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『MONOGATARI』

たかさきはやと




第一話。初めての物語。人生は物語であること。


たかつ先生「作家、学者のたかつよしこです」
あやね「人の人生は物語であるですか」
たかつ先生「人というものは宇宙という本の物語であること。そこで起きたことは宇宙の本に刻まれていること」
あやね「物語は総合芸術ですか」
たかつ先生「歌に音楽に絵や映像などこれらは総合芸術であること。人の持ちうる限りの技術を用いて感動を起こす仕組みであること」
あやね「物語は勉強になるですか」
たかつ先生「人生の勉強はどれだけ物語を見たかによる。人間の礎となるものが物語にはある」
あやね「物語がヒントですか」
たかつ先生「世界に人助け以上の幸福はない。市場原理の中でだけ人助けするのが商売。それ以外がNPOやボランティア。物語はどう人を助けるかのヒントになる。人を助けるための方法論として物語はある」
あやね「物語が人生の地図ですか」
たかつ先生「ナビシステムほど正確なものじゃないけどね。いまいる場所とこれからどこへ向かうべきかの道しるべにはなる。よくできた物語ほどすばらしい道しるべとなる。物語の共感できる方向。それが生きる方向となる」
あやね「できる物語ですか」
たかつ先生「この世界にはできる宇宙とできない宇宙のふたつがある。自分ができない宇宙にいると思う人はなにもできない。できる宇宙にいて物語を紡ぐ時に願いはすべて叶っていく」
あやね「世界観の広さですか」
たかつ先生「物語で世界観を広くすればするほど願いは叶う。それがサウンドデュアルで言うところのマテリアルナイズ。物質化なのよね」







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