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『りんとした太陽のように』
原作 たかさきはやととかね。
りん役おぐらゆい。かりん役いしはらかおり。いくこ役ねたにみちこ。おとうさん役けんゆうさん。はるか役いのうえきくこ。子供編は学生時代です。大人編はラスト以降の大人の物語です。二色というかいつもとおりのカラー。大判がいいね。
一話。子供編。りんちゃんこの日を待っていたんだよくっくっくっとかりん。実はあたしも待っていたのよとりんも笑う。朝はやっぱりゆでたまごだよねとかりん。そうよねとりん。まずはお湯をわかして卵をあたためようとアプー。おにぎりやおにぎらずやサンドイッチのたぐいもいいねとアプー。おにぎりとゆでたまごとコーヒー牛乳入りが並ぶ。うますぎるとかりん。やっぱり天才は隠してもわかるものねとりん。まじめな顔でいってから笑いあうふたり。幸せすぎるとかりん。いい人は幸せなのよとりん。うんうんそうでしょうよそうでしょうよとかりん。とんぼが飛んでくる。おお見逃してやるから大空へ旅立ちなさいなとかりん。おしっこかりんにかけるとんぼ。てめえちくしょうふざけんなとかりん。とんぼは空へ。まあいいかとかりん。それもいいわねとりん。笑いあうふたり。時はゆっくりと過ぎる。
りんちゃん主役の第一作オープニングゆいかおり歌ってくれ。おだやかな流れの歌の感じで。DIYな第二作でもこのオープニングとエンディングで。歌詞はアニメ用に短く編集したり映像も二作目では作りなおしたりよろしく。
お父さんの生きた道は私の右足を作った。
お母さんの生きた道は私の左足を作った。
お父さんの知恵が左腕を作った。
お母さんの知恵が右腕を作った。
お父さんのやさしさがお母さんのやさしさが私のやさしさとなった。
お父さんのお母さんの命が私の命となった。
お父さんにありがとう。お母さんにありがとう。
育ててくれてありがとう。一緒に生きてくれてありがとう。
お父さんのくだらない話が好きだった。
お母さんの夢が好きだった。
家族の夢は幸せだった。
お父さんの笑顔が好きだった。
お母さんの感動の涙が好きだった。
すべての道は家族に通じるよね。
また歩き出した家族物語だよね。
いつでも帰れる家族物語。
ずっとずっと家族物語。いつまでも永遠に家族物語。
楽曲 家族物語。
りんちゃん主役の第一作エンディングクーリエ「スペルがいまひとつわからない」歌ってくれ。
お父さんの子守唄は壮大で広がっていく。
お母さんの子守唄はやさしくてあたたかい。
家族の子守唄はやさしく団欒に響いているよ。
忘れないでといだかれた母の幼き日のぬくもりを思い出していた。
忘れないでといだかれた父の幼き日のぬくもりを思い出していた。
どこにいくのだろうと父と母に聞いた夕日を見ていた。
時はゆっくりと流れて未来は無限に感じられた幼き日々よ。
涙さえも永遠に枯れないと信じていたね。
生きることは哲学でなぜ自分は生まれたか空に問いかけた。
父は偉大で夢大きく母は偉大であたたかかった。
夢はいつも太陽のように輝いていたね。
ヒーローになったりヒーローを待ったりあったよね。
どうでもいい遊びがムショウに楽しかった日々よ。
戻らないの戻れないのあの日々よ心にあるあの日々の風景よ。
大人になりたいと背伸びしては転んだ日々よ。
私はどうかな大人になったかな。
父の子守唄を聞いた日々よ母の子守唄を聞いた日々よあのなつかしき日々よまたあした。
楽曲 父の子守歌。母の子守唄。
二話。子供編。貸したCDかえしてよと鈴。わかったよ鈴ちゃんとかりん。かりんの部屋には割れたCDがある。だらだら汗のかりん。どうしょどうしょうとかりん。みんなー元気かなーとアプー。もう一冊同じ漫画を買っていくつも切り抜いて壁に貼ろうとアプー。世界にひとつだけのポスターの完成だ。切り抜いた漫画は古書店に売らないようにマジックでぺけをして処分しょう。それじゃとアプー。なによこれとりん。いやあのその怪獣がとかりん。最低とりん。夕飯のときも会話がない。どうしたのといくこ。知らないとりんは部屋に去る。次の日。ごめんとかりん。割ったのはわざとじゃないんだよとかりん。うんうんいいよとりん。形あるものはいつか壊れるものだよねとりん。抱きしめあうりんとかりん。また仲良くなったふたりのそんな絆のエピソードとナレーション。あげてもいいものを貸そうねとアプー。りんとかりんがじゃあね。
大人編一話。合計三話。りんの前にかりんがいる。なにしてるのとりん。冬は雪でうまっちゃうのさとかりん。なにやってんのとかりん。物語を作ってるのよとりん。難しいのかなとかりん。物語は昔話と神話から始まったとりん。子供が寝付くまでの昔話。そして世界の構造としての神話。でもここ千年くらいは物語は世界平和のための道具として活用されてきた。いま世界平和になって物語の存在理由はなにかなと思ってねとりん。夜の街を散策するふたり。川辺で石を投げるかりん。答えは出たとかりん。物語は人を幸せにするために紡ぐとりん。物語は永遠への贈り物。物語は永遠世界を構築するために作る。そして物語は永遠を旅するための翼。そんなところかなとりん。よかったねとかりん。ありがとうとりん。月のおぼろげな光りがふたりを照らす。
大人編二話。合計四話。中国旅行だやっほーとアプー。ショッピングモールに来たりんかりん。この頃は世界第二位の規模のショッピングモールだよとアプー。食事してキティゲットだぜとかりん。鬼城だヨーロッパ風建物だとかりん。住まないなんてもったいないなあとりん。広場で太極拳するふたり。広場踊りするふたり。さいっこーとかりん。おなかすいたとりん。なんか日本食が恋しいなあとりん。米と食材は手に入ったとかりん。やってみよーとアプー。すしやおにぎりをやわらかくにぎると舌の上でとろけるよとアプー。りんはできたがかりんはできない。まだまだだなとかりん。でもおいしいよとりん。日本文化の源流は中国にあることが多いよとアプー。旅はいいなあとアプー。帰ってくるりんとかりん。でもやっぱり日本が一番とりん。それがわかったねとかりん。ちゃんちゃん。
大人編三話。合計五話。りんの取材で猟師の人に話しを聞く。みんなに腹いっぱいになってほしいと猟師のいなばさん。猟師も伝統ですよ。美くしいといなば。最近は魚が減ってるけども養殖もいいよ。一緒にやりたいなといなばさん。いいですねとりんとかりん。服を縫うかとうさん。服は伝統のなかでもかなり人を美くしく見せる。すばらしい世界へ一緒にいかがですかとかとう。服は誰でも着るからいいですねとかりん。バスとトラックの運転手の山寺さん。車が好きでずっと乗っていたい。車で人を幸せにするバスやトラックに乗ってますと山寺。それなくして世界はないですねとりん。いい取材できたとりんとかりんは話しあいながら帰る。夜のとばりがすぎていく。
大人編四話。合計六話。家にいるふたり。親は働きに出ていていない。コンビニで買い物してレシートもらうりん。やっぱりDIYとりん。減税対象でないレシートはためて家での簡単なメモにしたり本のしおりにしてしまおうとりん。ふつうの人は減税なんてないよとかりん。あれぼくの出番はとアプー。ねえりんちゃんなんで作家になったのとかりん。物語に感動してね。こんなに人を幸せにする文化の一端になりたかったとりん。そのためには腕前はまだまだだねとかりん。永遠に続ければ少しは幸せにできるよとりん。私は一番最初の読者てありたい。そしてファン第一号だねとかりん。さあ大作家になるぞとりん。夜はほとぼりを冷ます。
大人編五話。合計七話。家にいるふたり。なにかなあ。大人になって高級料理食べたりして。でも子供のときにはらすかして食べたパン以上においしいものを食べたことがないなあとりん。ときめきがたりてないんだあとがっつぽーずのかりん。さあ夕日に向かって走り出そうとかりん。めんどいなあとりん。天井を見るりん。見えるとりん。なにがとかりん。暗闇のふたりの前に天空から光りが降りてくる。光りをりんとかりんは手にする。だからまた歩き出すからとりん。そうだねとかりん。あぷーが飛んでくる。りんりんやってみようとふたりとあぷー。ごはん炊いてなかったらチンするごはんでもいいよ。ごはんを少し大きなおわんなどに入れます。ハムとかめんたいことかかまぼことか細かくしたら入れてだしつゆをお好みで多少入れます。私なんかはたっぷりだしつゆふりかけちゃいます。中に入れる具はてきとうでよし。食べたときの具の具合は工夫してみよう。お好みで少ししおふり。のりは二枚でもいいよ。だしつゆにあきたらマヨネーズとかいろいろソースとかいろいろ調味料まぜてみるとか。それは麺類でもカレーでもなんでもね。たとえばパスタに市販のミートソースにさらにいろいろ調味料まぜてみるとか。食べ物屋さんを食べ歩きも料理はうまくなるよ。そのほかもいろいろ工夫してみよう。おわんからきってないのりに一気に投入つつんでおにぎりのできあがりとあぷー。おにぎり食べながらわきあいあいのりんとかりん。夜はふけてゆく。
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