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『ポポロクロイス物語』
たかさきはやと
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ポポロクロイス物語 ナンバリングタイトル。 希望の詩「うた」。
序章。顔色がよくない人がいると少年のピエトロ。希望がないのだと聞く。希望を探してピエトロは冒険にでる。
ピエトロ役おりかさあい。ナルシア役しらとりゆり。
一話。ナルシアと仲間になる。城から外は幻が踊る。歩いていくとエンカウントしつつ城がある。玉座には王女ナンダルシアがいる。倒すともう希望などない。なにも希望などないのだとナンダルシア。希望とは心に灯「とも」す明かりなのですとピエトロの母の思いがピエトロに伝える。心にトモシビを灯「とも」そうよとピエトロ。さあ心にトモシビを灯そう。さあともそうよとピエトロ。さあゆっくりとともしびを心にともそうよとピエトロはナンダルシアの肩を叩く。これはなんだこのあたたかいものはなんなのだとナンデルシア。それが希望という愛よとナルシア。そうかこれが愛かと城とともに消えていくナンダルシア。これでよかったかなとピエトロ。すばらしいわよとナルシア。一行は城に戻る。旅は続く。6、28。
二話。冒険に出るピエトロとナルシア。前回の冒険で回復魔法が使えるようになる。希望がないと騎士グローリアが暴れている。こんなこといけないとピエトロ。うるさいとグローリア。あんたねいけないことわからないのとナルシア。うるさいうるさいうるさあいとグローリア。倒すともう希望なき日々は嫌だと騎士グローリア。ピエトロが光る。ナルシアも光る。一行は学校へと来ていた。子供たちは希望ですと学校の先生。次の世代がまた花開いていくこと。それを見ているのが希望なのですと先生。私たち古い世代は新しい世代の糧となればいい。次の世代の肥やしたれ。私の思いは次の世代に継承される。そのことが私たちの希望なのですと先生。子供たちの笑顔がそこかしこに。ああこれこそが希望であったかとグローリアは涙する。次の世代はすべて希望だったのだ。気づかなかったとグローリア。たくましく育てよとグローリアは子供たちと笑いあう。よかったねとナルシア。そうだねとピエトロ。一行は希望を探して旅立つ。6、29。
三話。旅を続ける一行。次の城下町クアトロバジーナスにいく。希望を探してるとピエトロたちは聞き込みする。そこへドラゴングラグスクーンが暴れている。倒すととげがささったんだと。ピエトロがとげをぬく。喜んで飛んでいくドラゴングラグスクーン。なにか書いてる少年がいる。どうしたのとピエトロ。ぼくはクンクラ。希望の小説を書いて希望をみんなに届けたいとクンクラ。希望と愛の物語をみんなに感じてもらいたいんだとクンクラ。みんなに幸せの物語を感じてもらいたいとクンクラ。それも希望なんだねとピエトロと握手するクンクラ。素晴らしいことだわとナルシア。幸せにする小説をよろしくねとピエトロ。そんな希望も希望なのねとナルシア。話しあいそして一行は旅立つ。6、30。
四話。リュナ役はなざわかな。次の城下町ハバネロカライーナにいく。黒い肌のリュナと意気投合して一緒に旅することになる。暴れていた精霊を倒す。希望はどこにあるんだろうとピエトロ。あしたの自分は希望だがやとリュナ。あしたの自分は常に進化して成長しているんだがや。あしたの自分にはこのいまの自分を世界をなんとかしてくれるだがや。あしたの自分こそ希望だがやとリュナ。まかせておけやと声がする。いまの声はとリュナ。なにか聞こえたかなとビエトロ。いやそうだな。あしたの自分よまかせたぜとリュナは笑う。あしたの自分は世界を変えているかなとピエトロ。きっとそうだよとナルシア。さあ希望を探そうやとリュナ。一行は旅立つ。7、1。
五話。次の城下町ヘカトンケイルルッティにいく。町の人たちを苦しめている王デッケル。城に入るとエンカウント。玉座にて王を倒すとデッケルはうなだれる。なにも希望などないとデッケル。罪もなき人々をキズつけてきた。この罪深き存在に救いたる希望などなにもないのだとデッケル。この絶望を殺してくれとデッケル。人には奇跡を起こせる力があるとピエトロ。人が起こす奇跡ですべては良くなるとピエトロ。奇跡の力とデッケル。そう奇跡を起こす力が人にはあるのですとナルシア。涙がこぼれる気分がいい。なんだこれはとデッケル。奇跡だがやとリュナ。人は誰でも幸せという奇跡を起こせるのだがやとリュナ。だから生きるのですとナルシア。だから生きるのかとデッケルは泣いている。それが希望なのですとナルシア。これからは町人たちと支えあって生きていくとデッケル。一行は旅立つ。7、2。
六話。次の城下町ルーミックワールドナにいく。涙の物語を読み返すことが希望ですとナルシア。それはいいねとピエトロ。精霊が暴れている。倒し静めているとある女が精霊を操っている。女を倒すと希望がないこんな町など滅んでしまえというヒュネラ。いい人たちに囲まれて暮らすことが希望だがやとリュナ。いい人なんて知らないとヒュネラ。世界には賢者と呼ばれるすごい人たちがいる。そんな人たちの救援を待ってもいいのではとそれが希望だとナルシア。夢を作ろうとピエトロ。夢か。仕事をなににしょうというのかとヒュネラ。永遠の目標を持つことだよとピエトロ。永遠に人を幸せにするという目標に生きること。それが希望だとピエトロ。そしてね。幸せになったみんなと思い出作ること。みんなの笑顔の思い出たくさん作ること。それが希望なんだよとピエトロ。みんなと自分とする幸せの喜びの場に生きること。それが希望なんだよとピエトロは笑う。ヒュネラは涙をぬぐいそうするという。一行は旅立つ。7、3。
ポポロクロイス物語 テーマ曲。 ひだかのりこ歌ってくれ。
希望探して旅をして希望抱きしめて生きる。
その思いを希望に託してまた旅立つぼくらは。
幸せになりたかった。その希望を探していた。
どうすれば幸せになるか希望の歌が聞こえてくる。
希望の詩「うた」を歌おうよ。希望を歌おうよ。
幸せになるまで希望を探して生きていこうよ。
すべては希望から始まるから希望探して今日も生きるよ。
人の力は希望から生まれる。まずはその希望を抱きしめよう。
絶望に泣いた夜よ迷い生きた日々よ。この希望を歌うよ。
幸せのありかを書いた希望を見つけたよ。
希望さえあれば幸せになれる。さあ旅立とうよ。
家族や仲間やひきつれて。希望には未来が書かれてる。
幸せな日々が希望には描「えが」かれているという。
希望探して旅をしょう。空を見上げて歩き出そう。
幸せの地よ希望の旅よさあ希望の詩「うた」を歌おう。
すべての希望をひきつれてあしたへ旅をしょう。希望の旅を永久「とわ」に。
楽曲 希望の詩「うた」よ永久「とわ」の歌よ。
七話。次の城下町ハラユミハラヘッタへいく。歌や物語を楽しむのは希望だよとピエトロ。三人で歌いながら歩く。侍「サムライ」が暴れている。倒すともう人生にいきづまってしまったと。助けてほしかったら助けてというのだとピエトロ。助けてくれということが希望だとリュナ。助けてくれ。助けてくれ。助けてくれ。助けてくれ。助けてくれ。助けてくれとサムライの陣助「じんすけ」。はい助けるよとナルシアが笑う。町の人たちも助けるよと。ありがとうとじんすけは涙をぬぐう。すばらしいだがやとリュナ。そうねとナルシア。これでいいんだねとピエトロ。また旅立とうとリュナ。さあいこうとピエトロ。一行は旅立つ。7、4。
八話。次の城下町ジンギナキタタカイにいく。帝国ってなんだがやとリュナ。他国に軍事基地を持ってる国は帝国というのよとナルシア。特産品のアイスをみんなで食べたりする。草の上で転がるピエトロ。馬に乗ったり牛の乳を搾る。一ヶ月町を満喫するピエトロたち。男が暴れている。倒すとひとりという自由に生きてきた。だがいきづまってしまったと男、ガーレフ。結婚は必要だよとピエトロ。ひとりこそ至上。そうだろうとガーレフ。ひとりでも楽しいよとガーレフ。ひとりも楽しいならみんなも楽しいよとピエトロ。だから家族や仲間とみんなと一緒にいようよとピエトロ。泣き出すガーレフ。家族を楽しむことがたいせつよとナルシア。妻を探すとガーレフと別れる。みんなと一緒は楽しいねとピエトロ。そういうことよとナルシア。楽しいのが一番だがやとリュナ。一行は旅立つ。7、6。
九話。次の城下町ヌーサンヌーサンドウブツズキナにいく。半月遊んで過ごすピエトロたち。この国の魔法大臣が暴れている。倒すと希望がないのだと魔法大臣。人を信じることは魔法だよとピエトロ。人を信じれば道が開ける。人を信じるという希望がぼくたちにはあるんだよとピエトロ。人を信じれば新らしい家族や仲間ができる。人を信じることでできる新らしい家族は理想郷だよ。そこではどんな願いも叶うのよとナルシア。人を信じた分だけ人に助けてもらえるだがや。人を信じるという愛は新らしい道が開けるんだがやとリュナ。人を信じる幸せはとてもとても幸せになるんだよとピエトロ。人を信じる希望に生きてごらんよとピエトロ。そうすると魔法大臣レニーナ。人を信じるのは楽しいねとピエトロ。人を信じるのは生きてる感じがするわとナルシア。人を信じるために生まれたのだがやとリュナ。一行は旅立つ。7、8。
十話。次の城下町マスミンインゼイセイカツヲユメミテにいく。町を三ヶ月堪能するピエトロたち。精霊が暴れている。精霊を倒すととある少女レバンと会う。この町は内戦をしていたのと少女。この町には未来がないのよ。未来がほしいとレバン。希望を持ってる人が未来なんだよとピエトロ。希望さえあればその人そのものが未来だからきみがみんなの未来になってねとピエトロ。わかったとレバン。希望さえあれば世界はあなたのものよとナルシア。一緒に生きようだがや。この世界をわかちあいながらだがやとリュナ。一緒に生きようと世界をわけあいながらとピエトロと握手するレバン。一行は旅立つ。7、16。
十一話。次の城下町ナバチャンジュウナナサイオイオイにいく。町を堪能しつつ暴れている精霊を倒す。だいじょうぶですかとピエトロ。畑にいた女性アイリスは相方がいるからだいじょうぶと。相方がいるから幸せすぎるのよとアイリス。相方がいるから幸せすぎて困るわとアイリスは笑う。相方が希望よとアイリスは笑う。あたしにはピエトロが希望よとナルシア。私もだがやとリュナ。ナルシアはぼくの希望だとピエトロは笑う。また希望見つけたね。さあまた希望探しの旅をしょうとピエトロたちは旅立つ。7、20。
十二話。次の城下町ゲキテイウタウヨチサタイセンにいく。ゆったり街を堪能している。とレギノス王が魔法で暴れている。倒すともう希望がないのだ。みんな死のうと泣いているレギノス王。一緒に生きようよとピエトロ。一緒に生きていこうよとピエトロ。一緒に生きてみんなと楽しもうよとピエトロ。一緒に生きればいろんな楽しいことわかちあえるのよとナルシア。一緒に生きて一緒に幸せに気づきあうこと。それが幸せだがやとリュナ。王は泣き崩れる。後を街の人たちに任せて一行は旅立つ。7、29。
十三話。次の城下町キョウモケンコウケンユウサン。ゆったり街を堪能している。阿由竜「あゆりゅう」と仲良くなる。この世界はすばらしいと阿由竜。暴れている空雷帝「くうらいてい」を倒す。もう私にはなにもないと空雷帝。伝えて希望をとピエトロ。伝えて愛をとピエトロ。伝えて幸せ。伝えてポポロクロイス物語とピエトロ。伝えて家族団欒をとナルシア。伝えて平和というおだやかな世界をとリュナ。空雷帝は泣いている。一行は旅立つ。7、30。
十四話。次の城下町ミノリソングウタオウヨにいく。絶望と戦う一行。倒すと絶望は老婆に逃げ込む。もう希望はないよと老婆うめ。私はひとり家で朽ちていくだけ。なんの希望もないのよと老婆。あなたは守られているとピエトロ。誰もいないよと老婆。昼は太陽に守られているよ。夜は月に守られているよ。星にゆられて星に守られているよ。ひとりひとりの祈りに願いに守られているよ。みんなが歌う歌に守られているよ。命を愛するみんなの気持ちに守られているよとピエトロ。老婆は涙をぬぐう。絶望は消えていた。一行は旅立つ。10、7。
十五話。次の城下町フィネクスミナガラカゾクダンランへいく。絶望と戦う一行。倒すと絶望は老婆に逃げ込む。もう希望はないと老婆りん。両親は亡くなった。子供はいない。世界平和になり目標もない。もう私にはなにもないと老婆は崩れている。希望がある。希望があるんだよここにとピエトロ。そんなはずはない。なのになぜ涙がこぼれてくるんだい。この涙はなんだい。次から次へとあふれるこの涙はいったいなんなんだいと老婆は涙をぬぐう。人生は冒険だよとピエトロ。人生は希望を探す冒険なんだよとピエトロ。さあ希望を探しに冒険に出よう。世界へ旅立とう。みんながこの世界にはいるよとピエトロ。老婆は歩き出す。絶望は消えていた。一行は旅立つ。10、8。
十六話。次の城下町マウヒメナカハラマイチャンナノダへいく。絶望と戦う一行。倒すと絶望は老婆に逃げ込む。もう希望はないと老婆ゆい。希望は心に燃やし続けるもの。希望は心に灯すトモシビなんだよとピエトロ。歌を歌うことで希望を心に灯すのよとナルシア。燃やして心に希望をとリュナ。絶望が燃えていくとゆい。そしてなにかやわらかなものが心を流れていく。涙があふれてくるとゆい。幸せだとゆい。心に幸せを灯そうとピエトロ。希望を燃やして幸せを灯そうとピエトロ。絶望は消えていた。一行は旅立つ。10、9。
十七話。次の城下町ユカイナユカナダミンナデゴオへいく。悪魔を倒す。この城と町は悪魔と取引して崩れていくばかり。でもそれは希望さえあれば崩壊は止まるとピエトロは町の人たちに話す。希望は燃やして心に灯すもの。ぼくはみんなを愛してる。ずっと愛してる。永遠に愛していく。だから希望を忘れないで。心に希望を灯そうよとピエトロ。みんなの胸が光っている。希望を灯そうと町の人たちは立ち上がる。町の崩壊は止まった。一行は旅立つ。10、12。
十八話。飛竜と仲良くなり空飛び空の大地の次の城下町イイヅカマユミマシュウウタイマショウへいく。魔王ランブリオンを倒す。村人は老人が多くあきらめているようす。時の流れが神様だとピエトロ。時は魂。魂という水は流れて川となって海となって雲となってまた人という雨水になるとピエトロ。なにも止まることなくただ流れるのみとピエトロ。さあ歩こうとナルシア。一緒に永遠に流れようとリュナ。雨が降ってくる。さあ水の流れるままに歩いていこう。流れこそが希望だよ。永遠に流れていこうとビエトロ。老人たちは立ち上がる。一行は旅立つ。10、13。
十九話。次の天空の大地の城下町タカハシミカコダパヨパヨにいく。少年がナイフ持って死ぬと暴れている。倒して話す。もうだめだ。死にたい。私にはなにもない。なにもないんだと少年ライナ。きみは命を持ってるよとピエトロ。人の命は地球よりも重いのよとナルシア。命は星に癒されるために生まれたのよとリュナ。さあ生きようとピエトロ。はいとライナは歩いていく。一行は旅立つ。2016、1、16。
二十話。暴れている中年スルーダンを倒す。もう三十なかば。親も死にもうだめなんだ死ぬしかないとスルーダン。ピエトロたちが光る。老人が立っている。私は95歳のスルーダンだ。生きててよかったと老人のスルーダン。うそだ。うそだ。うそだ。うそだ。うそだ。うそだ。うそだ。うそだとスルーダンは泣き崩れる。あなた方と会えて人生が変わった。ありがとうと老人のスルーダン。夕日がスルーダンを照らしていた。一行は旅立つ。1、23。
二十一話。次の天空の大地の城下町タカヤマミナミハメイタンテイシンジツハイツモヒトツにいく。町の人たちが殴りあっている。話を聞くとクロイツ王の命令だという。クロイツを倒すと私など生まれてこなければよかったと泣きじゃくる。生まれてこなければこんなに苦しまなくてよかったのにと。なぜ私は生まれたと。
生まれたのは命が奇跡だから。
いままで車とかにひかれなかった奇跡があるとピエトロ。病気で死ななかった奇跡があると。生まれた奇跡。それは神様に愛されているから。この星に愛されているから家族に愛されているから。神様も星も家族もいつもみんながいる奇跡が希望だよとピエトロ。わかった。みなとともに生きていくとクロイツ。一行は旅立つ。2、8。
二十二話。次の天空の大地の城下町イイヅカマユミトラプラスニノッテへいく。町が騒然としている。ラーベルトに町は二分されている。ラーベルトを倒すと移民どもが私たちの町を壊しているのだとラーベルト。こいつら移民は私たちのものを奪い壊すダニだと。信じれば人は資源となりそこからいろんなものが生まれる。信じれば人は力となり支え愛平和を築けるとピエトロ。疑えば人は敵となり平和は崩れてしまう。人を信じる人は救われる。
信じれば人は家族となり永遠の平和を支え愛あえるだろうとピエトロ。そんな話信じられるものか。おまえだって疑うべき人よ。きれいごとでなにができる。私は自分の家族ともうまくいってないのになぜ移民まで家族しなければならないとラーベルト。ピエトロたちが光る。なんだこの光りはとラーベルト。ピエトロの光りとひとつになるラーベルト。なんてあたたかいんだ。みんなの笑顔が見える。ただおだやかな家族との日々よ。みんなひとつの家族なんだ。それこそ平和なんだ。
なんて美くしい世界だとラーベルトは涙を流す。家族という奇跡。
これが希望だよ。これが愛だよとピエトロ。協力していこう。みんなはひとつだとラーベルト。一行は旅立つ。2、9。
二十三話。次の天空の大地の城下町クワシマホウコダワッハッハッへいく。夜に焚き火にあたる一行。恋愛なんてめんどくさい。でもピエトロは好きとナルシア。好きならなんでもありなのよ。好きならいつも一緒にいること。それが家族となっていくとピエトロの母の姿。はいとナルシア。次の日に暴れているランダークを倒す。自分の未来が心配だ。もうだめだとランダーク。生きることはありえない戦いだと。生きることが奇跡なんだとピエトロ。そうよ生きることは自己責任よとナルシア。ぼくだったらその責任ひきうけてあげるよとピエトロ。ありがとうと涙を流すナルシア。未来は不安なもの。だけど未来はわからないからおもしろい。人生は最高の物語とピエトロ。この物語を一緒に紐解「ひもと」いていこう。この物語の代金は生きること。生きる苦難を乗り越えた先に幸せがある。この未来を一緒に開こうとピエトロたちは光る。未来が見える。そこは無限の物語。終わらない永遠の物語を楽しもうとピエトロ。そして未来が始まる。一行は旅立った。2016、2、15。
二十四話。次の天空の大地の城下町セカイヲカエヨウへいく。町の人たちは道でだらだらしてる。食べるものがない助けてと子供が泣き叫ぶ。どうしたのとピエトロ。この町の人たちはすべてをあきらめてしまったんですと子供。魔王あきらめろを倒す。ピエトロが光る。町の人たちがやる気を取り戻していく。この力はどこからくるのとナルシア。人を幸せにしたい渇望感なんだ。それが願いとして心で光っているとピエトロ。この町の人たちは自業自得よ私もそうよとナルシア。人を救いたい。ナルシアを救いたいとピエトロ。ありがとうと涙を流すナルシア。現実とは未来。立ちふさがる現実を越えると未来そのものが手に入る。手に入れた未来は心の中で永遠に輝いている。未来をどんどん心にふやしていこうとピエトロ。心は無限の未来たちで永遠に光り輝いている。歌や物語だって未来なんだ。人を救うことは未来。さあ未来の中へ。心を未来で輝かせ永遠の未来へ旅立とう。この心にある未来の光りで世界に未来を灯「とも」そう。この未来の光りで家族に未来を灯「とも」そう。それを人は希望の灯火「ともしび」と呼び心に灯し輝かし続けるから。永遠にとピエトロ。町の人たちと歌い踊った。一行は旅立つ。2、17。
二十五話。次の天空の大地の城下町ソラトダイチノヒメへいく。あーできたらいいのに。こーできたらいいのに。そんな思いに引き裂かれそうとナルシア。無理に望めば心は分解してしまう。それならいっそのことなにも望まないことだよ。自由になろうとピエトロ。姫と結婚しょうとしてる魔王を倒す。私はどこにいけばいいとナルシア。ここにいればいいとピエトロ。私を許してとナルシア。許さない。幸せにならないと許さないとピエトロ。ありがとうと涙をぬぐうナルシア。この世界をどうしたいとナルシア。楽園にしたいとピエトロ。協力するわとナルシア。
二十六話。ピエトロたちは何日も歩いても砂漠ばかりでしかもずっと夜だ。とあるオアシスに立ち寄るピエトロたち。ドラゴンミノーンと話した。世界は砂漠になっていく。そしていつも暗く昏く夜なのじゃとミノーン。どうして夜ばかりなの。どうして砂漠ばかりなのとナルシア。世界平和だからじゃ。世界平和になってすばらしい新作がめっきり少なくなった。みんな過去の作品のオアシスでなんとかしのいでいる。心のファンタジーの世界はどんどん枯れ果てていってる。希望という水がないからじゃ。希望とは独創的なもの。まったくあたらしいものを創造することで希望は生まれるとミノーン。ミノーンはだいじょうぶなのとピエトロ。わしはこのオアシスでいましばらくはだいじょうぶじゃ。元気にやりなされとミノーンと別れて旅に出る一行。希望を探そう生み出そうとピエトロ。ええ探して生み出しましょうとナルシアとリュナ。一行は旅立つ。2、24。
二十七話。青年のナグロクと会う。暴れていたゴブロークを倒す。「未来にはなにもない。未来は真っ暗闇だ。未来には希望などない」とナグロク。「未来は美くしい」とピエトロ。「未来にはすべてがある。未来は誰もが幸せになるよ」とピエトロ。「未来にはみんなの願いが叶うから」とナルシア。「未来は希望があふれている。未来はきっとすばらしいから」とピエトロ。「未来を愛することが幸せだから」とナルシア。「未来を築くために。その努力が未来を築き。未来はなにもかもうまくいく。未来はすがすがしく未来はみんな幸せになるから」とピエトロ。「幸せになりたい」とナグロクは泣いた。一行は旅立つ。2016、7、12。
二十八話。青年のユーナリュに会う。暴れていたゴスゴスゴースンを倒す。「苦しい。苦しい。苦しい。苦しいよお。苦しいのはもういやだよお」とユーナリュ。「未来は必ず幸せになるから。未来を信じることが希望だよ。さあ未来を愛そう。家族を愛そう。自分を愛そう。未来のすべてを愛して生きていこう。未来はきっと気持ちいいから」とピエトロ。「未来は創造によって築かれていくから。未来を想像して未来を創造しょう」とナルシア。「未来はすべての願いが叶うから。未来を見て未来を愛して抱きしめて生きよう。もう未来はずっと自分を待っていてくれたから。未来へ旅立つときだよ」とピエトロ。「わかりました」とユーナリュ。一行は旅立つ。
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