織刻(しょくこく)トップページ
言葉工房トップページ
幻想史(ファンタジー)〜剣と魔法のファンタジー編
〈リライアメント〉
移動できる基礎
[(いめーじ)]
十六のヴァ・フィー・エント(存在の策定者)によって初期に作りだされた本質と矛盾の認定語。大半のリライアメントはこれをもとに作られている。その効果と目的は無限とも言われるが、その深淵を、認識した者はいない。効果を得るまでにかなりの時間を要し、片方でも双語が欠けていると、認定されず、すべてやりなおしとなる。宗派(マイラ)の後継者(リライアメントのフルキを受け継ぎ、アタラシキを認識する)は、これを覚える。使い手としては、鎖印の基礎を認識、策定し、他数者に認定させたミラルなどが知られている。
[鎖印(さいん)(イーヴィニー)]
[昆虫印(クレイク)(ラーニ)]
三大鎖印のひとつで、破壊力のある鎖印がもっとも多くある。昆虫を使うため、鎖印が完成するまでの速さと種類の多さは群を抜くが、幻滅期(げんめつき)にはその奥義を使える者は数十人程度しかいない。動物印が比較的簡単に覚えられるのに対して昆虫印は修得が難しく、品種改良された昆虫の扱いも大変なため、継承を目的とした宗派(マイラ)以外の者が昆虫印を修得する目的は軍事利用が大半をしめる。歴代のアルアス王の加護のもと発展と使い手の広がりを続けたが、その力と反逆を恐れたファイファ・アルアスによってアルアス軍の襲撃、壊滅的打撃を受ける。クレイクという呼び名は初期に作られた滅語(ほろびご)によるもの。こんちゅういんとも呼ぶこともある。
[動物印(ルレイル)(コウ)]
どの期元においても、使い手の数が安定した鎖印。環境の変化に強く(扱う種によって若干の違い有り)、昆虫印にくらべ比較的扱いやすい。
ヨッパライ
使い手のまわりにいる者達を酔わせる。
[植物印(アレイア)(ヒッティア)]
誰もが一度は使う鎖印。ダイチ、ソラ、ウミ、ドーブなど、サイセイ系が多くあるが、植物の力を借りるため、効果を出すには年月が必要。そのわりに、使い手の大半は老人であり、断続的後継者の不足は常に課題になっている。
[語印(バリス)(コープル)(ごいん)]
異なる言語を重ねることにより、定義の統一の安定と崩壊を三百六十方向に確定を試みる。使い手の主流を占めていた語印(バリス)は、言葉の違いに左右されず、使いやすい流印の出現によって、その存在意義を大きく失ったと言われた。銀励期におけるキライヤと狗隙(クスキ)が行った試行錯誤によって、違った効果が発見され、別の重要な地位を占めるようになる。。
[流印(さいん)]
鎖印の古名。
[(しぐなる)]
シンゾクの配下である支族(ジュウシン)を、シンゾクのふりをして力を行使させる。モノマネのシュギが必要。劣勢期において、二千七百十一のジュウシンのうち、五百程度から、一時的に力を借りたという報告がなされている。
[(りずむ)]
一定の間隔でくり返す音と体の動きが一体となるほどに、いめーじを具現化する。一体となる者の数が多ければ多いほど、大きな力を発揮する。
[(しんぼる)]
異次元の法則を具現させ、次元や物質の定義を歪曲させる。
カガク
使うためにはネジなどが必要。
[(カンジ)]
文字の曲率と長さ、全体の字のゆがみ加減によって、リライアメントの方向性を探るための法則。樹齢数百年を超える木の枝を使い手の身長と同じ高さにして筆を作る。スミの濃さによって、効果の威力を調整する。樹齢十年以上の木に書いて、はじめて効果がだせる。
[(獲誤えご)]
大半の獲誤(えご)の効果は一時しか持続せず、威力もその大半はたいしたことはない。しかし、これをある程度極めると、かなりの破壊力を得られる。その威力に、ほぼすべての国が申し合わせて獲誤の使用を禁止し、伝承さえも問題視された。破壊のかぎりをつくしたフ・ボルゼット、集団で使い、一国を支配するまでにいたったフェルヴォーグと、おなじ獲誤で立ち向かったエルグベルトなどはとくに民衆の注目を集めた。獲誤は言葉の生まれる前からあったという説があり、製作者名は不明。廃してあるにもかかわらず、裁定期におきた大規模な破壊が起きた同時期、獲誤の効力は破壊だけではないことが確かめられ、このふたつを契機に、獲誤を得悟(えご)と改名し、使用を解禁、公的に得悟を会得したい者に、得悟のコントロールの仕方を覚えることを厳しく義務づけた。
[我螺(ガラ<ナ>)(バイジ)]
法則の転換を行う。
[螺旋法(らせんほう)(イーヴィニー・スメルチャントツェーラ)(ほ)]
古代的シャーマンが呪(のろ、まじな)い(ハベルト)を構成した時、それはごくごく素朴なもので、体の傷を部分的に癒(い)やしたり(それもかなりの時を使い)、あるいは敵対する者達の時をからめたり、時に占いの役割を越えた。そしてそれらを基礎として魔法は生まれた。各種の呪いを基礎とする魔法。それを土台として構成された螺旋法は魔法の中の魔法とも言われる。胱期(こうき)の七色に繊られし螺旋法は当時といまにつなぐ声として多くの者達にすべられてきた。それ自体が独自の次元(こと)であり、すべる者の心を常に映(うつ)して独自に実際に循環する。魔法が相手を自分を空を呪う言葉、呪文(じゅもん、ハベルト・ナ)に加(か)してつむぐられるのに対して、螺旋法はそれ自体が舞う。螺旋法はそれ自体が心を持つ。縫紀(ほうき、インテルタス・ハーマヤヤ、ひ)にはニィー=イコ属糸(ぞくし)=と呼ばれる者が螺旋法を自在に成したと記されている。またヤーグ族はホメイルの風からヘイマの土まで神として螺旋法を価値付けたと言われている。その貢献に対して、歴史にとどまったことはなく、数々の神秘性から、伝説として多くの詩人に語られることになった。
[螺印(らいん)(ファーミラー)(エントル)(ひ)(aabby)(畫)]
反質(はんしつ)にあみあげることにより出現率を確定する存在差(そんざいさ)。それ自体が無。それ自体が有にnにして、影の用途。闇の属性糸(ぞくせいし)。心の魂の空のあり方。個人幅。限界の策定における個性途(こせいと)。
〈者名(しゃな)(ハント)〉
幻滅期パーティ
シンゾクの宣告を撤回、あるいは緩和するため、期元(しんたす)の崩壊の月にパーティを編成。
ビリア・グレト
女、二十七歳。種族クーリ、アントス。シュギ、クレイナー、。職種ディルス。出身地、今は無きアルアスの街、グレト。 使節団リーダー。高揚期には百衆派のエル・クレイナー(昆虫印郡)を誇ったが、アルアス軍の襲撃を受け散り散りになり、幻滅期には、十衆派しか残っていない、正統昆虫印後継者(ヴァ・クレイルナーザ)。リ・ハーケン・トとクレイルの使い手として一行に参加。
ヤーナン・アルアス
男、十二歳。種族クーリアン。出身地、アルアスの都ボルナン。 アルアス国の時期後継者。根は憶病でやさしい性格。本心をあらわにしてはならないという帝国学と世界の安定のため、勇敢に突き進む。代表は王族でなければならないが、冒険の経験がないため、カミバまではビリアがリーダーを兼任する。一行は各国の一流のシュギを持つ者達によって編成されているが、それは宣告の撤回が不可能な時の実力行使が目的であり、さらに最終手段として、触れた存在を無と化すギアースの(しんぼる)と発動のためのシンギ・ト・タイギメイブンを持つ。
ティティル
二十二歳。シュギ、ルレイナー。出身地、ホーナン。 今期もっとも盛んに使われている鎖印、動物印(ルレイル)の使い手。明るくて、軽い雰囲気を受けるが、ルレイルハーンバの正統後継者で腕前はかなりのもの。
フライエン・カーフメルト・ボルナン
男、四十五歳。シュギ、ハ・ランサー・イ、出身地、アルアスの都、ボルナン。種族クライエン。三メートルの巨体で五メートルの双鉄槍を使うバルランスの使い手。巨体のわりに、細かいことに気がつく繊細さをもっている。業虐(ごうぎゃく)の巨人ラーカンの末裔。
ヤ・ミ
男、三十三歳。出身地、アルアスの村、ミ。王のお庭番。ヤーナンが王族らしからぬ行動(王の命令に背くこと)があれば王子を斬り、変わりに実行するという密命をおびている。
ホライゾン
男、五十三歳。アルアスの元第一王子。十七のときに城をとびだし、流浪の旅にでる。のちに三十代に入ったヤーナンと再会。意思を継ぎ、元アルアスの一部に家臣達やラリルと小国イスファリアを建国する。特殊な障壁に守られたこの国は、大国バーニガルに抗する者達を歓迎し、二百年後には勢力をバーニガルと二分するまでになり、バーニガルの横暴に歯止めをかけ、この地域一帯から国がなくなるまでの間、両国とも繁栄を謳歌した。
カリュウション
男、年齢不明(カミスナという、カーエン地方に住む種族には年齢を数える習慣はない)災害が続き、地主に納める作物も取れないほどだった。そんなとき、鬱屈した村人達が、異種族という口実において、カリュウションの妻、ニーケルナーに重傷を負わせた。これにたいし、なんら力を持たないカリュウションは日々、無力に打ちふるえたが、時のアル・ギブナーの高位師、ラゲ・イ・ル・メイテは、手に触れた者を石に変える力を与え、その力を無効化して、普段の生活に戻れる流印(サイン)を教えた。カリュウションは次々と村人の寝込みを襲い、石に変えていった。夜が明ける頃には村人の大半が石となり、息をするのはカリュウションのみとなった。ふいに背中を触られたカリュウションは逆手に相手の手に触れた。振り返ったカリュウションの見たものは、完治しかけ、歩けるまでに回復していたニーケルナーだった。ニーケルナーは歩けるようになったことを知らないカリュウションに、回復した姿を見せようとしたのだ。カリュウションは何日か無人の村で伏せていたが、意を決っすると村から出て、アル・ギブナーを探した。何十日にもおよぶ旅で逢(あ)うアル・ギブナー達は、皆、石の者を元に戻すことはできないということだった。ラゲ・イ・ル・メイテは当時、最孤高(さいここう)の名を欲しいままにしていた技量を持ち、その力を再解放することのできる者はいないと言われていた。カリュウションはラゲ・イ・ル・メイテを探す旅に出た。ジュウガの領域からいでて、その先々でカリュウションはいろいろにであった。たとえば、あるところここではなにも食べなくともなにもしないでもありのままでいられた。そこにいるトキノカゲモノ達はカリュウションを手厚く迎えいれて、ともに暮らした。食物は豊富で、やりがいのある事柄がいくつもいくつもとっくりとあった。カリュウションはトキノカゲモノの長(おさ)の家でお世話になり、毎晩食事をともにした。「このままここにいれば、死さえあなたは超えるだろう。ずっと、ここにいたらいい」そう長は言ってカリュウションに酒を進めるのだった。しかし、そこにはカリュウションの役割の場所住む場所休める場所があっても住む目的休む目的役割の目的がないのだった。それは数日のことだった。カリュウションはなんどもなんどもなんどもみんなに礼を述(の)べると、また歩きはじめた。カリュウションがラゲ・イ・ル・メイテを探すまでに、さらに三十年の月日を必要とした。ラゲ・イ・ル・メイテの話によれば、その力を解放することは、いまとなっては、もはや不可能であり、方法は無いというのが答えだった。カリュウションは数年をかけ故郷の村に帰ると、ニーケルナーの石像を抱きしめ、流印をきった。それはラゲ・イ・ル・メイテから教わった、自分を石化する流印だった。数々の像は改令期の末まで砂とならず、その形を止めていたという。
ミラル
ーーーそれはそよ風それは青空それは流れる時の中に沈む水面。なんでこんなにタイクツなんだろ……
小さなミラルはそんなことばかり思いえがいているこだった。ミラルはソラルチという村に生まれた。村の一帯は当時ムジュンにつつまれ、なにひとついいものはなかった。ムジュンがいくえにも螺旋(らせん)に重なるそこにミラルは生まれた。それはミラルはその時ほんの小さなほんの小さなホンシツだった。大成したミラルは流印の基礎作りをしたことで知られているが、その生涯は冒険の日々だったこと以外は、ほとんど解かっていない。冒険の目的は、誰もが一時はいたことがあり、二度と行くことができないと言われている地、ホンシツを目指していたと言われている。到達できたのかどうかの記録はない。
サイヤイ
名君と唱(うた)われたサイヤイのために作られた墓を荒らされないために、家臣達は何階層にもわたる迷宮を作り、数多くのグウゾウと共に弔った。家臣達と現王ラグトは、グウゾウを作るグウナ達が作りだした、清掃からグウゾウの整備までを統括する特殊なグウゾウを設置することを決めた。そのためにリュウキ(意識図)を投入し(リュウキはどの国でも厳重に管理され、たとえ王族といえど利用することはできなかった)、迷宮の門を閉じた。知能の低い動物の意識を入れるはずが、何重にもおよぶ確認にもかかわらず、ミスはおこった。それはほんの小さなミスの積み重なりだった。迷宮は広大で罠などの仕掛けは豊富であり、ラグトの代が変わるころには、財宝やスリルを求める者達が頻繁に冒険を挑んだ。当初、数々の罠に多数のグウゾウが設置された迷宮であり、戻ってくるのがもっとも困難だと言われていた。しかし、入った者達は誰もが無傷で帰ってくるにいたり、初心者向けの迷宮として定着するまでになった。ある時、迷い込んだ子どもを、グウゾウが助けだしたという。そのグウゾウはことばを話し、迷宮を案内してくれたというのだ。そのグウゾウはこの墓の王について詳しく話し、また私に逢いに来てくれと、王の墓の前で言ったという。迷宮はかなりのあいだ残り、若き旅人を鍛える場となったという。
キノウセン・ルラング
父王の名を継いだキノウセン セカンドは、十二億の民を時に守り、時に従わせるための(グウゾウ)二十五億体の顔を先王にし、先王を誹謗中傷したものを絶対的永久に国外退去にするよう命じた。流印の使い手は総動員され、命令が行き渡るまでにそう時間はかからなかった。視察に訪れた街で先王の命令で行った干害工事を批判したキノウセン セカンドは六億体のグウゾウによって国外へ送られた。当時の最新装備を備えた九千の兵士達にも止めることはできず、これを見送るしか術はなかった。この流印を解除するのに、一体に半年かかったと言われており、打開策の見つからぬまま、王はシュゲル族の寿命である二百年をまっとうした。
ラアノカゲイル
カゲイルのつばさに背(せ)とときて
それはまだつばさがトキノカゲモノ達にまだなかった頃の話し。
ラアノカゲイルという若者はその場で仕事もせず、つばさを作っては海に落ちる毎日だった。ある日海鳥スットライラル達がひなたぼっこをしている中を歩いている時、このつばさならば飛べるのではないかとラアノカゲイルは思った。そこで、そこにいるスットライラル達から自分の体重を支えられるだけのつばさを借りると、崖から海へ飛んだ。それはうまくいった。思いのほか自由に空を飛ぶことができた。体力がなくなるまで飛びあがり、海に落ちた。海岸に戻ったラアノカゲイルにスットライラル達はもう海を渡る時期であることを告げ、翌朝には旅だっていった。ある日、まだ崖から海に落ちる毎日のラアノカゲイルがマイニスの町に帰ると、マイニスの町では火事が起こり、鎮火の寸前だった。ラアノカゲイルは消えかかる最後の炎に自分のつばさになってほしいと願った。炎はラアノカゲイルの服にとびかかると、その背に炎のつばさが生まれた。ラアノカゲイルの体はゆっくりとゆっくりと空を炎の蝶と舞いおどった。
しかし服の背の部分が燃え尽きると、ラアノカゲイルは大地に降り立った。またある日マイニスの町を飢饉が襲った。そこでラアノカゲイルは神を感じた。ラアノカゲイルは神に神のつばさを求めた。すると、ラアノカゲイルは光りに包まれ、そこから消えた。それ以降ラアノカゲイルを見た者は誰もいない。ただ、それから神を感じた者達はその背につばさがあることに気がついたというのだった。
[グウゾウ]
いめーじによって作りだされる人工存在。存在させるには作る者だけでなく、無関係な者の力も必要とする。銅を媒体としたドウゾウなどが大半を占める。破壊や意識の多様化が阻害されるため、独裁国家以外で予算が出たためしがない。そのため材料はなどは粗悪なものが多く、銅とはいえ装甲は薄い。また、その大半のグウゾウの稼働部は少なく、稼働スピードも遅い。
[職種]
アル・ギブナー
弱者の願いを実行する役割職。大半のアル・ギブナーは王の願いしか実行しない。
キート
狂気を癒す者。おまえの狂気を背負う、と言い(アライメントの類かは、不明)相手の体からなにかをえぐりとると、その者は次の日から普通の生活にもどる。劣勢期に現れたこのキートは歴代の中でももっとも有名でありながらも、名前はなく(あるのではないかとも言われている)、ハインの街では銅像を作ったが、銅像には尊敬すべき人と刻まれたのみだった。数日後、銅像は跡形もなく消えてしまった。
ケレイラン
狂気をふりまく者。
クルス・ラカン
なすべきことの指定者。世界に九人いるかいないかと言われている。その名を語る詐欺師が横行しているため、役割名は有名でも、九人の名は知られていない。
ラルスフェン
次世代に未来を教える役割職。
デプスト
深層者。
[種族]
クーリ
大抵の時代で、大勢を占める。暖かい地よりも、寒い場所に適応している。アタタカナイスをめぐり一対の男女が戦いをはじめた。戦いは双方の体力の限度を超えても決着をみず、ふたりはふたりでふたりの子供を生み、その子に座らせることで満足した。これがクーリの発祥を伝えるとされる話しの出だしである。
クライエン
言語を持たず、成人は身長四メートルをこす。名前を付ける習慣もない。名を他種族から呼称として付けられることが多い。そのため、複数の呼称を持つ。
ファーラ
村長の行動を基準に時間を決めるため、時間にルーズ、朝寝坊で良く眠る者が村長として人気がある。目は無く、三本の触覚を使い、空気の運動によって相手の場所を感知する。
クー
嫌なことがおこると極端に寿命が縮むため、子作りの時期以外はひとりで暮らす。
カンネン
使われていない脳の一部に寄生する種族。たいていのカンネンは、たいして害をなさないが、中には与える者もいる。逆に共生に徹して、その寄生主に協力してくれる者もいる。
ギブツ
シンゾク
役割の任命と解任、世界の創造と破壊ができる実質的絶対者。フヘンノオウ、ゼッタイシン、ザシンなどが一般的に知られている。
ビーブ・エエメト
外見は昆虫そのもの。だいたい十匹ほど集まるとそれぞれが光を発し、思考をはじめる。その時集まった数や個々の微妙な違いによって、人格が生まれる。
ララテイア
プラクシール
言葉を食料にすると言われている種族。他種族との交流はほとんどもたず、幻の種族と言われた時期もある。
フェルツァイメル
闇種(やみしゅ)に属する実体を持たない存在獣(ゲール)。相手の影を吸い込むことによって存在し続ける。影を食われた者は、影が薄くなるにつれ実体も薄くなっていき、ついには消えてしまう。吸い込まれた相手が、どうなったかは知られていない。完全な闇の中では力を発揮できず、明るければ明るいほど力を発揮する。
ふぶ
[地]
メルミ
常に上に向かって水が流れている場所を指す。
マバーメルミ
もっとも広大で長いメルミとして、知られている。その先には、あしたの大地と呼ばれる場所があり、先の日へと続いている。
キま
この世界を構成する物質の中で、もっとも尊敬される存在。
織刻(しょくこく)トップページ 言葉工房トップページ