月20日の詩。
火竜回る回輪(ロンド)。
火竜紋章(ファイアードラゴンシンボル)。
炎竜巡るは雷星(らいせい)。
火山雷轟々(かざんりゅうごうごう)。
かるーく轟(とどろ)く圧力。
それは宇宙竜の原始たる姿。
雷轟雷々(らいごう)。
雷竜(ライリュー)はさらなる飛躍翼々(ひやくよくよく)としている。
巡る雷鳴の届く果て。
雷鳴のみが駆ける宇宙。
幾何学の雷鳴が果てと果てと果てを轟く。
さあ行こうと雷鳴の竜は宇宙を駆ける。
行き先は雷鳴の屈折率。
まだ見たことのない世界が広がる。
雷鳴のネットワークドラゴン。
今日も竜は雷鳴に轟いている。
雷鳴咆吼。
雷鳴の速度を上げて。
それは海底も空も一瞬で越えて行くドラゴン。
雷鳴舞う。
それはドラゴンの息吹なればこそ。
今日も雷鳴は美しい旋律を奏でている。
舞え天に。
舞え雷鳴の描く世界の躍動に。
いま、広がる雲上(うんじょう)の網へ。
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2007年2月20日火曜日午前1時15分カキコ。
2007年2月19日の詩。
放浪竜騎。
忘却の竜が舞う。
竜宮は遠く。
竜は雷々(らいらい)と羽ばたきて。
雷鳴の竜が咆吼す。
カリカチュアした竜翼(りゅうよく)は空を駆ける。
雲という大地はどこまでも変幻自在で。
竜黙竜樹(りゅうもくりゅうじゅ)。
大地の竜は葉々翼々(はばよくよく)と時を羽ばたく。
大地は竜樹(りゅうじゅ)を時に刻(きざ)みて。
疾風の竜と舞う。
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2007年2月18日日曜日午前1時35分カキコ。
2007年2月18日の詩。
雲竜雷々と悠々と空にあり。
雷鳴の翼は空を駆ける。
竜々山々。
雲竜は山脈竜とすれ違う。
鱗たる岩肌は霜結晶つらつらと。
疾風の竜踊る。
色彩すらも流しつつ。
疾風の竜舞い踊る。
布竜は風と余力に纏(まと)いてスカートひるがえる。
光陰の竜ひるがえる。
疾風の竜は闇の中を駆けていた。
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2007年2月18日日曜日午前12時25分カキコ。
2007年2月17日の詩。
飛べない天使は勇気で空を飛ぶ。
メロディラインという風が吹いている。
この風を受けている。
時の羽根が誰にもある。
過去と未来の狭間のいまを飛んでいる。
この羽根はきっとどこへでも行ける翼。
時空を羽ばたく。
この力は水の蒼でも宇宙の闇でもとらえる。
光の眩しさも闇の暗さもとらえる。
夕闇と星々さえもとらえる。
色彩の竜がイメージに踊る。
それはどんな色よりも鮮やかに。
どんな闇よりも深く波紋する。
遅いテープが巻かれるように、羽ばたきは時をとらえる。
止まる木の葉は時を羽ばたく羽根。
その緑様は時空の竜の羽ばたき。
その木調は竜の時空。
葉音は竜の羽ばたき。
時空の音楽。
時は深く静かに葉に響く。
時空の竜が羽ばたく。
時は葉に葉に。
時のドラゴンは今日も静かに羽ばたいている。
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2007年2月17日土曜日午前2時28分カキコ。
2007年2月16日の詩。
猫の早さで歩く。
暖かい日差しの道を歩く。
家々の影は斜めに構えて空を射す。
光と影の陰影のブロックが積み上がっている。
風が頬を過ぎる。
光の影のブロックにも風はすり抜けていく。
道のそこかしこにある小さな雑草が爛々と緑に輝いている。
飛行機雲が空に残っている。
陰影の竜がいる。
それはそこに留まっているだけで、動いているようには見えない。
一日かけてゆっくりと動くドラゴン。
影は竜の眠りし姿。
光は竜の躍動の姿。
花びらと葉が舞う。
葉の影は竜の羽ばたく軌跡。
影という竜は羽ばたきその姿は広がり続けている。
水仙のように星が輝いている。
それは竜の咆吼。
動く影は竜の羽ばたき。
またたく影よ。
その羽ばたきよ。
影はゆっくりとまたたいている。
それは竜の息吹。
虹は竜のブレス。
光の竜はまたたきという羽ばたきて。
青い空は竜の鱗(うろこ)。
赤い空は竜の鱗。
白い空は竜の鱗。
夕闇は竜の羽ばたき。
闇は竜の歌。
色彩の竜は闇の竜の羽ばたきにたゆたい。
影の竜はすべてを深化させて闇と成す。
すべては闇の羽ばたき。
そして闇の竜が目覚める。
闇風邪竜。
闇の竜羽ばたく。
闇の竜ひるがえって、銀河渦巻く。
そして宇宙竜の影に星々は包まれていた。
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2007年2月16日金曜日午前1時17分カキコ。
2007年2月15日の詩。
雷鳴の竜が水中を行く。
それはアクアプラネタリウム。
揺らめく波紋に色彩が照り返す。
まるで幾億年もこの色彩を照らしていたように波たゆたうように羽根をひるがえらせる。
粒子の色彩は変わり続ける。
雷鳴の竜の雷鳴のごとき咆吼は水に浸透して、ゆっくりと泡に波紋する。
水面で泡が割れて雷鳴は少しだけ響いたようだった。
雷鳴の竜が羽ばたく。
色彩の鳥の羽根が水面に広がってはまた沈む。
照り返す朝日にさえも波紋として
羽ばたきの光りは水面へとひるがえる。
雷鳴の竜は深海へと羽ばたく。
暗い深海の宇宙の中での羽ばたきは、
まるで花火の羽ばたき。
粒子の色彩は変わり続けながら羽ばたき続ける。
スノーパウダーのようなプランクトンの雪の中を、
雷鳴の竜が羽ばたく。
粒子のひとつひとつの光りはほのかに大きくなったり小さくなったりする。
色彩の竜が羽ばたく。
一気に闇をその羽根につかみ、
水を越え空を越えて宇宙へと出る。
次の惑星までひとつふたつの羽ばたき。
悠々と行く。
粒子の羽ばたきは大きくなる。
その羽ばたきは、
銀河の星々の光りのひとつひとつとなり、羽ばたくは銀河の渦。
色彩の竜はそうして星々の銀河としていまも光り輝いている。
雷鳴の竜が行く。
雷鳴の竜の羽根から粒子の流れをはためかせて流星の羽ばたき。
銀河からも離れて宇宙を行く。
粒子流はそのひとつひとつは表れてから、
宝石のようにきらりきらりきらめいて。
宇宙の闇へと消えて行く。
雷鳴の竜は幾重もの風景の中を行く。
時を越え時代を越えて進む。
見えない樹の筋を跳ぶ。
羽ばたきの暗躍が光りの軌跡となって連なる。
それはまるで雲のひとつひとつの粒子。
うっすらと連なる雲の羽ばたき。
粒子はゆっくりとからっぽの空間へと羽ばたく。
空は雷鳴の竜の羽ばたきで満ちていた。
風が葉にまに靡(なび)いている。
葉の光りを受けて緑色にひるがえる粒子の竜。
それは海の蒼とはまた違う深み。
見えない風は電磁の竜の羽ばたき。
空をゆっくりと行くドラゴンがいる。
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2007年2月15日木曜日午前2時53分カキコ。
2007年2月14日の詩。
ラッツララッツラ旅にありにけり。
空の向こうを見ていると、自分の中のフィルターの色が空色に染まる。
もう一度見た空には喜怒哀楽。
フィルターが空へと変わっている。
光りがその照り返しが空と心を照り返す。
雷鳴の鳥が宇宙を飛ぶ。
それはきっとこんな空を見た時の気持ち。
光りの筋のような、それでいて変幻自在の螺旋流。
変幻竜。
自在竜。
忘れていた咆吼が聞こえる。
それは空の雷鳴。
雷鳴の竜が羽ばたく。
電磁の竜が粒子の羽根を広げる。
無数の粒子の羽根が世界を包むように羽ばたく。
なにもかもをその色彩の粒子に混ぜて螺旋させて行く。
色は変わり続けて、やがてなにもかもは色彩の濁流になって行く。
また色彩の竜が羽ばたく。
電磁の竜羽ばたく。
それはどこまでも遙かなる時。
羽ばたき、滑空するかな。
それは竜の輪。
回転する七輪の色彩。
雷円面矢。
放たれる雷砲。
雷流に身を包まれて。
雷円が幾重も出でて離れていく。
連なる雷輪と雷鳴。
そしてまた収束する雷鳴。
暗闇にひとつの光りの球。
世界はまた元の姿にあり、そして空はいつもと変わらない。
風景はいつもの河原にいる。
いつしかいでた夕日すらも消えて、暗い空を見上げる。
数えきれない星々が瞬いている。
流星が一筋流れた。
願いごとは秘密。
車のライトが瞬く。
そんな雷風(らいふう)が一瞬過ぎて行く。
そして私はまた歩き出す。
あの色彩の羽根羽ばたく空はいまもこの内にあり、またそしていまも電磁の竜はそこで羽ばたいている。
どんなに見るものが変わっても、色彩はが鮮やかにひるがえっても、それはこの粒子の羽根に包まれているに違いない。
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2007年2月14日水曜日午前2時43分カキコ。
2007年2月13日の詩。
どーもいい空だなあと歩いている。
いい感じの青さ。
雲のまばら加減。
風が気持ち良く、これで一杯あればなにも言うまい。
遠くで鳥が旋回している。
そうそう。
こういうのがいいのよ。
河原では緑が延々とある。
永遠とかよりもこういうなにかね。
緑の連なりというのかな。
そういうのが好きなんだよなあ。
夕日のちまちまっとした朧赤の感じもいいけども。
やっぱりねえ、雲っている白さ、薄暗さも実はいいのよねえ。
雨が降って来るかなあとかなんかそんな感じよ。
どこかで鳥が鳴いている。
そんな夕涼みする散歩。
いいよねえ。
葉の音が自然のオーケストラを奏でる。
きっとこれが音楽の始まりに違いない。
とかなんとかね。
からっぽの空がまだどこまでもどこまでも。
なにもかもをも包み込むように広がっている。
気持ちは空へ。
そしてこの思いは内へと。
いやあ、こっぱずかしい。
なにをかっこつけてんだがなあもう。
私はまた歩き出す。
空はまだ広がり続けていた。
から。
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2007年2月13日火曜日午前12時57分カキコ。
2007年2月12日の詩。
白銀のマント纏った月は夜(よ)に夜(よ)に。
夜の使徒よと大地を照らす。
あそこに見える文様は兎(うさぎ)か猫かそれとも湖か。
月光螺旋。
すらりすらりと砕かれた月光りがきらきらと降り注ぐ時。
ぼくは街角の中ですれちがう天使を見る。
グラスショップにてらてらと照らされた光りなど忘れてしまえ。
こんな声さえ聞こえなければ誰も愛など語るまいに。
砕けてしまえ砕けてしまえ。
そんなクラクション鳴り響く街には。
まだ誰もいない朝日の中に夜の虫が眠りつく。
コンクリートの底にはまだ孵らない卵が眠っている。
こんな卵は砕いてしまえ。
こんな殻は砕いてしまえ。
こんな道は歩いてしまえ。
風が吹く。
風人(かぜびと)よ。
何故(なぜ)見たことのないその先に行くのか。
光りの濁流舞うその先には、見たことのない風景がある。
知らない世界などいまどきあるものか。
知っている宇宙などほんの一端に過ぎないだろう。
宇宙が景色となって。
それでもまだ歩いていた。
砕いてしまえ、宇宙という永遠さえも。
卵(らん)卵(らん)卵(らん)。
地球という卵が孵る。
星卵旋回。
光速で過ぎる時の中ですら、きっとこぼれおちてしまうだろう。
つかんだ夢は光りの蝶となってどこかへ跳んで行ってしまった。
忘却された過ぎ去りし時は言葉だけが伝えている。
砕いてしまえ砕いてしまえ。
そんな夢はどこかから打ち上げて月に置いて来てしまえ。
雪降る草原でいつか見た鹿が跳ねている。
氷漬いた夢があそこで光っている。
砕けた夢が周囲を彩る。
いや、それはもしかしたら私だったのかも知れない。
いつか夢から覚めたら、宇宙の花よと開くのだろうか。
そうだったのだ。
この氷の破片も夢だった。
いつか溶けてまた雨になっても、それは夢として降り注ぐのだろうか。
ゆらめく炎に溶かされて、また見えない白になるのだろうか。
崩れ去る世界よ。
消えゆく雲よ。
風となって歩く人よ。
魔風るーるー。
宙(そら)ゆらりゆく旅。
風の行方よ。
それを知るにはまだ時は千年必要だったから。
やがて溶けた雪に包まれた風が吹き出す。
雪の文様を通る時、結晶と化したリズムがうずく。
闇は宇宙が見ている夢。
闇の先には夢の果てがあるに違いない。
こんな夜もいい。
こんな朝もいい。
どこかで見た景色はいつも闇の向こうにあるに違いない。
夢想回帰。
闇は夜の時計。
移りゆく風景を闇に溶かして行く。
闇刻過ぎて、いつか光りの秒針が朝を刻むまで。
いま見た闇がいつしか日々の景色を映す空間だと誰が気づくだろうか。
闇はきっといまも終わらない時間を映し続けている。
音はきっと闇の属性。
だからきっと見えないに違いない。
消えるのではなく、闇に還るだけ。
光りに消滅しても、闇に還元されても。
真空はからっぽの歌を歌う。
闇にモーター付けて走り出す。
光りにロケット付けて飛び出す。
真空に時計を付けて回りだす。
光りを歌う。
闇を歌う。
そして真空を歌う。
月の光りが闇を削る。
その光りを雲が遮る。
星という時計が回転している。
このモーターはこのロケットはこの時計はいまも動いている。
闇を照らせ。
光りを雲らせ。
時を回転させる。
それが自然だというならば。
闇に跳ねるボールは回転していて、一点は光に照らされている。
風は真空の属性。
光りに阻まれ留まる風。
闇に弾かれ進む風。
空に吹き抜ける風。
雷風鳥。
粒子の羽根が真空を掴む。
ゆきゆく雷鳴の鳥。
暗い暗い宇宙には、なにも鳴らずなにも揺らぐことない。
粒子の羽根が螺旋を描き、それは星の卵へと変わり始める。
まだ群雷の鳥は羽ばたいている。
宿り木たる銀河に止まり、また羽ばたいてるに違いない。
雷撃発する丸い円を描くふたつのエンジン。
星球がまたたくエンジン。
雷鳴の鳥がいななく音楽。
そしていまも電磁の鳥のその後には宇宙がひるがえり続けている。
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2007年2月11日日曜日午前5時20分カキコ。
2007年2月10日の詩。
月やにの空くぐるくる雲の闇空。
白銀は自然のシロクマ。
きっと氷河の遠い親戚。
共通を見たらいっぱいいっぱい。
個別に地道にいこーじゃないの。
今日も今日とていい日かな。
それでも明日はまたやって来るのだから。
それでいいさと誰かが言っていたよ。
だからまた今日も歩いていたから。
遠い空へ行こう。
誰も見たことのない宇宙の果てへ。
だから今日もまたゆっくりと回転している気持ちならば。
それもまた世界の始まりになる。
そんな時かな。
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2007年2月9日土曜日午前2時56分カキコ。
2007年2月9日の詩。
夢無頼流。
夢を見るのは無頼の流れ。
山を歩き、道なき道を歩いている。
木々来々。
どこまでも続くような樹。
どこまでもこの地平は緑を歌うような。
心はこの蒼さを知っていた。
心が緑色に染まる頃、ゆっくりと目を閉じた。
雲界雲々。
雲の世界をその翼で越えて行く。
雲の白さになにかの純粋さを見る。
自然の白色は雲を写し取ったに違いない。
なにもかもが白くなる。
缶々からからからんと、缶が転がるよりも速く歩く。
鹿よりは遠くへ行きたい。
猿よりは樹の近くにいたい。
木の枝は幾重にも重なっていて、それは見たことのない分岐世界が重なっているようだ。
月の速さで飛行機が空を行く。
それは幻灯。
いつかこの街は森林だった。
風が吹いている。
この風はきっといまも見たことのない草原を駆けているのだ。
光りの風が抜ける。
光りは桜の花びらに変わってゆっくりと流れて行く。
幾年月の時が経っただろう。
そして砂の記憶がそっと終わったとしても、きっとまたその砂の瓶はひっくり返されることだろう。
宇宙という瓶はまだ砂を落としていたから。
砂音妙。
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2007年2月8日木曜日午後8時28分カキコ。
2007年2月8日の詩。
陽炎(かげろう)、ゆらゆらと見えないなにかがゆらめいて。
暖かい風が吹いて行く。
六千獄の風。
幾多の戦いに吹いた風は誰も見ることが出来ずにいまも吹いている。
それを知っているのは風だけならば。
風は始まりと最後の見取り図。
風は翼と羽によって唯一感覚しているようである。
風を凪ぐひとつの翼が一枚。
竜聖。
セイヴァードラゴン飛ぶ。
守られしは連戦煉獄夜。
時に人を守り、時に宝を守るドラゴン。
戦いの守護竜は眠りと明喜を繰り返す。
幾多の剣聖と戦い、時に協力したという。
ハルメニアランスに縫いつけられた影を探していたが、その影を纏う勇者とともに、いまは旅を続けているという。
ルーンドラゴンは月の夜に飛ぶ。
それは月の化身。
銀糸粒子を擁す姿。
いつもいつにも濃霧の中を行く。
羽ばたく黄金の象徴。
霧の日には今日も雷鳴の咆吼が響いている。
キャットドラゴン猫大ドラゴン。
いっつもいつも寝てばかり。
飛んでいるのはふんわりふわふわ。
竜のいる風景。
ダウンロードドラゴンが雷鳴竜と成って行く。
雲竜たちは粒子竜であり、散ってはまた集まっていた。
四葉竜と三葉竜がその数の葉のような帆のような翼で空を行く。
岩竜は群勢はまるで山脈の移動。
布竜は地竜や空竜や殻竜とおなじく九竜の一匹。
すべてを包む。
昔、空は竜だったという。
大地という竜もまたゆっくりと動いていた。
カウストラドラゴンがゆっくりと旋回する。
千のドラゴンたちが行く。
それは千の戦いの後のこと。
空はまだ、竜の領域。
夢舞う夜竜風。
二月八日の竜が行く。
刻竜が時のまにまに夜を彩る。
それはまだオーロラがドラゴンだった時のお話。
幾千夜の竜と神々の黄昏のこと。
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2007年2月8日木曜日午前1時42分カキコ。
2007年2月7日の詩。
反復された波たゆたう。
波はゆっくりと月の光りを照り返す。
波飛沫が月の光りを得ている。
まるでそれは水火花が風に舞うよう。
どこかで鴎(かもめ)が鳴いている。
それはまるで海の音楽のように空に鳴り響く。
きらりきらりと炎(ほむろ)がみっつ灯り、それは回転してひとつになる。
そういえば空には月が灯ります。
そういう月という銀の円盤が回転させる夜風景(やっふー、やふうけい)。
帰るべく道は読み出された月の文様。
波音と葉音が響く。
まるで木と海が話しているような。
音風(おんぷう)はそれを伝えてくれる。
自然の音符は闇にすら、風景を描きだす。
月明かりにうっすらと照らされた砂浜はゆっくりと波とたわむれてい様子。
風向きが変わる。
まるで漂流していた空気が呼び戻されるように。
花の臭いがする。
わすれな草。
朝日が近いようだ。
この風のリズム。
それは懐かしくも新しい。
そして忘却の旋律は泡沫(うたかた)を奏でていた。
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2007年2月6日火曜日午後9時35分カキコ。
2007年2月6日の詩。
三角は星に組み合わさり、四角は組み合わさり、いずれ丸へと変わる。
なにも無い空間はいつしか真空で満たされ、いずれ星へと変わる。
タイピングは雪を降らせる。
白い世界に雪を降らせる。
綿毛からほど遠い世界。
それは忘れた世界の欠片。
帰るには遠く、辿り着くには近すぎるもの。
どこかですれ違った思い。
いつか思いはクロスロードで電磁の鳥となり、また放電する空へと羽ばたくのだろうか。
雪虫花。
それはどこかで見た世界。
宇宙は氷の結晶のように連なって。
いつかこの胸の思いも溶けるのだろうか。
デュアルスノー。
並列された光りは残像を持って熱情を伝える。
忘れた去った夢はいまも鳥となって羽ばたいている。
夢想羽。
思いは空に。
大地はいまも回転している。
そうやって思いの雲をシャッフルするように。
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2007年2月6日火曜日午前12時24分カキコ。
2007年2月5日の詩。
福打ちて、未来ならばそれは楽楽(ラクラク)楽しいかな。
昨日よりもいい日旅立ち宵(よい)の銭はお賽銭。
かっつらかっつら歩く猫は、お外の弥生(やよい)に烏(カラス)見て。
どっかの婆が歩いている。
のらりくらりと良く転ばないなあと、猫は近くの道端で座っている。
風は冷たい冷気を運び、いまはここは太陽から遠いとうなっていやがる。
かっつんかっつん下駄が鳴り、町よりは田舎がいいと鐘が鳴っているようだ。
歩(ゆ)くす道にはなにがあるだろう。
くすくすと笑う妖怪がこっそりと古い家にはいるのかも知れない。
ほうほうの体(てい)で逃げ出した燕(つばめ)が一匹。
すらりすらりと飛んで行く。
いやあ、鳶(とび)か鷹(たか)にでも追っかけられたか。
雨にでも降られたか、へとへとのように見える。
薔薇(バラ)が咲いているので、棘(とげ)取ると、その後の日に芽が見え始めた。
いやあ、力あるなあ。
空は水々しくて、どこまでも抜けるような青空が続いている。
きっと空には鳥の帰る場所があるのだろう。
そんなことを考えてみたりする。
猫が猫撫(な)で声で餌を強請(ねだ)る音が響く。
似ている。
空はなにかを映し続けている。
こんなに大きな空を描く、風という筆はさぞやいい墨たる雲を露(つゆ)描くに違いない。
木はまるで空を目指しているかのように枝を伸ばす。
いつか空に手が届くのだらうか。
そうしたら、木は空への階段になるのかな。
夕日が赤く空を染めて行く。
これは空がまた明日と言っているようだ。
きっと明日の朝日はおはようとでも言う感じだろうか。
キャットウォークキャットウォーク。
どこまで歩くかキャットウォーク。
祝う角には福来たる。
それだけでいいと、ゆっくりと歩くかな。
自分の歩幅で歩くマイペース。
真空の星に巡る巡る星の自然。
いつか星の欠片と成る時も。
ゆったり歌う星の回転よ。
きっと周り続ける星は歌い続けているのだから。
緑と花と陰りの歌を萌え続けるようにと。
また今日も鶏が目覚ましのこけこっこ。
そして目覚める星がある。
飛ぶのではなくて、それは回転してるだけなのだ。
ひるがえり続ける時よ。
そんなこんなと思いつつ、また今日もゆっくりうつらうつらとしています。
昼寝に勝るいいこと無し。
今日もゆっくりとうつらうつら夢を見ています。
この風景はきっと星の夢なのかも知れない。
明日また起きる時まで。
今日という時におやすみ。
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