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『KAIRAKU-4』
この作品をあなた達愛撫者(あいぶしゃ)にささげる。
[愛は空にあったから]
【なにも言わないなら、あたしが言うよ】
「きみの人生はだから愛に包まれる。きみの愛でいこう。いいね。ぼくに腰掛けてごらん。きみの心で暮らしたい」
「あんた一人で自立もできないの」
ーーーまあ一緒なら退屈しないかもね。
ズリュッ
「きみの愛でぼくは生きかえる。きみとゆこう。夢のかなたまで。ぼくに心をあずけて。なにも二人のあいだに入らない。愛、以外は」
「しっかりいれてるでしょ」
ーーーつながってる時が一番好き。離れている時間の分も感じちゃう。
ズリュッリュッ
「きみの心と一生つきあっていくよ。これからは同じ愛を奏でよう。二人が愛の思い出になるまで愛し合おう」
「そんな先のことなんて解かるもんですか。気が早いんだからもう」
ーーー気持ちは同じ。でもほんとに先のことなんてわからないんだよ。
ズリュッズッズリュッ
「愛については二人はひとつなんだ。きみの愛が欲しい。きみの水を愛で愛(め)でる。もうぼくの愛を受け入れてくれるよね」
「ちっとはあんたの愛もちょうだいよねえ」
ーーー受け取った愛であたしはこれから出来ることを探す。なにが出来るだろう。自分に。あなたに。あたしたちを支えるみんなに。
ズリュッズズリュッズリュッ
「きみのゆくえは愛が知っていたから。さあ愛のすばらしさ感じよう。きみが愛であるかぎり、ぼくはきみの愛だよ」
「知ってるわよ。そんなこと」
ーーーずっと前からね。あなたがいること知ってたよ。
ズリュッズリュルュリュリュッズッ
「きみの心を愛撫するよ。きみの愛はやわらかいよ。さあきみの愛にぼくの愛を入れるよ。きみの中に入れてくれるね」
「もう出し入れしてるでしょ」
ーーーとっくに二人の肌と肌は触れ合っていたから。
ズリュッズギュッギュッズリュリュッ
「だから二人は二人の愛は離れることはないんだ。ぼくの水を抜いてくれるね。きみの心の歌をくれ。きみの心の愛を二人で作ろう」
「まだ出しちゃだめえ。もっと動いてよー」
ーーーあなたの吹き出す感じっていいよね。
ズリュッズチュリュッズギュギュリュリュッ
「きみの愛でいこう。きみの世界にぼくを住まわせてくれ。ぼくをずっと好きでいてくれ。ぼくのとりこになってほしい」
「どのみちあたしの性器につっこんでるでしょ」
ーーーあなたの動きを受け止める。こんなことしかできないけど、好きだよ。
ズリュッズチュリュルルルッズリュッズヴヴッ
「きみの心を愛で満たしたい。きみの抱えている愛が欲しい。きみの涙が欲しい。きみの性液が欲しい。きみの唾液が欲しい」
「いつもあげてるでしょ」
ーーーあなたにしぼりつくされる。もっとしぼっていいよ。
ズリュッズチュリュッズッズッズヴヴッギュッギュッ
「きみの心の声でぼくは生き返る。きみの愛をほ出しきりたい。ぼくの愛を愛液を受け止めてほしい。ぼくの樫の木をあげるよ」
「うまいこと言って、やり逃げすんなよ」
ーーー愛なら流れていた。空を風となって漂うの。どこまでいけるだろう。それでもいい。とりあえず、あたしは歩き出す。
ズリュッズズズッズギュリュルルルッギュッギュッギュッ
「きみといられることが幸せなんだ。きみに決めたよ。ぼくをきみの愛で甘えさせて。ぼくの愛できみを星の世界へ連れて行くよ」
「その前に絶頂(イカ)してよ」
ーーーあなたの世界であたしを愛して。あなたのリズムであたしを愛して。
ズリュッズリュッズヴッズヴッズヴッズチュリュルルルルッ
「愛が足りないなら愛しあおう。吹き出す水はきみの心の涙。さあもっと流してごらん。愛はきみの気持ちとともにある」
「なら証明してみせてよ」
ーーー気持ちはきっとそうなのだろう。
ズリュッズリュリュッズッズッズヴヴッズリュリュッズリュッ
「迷うな、いってごらん。愛は疲れた時すわる休憩所。愛できみの口をふさぐ。もうぼくだけ見ていてくれるね。愛はきみの衝撃を超える」
「ようするにまた来てやりたいんでしょ」
ーーー愛だけがどこかに輝いている。二人でしか見つからないって、どうして?
ズリュッズヴッズヴッズヴッズリュルルルルッズリュッズリュッ
「水が流れる瞬間、愛はきみの中に芽生える。きみから始まる愛の流れが思いの本流になる。この愛でお互いを支えあおう」
「あたしが支えてばかりじゃない」
ーーー気持ちは持ちつ持たれつだけどね。
ズリュッズリュッズッズッズヴヴッズギュッギュッギュギュッズリュッ
「ぼくはぼくの愛。きみはきみの愛。それがしあわせ。ぼくがきみの苦しみ奪うよ。愛の水にとけてしまおう。この感触に気持ちまかせて。いいかい。いくよ。それ」
「もっと激しくてもいいよ。ついてついて」
ーーーあなたが愛してること感じさせて。
ズリュッズリュッズギュッギュギュッギュヴヴヴヴヴッッッズリュルルルッ
「んひぃっひいんっ」
「んっはあんっ」
ーーーねえ愛はいつになったら星に帰るの。この星で生まれ、空に流れ出す。森の中に木はあって、あたしはみんなの中にいる。
ズリュッズズズッズリュッズギュリュッズリュルルルッズギュッギュッギュッズッ
「んひはっんああんっ」
「ひっはっ」
ーーーねえ、あたしあなたは引き抜いてくれるかな。ねえ星よ、二人のことを覚えていて。愛が包んだ一瞬のことを。
ズリュッズッズッズヴヴッズギュチュッズキュキュキュッギュッギュリュルュッギュッ
「んひぃいっんはああっんあっ」
「んっくっ」
ーーーいつかあった景色が二人の影に沈む時、愛は空に日に降りそそいでくる。あなたの心に二人の心に。願いならいつもあったのだから。
ズキュッズギュギュリュルルルルッズギュッギュッズリュッズリュリュッズヴッズヴッズヴッ
「はひいっんひひいいっあっんひあっ」
「あっはっ」
ーーー微笑んだ愛は変わらないままあるのだ。だからいいのだ。愛でいいのだ。きっといいのだ。愛であることに。愛でいることに。愛であり続けることに。
ズリュッズギュリュルルルッズギュリュッギュリュッギュリュギュリュギュッギュッギュッズリュッ
「はひいっんああっきつういっきついのおっ」
「んっはあっ」
ーーーどこまで愛していいの。どこまで愛せるだろう。この宇宙にどうして愛は生まれたの。あなたの愛に追いつかれないように。ほらつかまえてごらん。ねえすごいのあげちゃうから。
ズリュッズリュッズギュギュッギュリュッギュリュルルルルッズギュリュッズリュッズッズッズヴヴッズッ
「んひいっひんっひんひんひいんっいひいのおっ」
「ああっんひいっ」
ーーーまだまだ先の愛があたしを飛ばすから。だから愛に言うのありがとうって。大好きだよ。だからまた歩き出そう。あたしたちの散歩、してみようよ。
ズリュッズズズッズギュリュッズギュリュルルルッズリュッズギュッギュッギュギュッズッズッズヴヴッズリュッ
「んひいっいいのっいひいっんひいっあひいっんああっ」
「あひいっひんっ」
ーーーゆっくりとね。ね。ねえあたしの愛でいこう。どこまでも。だから、ね、あなたはあたしの勇気だったから。明日も愛してみよう。また愛のゆくえを音の調べとするために。
ズリュッズッズッズヴヴッズギュリュルルルッズリュッズギュッギュッギュギュッギュリュッギュッギュッギュッ
「はひんっひんひんひんっひいいいっんああっんひいっいっ」
「んっあんっ」
ーーー愛してる。だからまたあたしはあなたへ愛をあげる。いつか愛の地層にあたしの愛が埋まるまで。愛をここからここまであげる。
ズリュッズヴッズヴッズヴッズギュリュルルルッギュヴヴヴヴヴッッズリュッギュッギュッギュリュッリュリュリュッズッ
「んひあっんああっあひんっひんひんひんっひいんっんひっんい゛っ」
「んひいっいいっ」
ーーーできるまで愛あげる。それでもさらにぐんぐんあげる。愛する理由すら愛するだけ。できることなら愛。できないことなら愛。
ズリュッズリュリュッズヴッズヴッズヴッズリュッズギュリュッズギュリュルルルッズギュウッギュッギュッギュウウッッズッ
「んあああっあ゛ーっんあ゛ーっあ゛あ゛んっんひんっいひんっひんひんっひいんっ」
「んっああんっ」
ーーーもうこの愛が宇宙に収まらないほど愛してる。あなたに燃えつきたい。眠りゆく明日が今日より愛に包まれていますように。
ズリュッズヴヴッズギュヴヴヴヴッッズリュッズギュリュッズギュッギュッギュッギュリュルルルッズギュリュッギュッギュッギュリュッ
「あひいっいいんっいいのおっはあんっっんひうっひんっひんっひいんっいいいいいんっ」
「はっああんっ」
ーーーまだ愛せる、もっと愛せる、ずっと愛になる。時まで。あたしは愛したから。この愛見失わないように。愛にだけ心が透かされる。
ズリュッズギュリュルルルッズギュリュッズヴッズヴッズヴッズギュリュッズリュッズギュッギュッギュッギュギュギュッズリュッギュッズッ
「んひあああんっんああっひいんっいんいんいいんのおっっあひい。んひいあっんんんんっ」
「あああっんひいっ」
ーーーあああーいしちゃうのだと愛ゆえに愛する愛の遠い愛なのだったから。愛の地平線に思い出のかけら。窓から愛の風景。ずっと愛はカゲロウゆえに愛よ空に飛んでいけ。
ズリュッズリュッズリュリュッズギュリュルルルッギュッギュッギュッズギュリュッズリュギュッギュウゥウウッズギュッギュッギュリュリュッギュッ
「んひいっいっいっいーっいーっいいのおっはひいっあひいっひいひいひいんっんああっあひんっ」
「んああっあひんっ」
ーーー愛の秘密、あなたへの思い愛に詰め込んだから。もうあなたは忘れられた思いじゃないよ。この愛に始まったから。もう時間は合いだけ、はじき出すのだったから。
ズリュッズッズッズヴヴッギュヴヴヴッギュリュンッズギュッズギュッギュッギュッギュッギュリュルルルルッズギュッズギュッギュッギュッズリュリュッズッ
「んひいっいいっいひいのおっんひいいいっいっいっいいっいいいいいっっあひんっああんっあんあんっ」
「んひいっはひいっ」
ーーー愛よ、あたしたちを結んで。思い離れないように。愛でいいならあたしはずっと愛を感じていたから。この心で。あらゆる意味で愛してる。
ズリュッズズズッズギュリュルルルッズヴッズヴッズヴッズリュッズリュッルルルッギュッギュッギュッズギュッズギュリュッズッズッズッズビユッズビリュルルッ
「んひあっあひんっいんいんいんっいいんっはひいっんくひいいっんああっんひいひいいいいっっあひんっくひいっ」
「はひっいっ」
ーーー愛にできること。あたしにできること。あたしたちにはできること。それぞれの空に愛は流れおちる。インスタントな愛だとて愛には違いなかったから。
ズリュッズズズッズギュリュッズギュッズリュッズギュギュギュギュッギュッギュッギュッズギュリュルルルッズギュッズリュッズヴヴッズリュッズビリュンッギュリュンッ
「んんあっんひいんっひんひんひんっひいうっんっんっんああんっんくくっくひいっひんっひいんっああんそこはだめへぇっっっっ」
「んんんっもっと入ってへぇええっ」
ーーー愛以上愛未満。あたしは愛のまがりかど。もうずっと知らなかった部分が覚醒(かくせい)する。それゆえにあたしは素晴らしい愛に求めあう。
ズリュルュッズギュッズギュリュッズギュリュルルルッズギュッギュッギュッギュッギュリュンッリュンリュンッズリュッズヴッズヴッズヴヴッギュヴヴヴヴッズギュギュンッズッ
「あひんっひいいいっいいっいいっいいのほおっんんんんっいひいっいひんっんひああっあひんっひんひんひんっひいんっくるくるうっ」
「ひんっひいんっ」
ーーーそれがあたしなりということならば、出会いさえあたしの原っぱに舞い降りた愛。すんごい素晴らしい、でもそれでいてそんなに濃くない愛(あい)恋(こい)愛恋愛恋愛恋、愛恋。
ズリュリュッズンズンッズズヴッズリュッズギュリュルルルルッズギュリュッズリュッギュッギュッギュッズギュリュッギュッギュリュンッズリュッズッズッズヴヴッズリュッズギュッ
「はひいっい゛っいーっいーっいひいのおおおおおおおっひんっひいんっんひんっああんっあひんっひいんっんひいっくひいっんああっあひんっ」
「ひんっひいんっ」
ーーーただそのままのそっとした瞬間にある一瞬、愛瞬ただならぬと言うべきかな。愛の浜なら歩いてしまえ。ただその存在だけがあたしを突き動かしたから。
ズリュッズギュギュッギュッギュッギュリュルルルルッッズギュリュッズギュッギュッギュリュリュッズッズッズヴヴッギュヴヴヴッギュリュンッギュンギュンギュンッズリュッズンッズンッズンッ
「んひゃあっあひんっひんひんひんっひいんっいい゛いんっくひんっああんっいいのおっはひんっはんはんはあんっあっあっんああっあうんっうんっ」
「ひんっはひんっ」
ーーーそれでいいと方向は定まる。まだまだなのはいいとして、それならそれなりの愛というものがあって愛すたびにあたしは愛を超えんとす。
ズリュッズッズッズッズヴヴッズリュッズギュリュルルルッズギュッギュッギュッギュッギュギュリュッズリュッズッズリュリュッギュヴヴヴッギュリュウンッリュンリュンギュリュンッズリュッギュッギュッ
「んひはあんっはひんっひんっひいんっいんっいいんのおっはひいっいっいっいひいいいいっんひいっはひいっひんひんひんっああんっだめえっいやっもっとおっ」
「んひいっひんっ」
ーーー実際は愛って雨であったり風であったり台風だったりしてあなどれないには違いないのだけれど。それで愛はいいと誰かが言った。
ズリュッズズズッズヴッズヴッズヴヴッズリュギュリュリュッギュルルルルッッズギュリュッギュッギュッギュリュッギュギュンッギュリュルュリュルルッズギュッギュッギュッギュリュルルルッズギュッズリュッヌリュッ
「はひんっいひんっいああっんっんっんっそこをををををっっんひいっひんひんひいんっいひいのおぉおっはひんっひいんっくひんっんーっん゛ん゛んーっはひんっいひいのおっ」
「はひいっひんっ」
ーーー答えなら星の回転がはじきだした。愛なら遠い日の思い出がカギとなした。出会いは始まりよりの愛であって、あたしにはまだまだ必要であって、そういうものだと解かっていたから。
ズリュッズリュッズリュルルッギュッギュッギュギュギュッギュリュルルルルッズヴッズヴッズヴッズッギュッリュリュッズギュリュッギュッギュリュルュッギュッギュッズリュッズギュリュッズギュッギュウゥウウッズギュリュッヌリュリュリュリュッヌヌヌリュッヌリュッヌリュルルルッ
「はひいっひんひんひんっひいいっひいんっあひっんひいっだめえっだめだめでちゃうのおんおんおんっひいっひいいっひいいいいいいっっいんいんいいんのっはひいっんああんっいくっいくうっひぐくうっいくうっのおっ」
「あ、あたしもををををっっっ」
ーーーできるなら愛よその思いよ愛となって石に伝われ。それだけが空をつなぐ大地だとしても。愛してるだけがあって、すべてがそゆことで愛してればいいこともあってそれで星は大気を揺らぎ奏でる。
ズピューッズピューッドピュッドピュピュッピューッピューッピューッピュッピュルルルルルッッドピューッズピューッズビュッズビュッズビュッズピュッピュッピューッピューッドドピュッピュッヌピューッヌピュッヌピュピュッドピュッドピューッピューッピューッピュピュピュッビュルルルルルッ
「あーっあーっあひーっひーっひーっんああああああああああああああああっっっいーっいーっいーっはひーっひーっあーっあひーっひいいいいいいいいっっっあひーっひーっひいいいっいーっいーっいーっんひいーっひいーっひいいっひいいいっあああああああっっんあああっあひーっあーっあーっあーっあーっんひーっんひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ」
ーーーあなたの愛にあたしは性液となる。できるならその愛をあたしの愛という時に積み重ねたいから。できたよというなら今日よ、明日の鐘を鳴らせ。
ーーー羽ばたいたんだ。きっと愛は飛んでいたから。渡り鳥が西から東へ渡る。愛は光りの速さを持ってるから。速いからするするっとがんばっていたのだったから。
ーーー愛ってただあるだけなのにそれはそれだけで意味を持つものだ。あたしの愛よあなたの愛へ流れつけ。時代は愛の鐘を鳴らす。
ーーーそのままではなにということもない愛も色を空に彩りえる日。あなたは空のように澄(す)んでいて、あたしは海のきらめき。
ーーー出会いなら愛にまとめあげられていたから。からまった気持ちから、あなたへの愛を紡(つむ)ぎだす。それでいいとあなたの思いの先を感じる。
ーーーそのままであなたはいて。愛はあたしの中にまだ生きづいていたから。出会う愛に生き、出会う愛に生まれ変わる。出会いは夢、そしていまのあたし。
ーーーまだ見ぬ日々に愛に出会う旅は続いているに違いないのだと思ったから。愛あげる。夢あげる。だからふたり生きていくのだと空に思い返したから。
ーーー時間だけが愛を作りこむ。
ーーー愛の時間だけがあればそれでいい。
ーーーいつか愛が想像さえ超えていく時まで。
ーーーあなたは元気でいて。
ーーーあたしは自分の愛の道をゆく。
ーーーそれを決めたのはあたし。
ーーーどこまでも続く愛はあなた。
ーーーできることもできないことも時間だけが問いかける。
ーーー愛なら時間のあり方。
ーーー二人のあり方。
ーーー愛って、なにかできそうな予感のこと。
ーーーそれだけが愛。
ーーーそれゆえに愛。
ーーーそして二人愛と成す時の歌。
(未・了)。
[愛のゆくえに空を見上げる]
【昨日より愛してる】
「きみの中はねっとりしているよ。ぼくのを入れる時にひらいてくれるね。きみの愛をすくいあげるよ。きみの後悔の水飲み干すよ」
「指はもういいから入れてよね」
ーーーあなたがいいというまで、いいよ。
ズリュッ
「ぼくの愛で心をみがいて光りを放て。水はね、きみの心から流れてくるんだ。愛が水のすべての根源だって知っているね」
「動きながらよく口が動くわね」
ーーー水はあなたの味。愛はあなたの心。
ズリュッズズリュッ
「忘れないように、たまにはぼくの気持ちでいって欲しい。愛で二人ともいっちゃうよ。なにはなくともきみの気持ちを思う」
「いつもてきとーに好き勝手に動いてるくせに」
ーーーあなたの気持ちを感じるとびくんびくんとしちゃうの。
ズギュリュッズリュッズッ
「一人で出来ることはほんの少しで、二人ならなんとかなると思ってみたり。なにもなくてもきみがいた。いるべき時に二人いなくて、いない時に心まじりあう」
「もっと激しく動けないの」
ーーーあなたを感じてるだけで心に入れられてるみたい。心の精液流し込んで。どくんどくんって。
ズリュルュッズギュリュッズリュッ
「すれ違った心だけ置いて今日も空を見る。できあいの夢なら空ゆえにきみの思い。なんとかなるというきみが素敵。できることならひとつになってみる」
「いいから出しなさいよ」
ーーーあなたを思うとすぐに心つながるの。これってすごいのかな。
ズリュッズギュッギュッギュリリッズリュッ
「ねえぼくの愛をきみの愛に入れていいだろう。思いのままに動くよ。歩(あゆ)んだ時を愛に突く。感覚の連鎖を愛に入れる」
「もう何度もしてるでしょ」
ーーーあたしの心に出し入れされる。心から水があふれ出す。んーん、ん、ん、がまんできない。心がイッちゃう。心がいくぶんには何度もいける。これはお得なのかな。
ズリュッズリュッギュリュルュルルッズリュッズッ
「アグレッシブに愛してみる。きみの愛をつかんで突き続ける。愛がはじけとぶ。愛がじんじんしてる。ほら愛が溶けあっていくよ」
「たまにはあたしが動こうか」
ーーーあたしがあなたの心に入れる。感じる? 感じたらイッてイッてイッていいよ。あなたの心の中、気持ちいいよ。さあ出してどぴゅっと出してみて。気持ちいいなら出していいんだよ。
ズリュッギュッズギュリュッギュッギリュリュリュリュッ
「感じるかい。もうつながってしまう。さあいこう。見果てぬ愛へといこう。ほらもうこんなになってる。きみが愛になるまで突き続けるよ」
「もうとっくに愛になってるでしょ」
ーーーねえ、見果てぬ愛なんて無理だと思ってるの。その愛ならもうあたしの中にあるよ。あなたを愛し続けてるよ。こんなにこんなにこんなに愛してるよ。
ズリュッギュッズギュリュルルルッギュッギュリュッギュヴヴッ
「ほらまだまだ入っていくよ。ここから動くよ。きみの愛をつらぬく日までぼくの愛を突き続ける。ぼくの愛できみのカギを突きぬけ思いの水を吹き出す」
「ごたくはいいからどんどん動いて」
ーーーあなたが動くたびあたしの愛がふるえる。もっとあたしを突き上げて。あたしの中に入っていて。あなたが入ってるって、つながってるって思える時がくるまで。
ズリュッズギュギュリュリュギュリュッズリュッギュッギュッギュヴヴッ
「きみの愛は水で出来ている。さあ、その水を見せてごらん。この一瞬をぼくのために繰り返してくれるね。涙も愛液もぼくのために流して欲しい。思いが水に帰る日まで」
「あんたが入れてくれればいくらでも流すわよ」
ーーーあたしの中であなたが動いている。もっと動いて。どこまでもいこう。愛の世界へ。
ズリュッズッギュッズッギュッズギュギュギュッギュリュルュリュリュッズリュッ
「きみがぼくを感じてくれれば、ぼくはいつも近くにいるよ。心のそばに愛としているよ。きみならどんな水を描くだろう。ぼくならきみの愛を描く」
「かってにえがけばいいでしょ」
ーーーあなたが愛してるのあたしが愛してるの、あなたに心がとけていく。
ズリュッズギュリュッギュッギュッギュギュリュッズギュリュルルルッズリュッズヴヴッ
「愛の本質に近づいた時、ぼくときみは限りなく近いものになる。だから、ぼくの気持ちもきみの気持ちも愛に過ぎないこと解かるだろう。愛でいこう」
「あーいいから入れなさいってば」
ーーー愛でいく。あなたの愛で突いて。
ズリュッズリュッズギュッギュッギュギュッズギュリュリュリュリュッズヴッズギュッズヴッ
「ぼくはきみの中の愛をつかさどる。きみがその愛を大事にしてくれれば、ぼくもうれしいよ。その愛を解き放つんだ。何度も何度もその気持ち胸に透きとおるまで愛す」
「いいから出しなさいよ」
ーーーあなたの愛で胸がいっぱいになる。
ズリュッズリュリュッズギュリュルルルッギュッギュッギュリュルュッズギュヴヴヴヴッズヴッギュヴッ
「きみが精液を出す時、ぼくは自由になる。この愛を束縛を受け入れてくれるね。水は愛はぼくたちのいた証明。きみの性液でぼくの愛は循環する。この地球(ほし)のように」
「ぬるぬるしてるとあんたが気持ちいんでしょ」
ーーーあなたが愛してくれたら、いくらでも出すよ。
ズリュッズリュリュッギュッギュッギュリュルルルルルッズギュッギュッギュヴッギュヴッギュヴヴヴヴッギュッ
「んああっあひんっ」
「んっはっ」
ーーーあるがままならいまのまま。夢なら空に、愛ならあなたに。それであたしは歩き出したから。もっとあたしの心に近づいて。あたしの心をもみもみしていいよ。
ズリュッズリュルュリュルルルッッギュッギュッギュリュルルルッズギュッギュヴヴッギュヴリュルルッギュヴヴッヴッ
「んひいいっいひんっんっ」
「はひんっあんっ」
ーーー夢よ思いのつばさよ、愛の力よ、また降り注げ。だから好きなのだとあたしは思い眠りについたのだ。あなたの愛であたしをぬらして。
ズリュッズリュリュッズギュリュルュルルルルッッギュッギュッギュヴヴヴヴッズッズヴッズヴッギュヴッズギュリュッギュッ
「あひんっいひんっひいいんっ」
「いんっあんっ」
ーーーあなたの心をあたしのここにぐいぐい入れて。心がひとつになるまで。愛でつながっているうちに。もっとあたしの中に入って。あたしはそのぶん愛液を流すから。
ズリュッズラリュルルルッズリュッズギュッギュッギュリュルュルルッズギュッギュッギュギュッズギュヴヴヴヴッズギュリュルルッ
「んひいっいひいんっんくくううんっ」
「んんっいんっ」
ーーーあなたの愛であたしの愛を流し出して。この想いがかわいてしまう前に。もっと愛をそそいで。あたしの愛でイッて。好きでいることを愛に残したい。
ズリュッズギュッギュッギュラリュルルッギュリュッギュヴッギュヴギュヴギュヴヴヴッッズギュッギュヴッギュリュッギュッギュッ
「あひんっひんひいんっひんっひううっんっ」
「んひっあっ」
ーーーあなたの愛で液体がどんどん流れていく。もう止まらない。あなたがあたしの中に入ってくるのを。もっと入って。あたしをあなたの愛と心の一部として。
ズリュッズリュリュッズギュリュルルルッズギュッギュッギュリュルルルッズリュッズギュッズギュヴッギュヴッズギュリュッギュッギュッ
「んひいっいいいいいいのおおぉおおおっっんひいっ」
「んっあっ」
ーーーずっと愛なら感じていたから。この愛よ結晶して霧と降れ。あたしがあたしでいるうちに。あなたへの愛これで間違ってないかな。ねえ気持ちいい?
ズリュットズギュリュルュルルルッズギュッズギュギュリュギュリュギュリュルルルッッズギュヴッギュヴリュッギュッギュッギュッギュリュルッ
「んひいんいんいんっいくんっひんっひいんっんああっんっ」
「んっあんっ」
ーーーあなたがくれた愛で現実乗り越えたい。ねえあたしの愛で元気になって。あたしならあなたを変えられるよ。あたしの愛をあなたの力に変えてがんばって。
ズリュッズリュルュリュルルルッギュッギュッギュリュルルッズギュッズズリュッズギュッギュッズギュギュギュギュッッギュヴッギュヴッギュヴヴヴッ
「んくあっんあひっあひんっひんひんひいんんんっんああ゛っんっ」
「ひんっんっ」
ーーー心の隅まで愛してるよ。好きなんだよ。あたしの愛の本質はあなたが持っている気がする。でも無理ばっから言わないでよ。それでも好きだけど。
ズリョッズリュルュリュルルルッズリュッギュリュヴッギュヴッヴギュッギュッギュッギュリュルルルッズギュッギュリュルュッギュッギュッギュッズギュリュッ
「んひんっあひんっひいんっあんあんああんっひいううんっんひいうっ」
「いっあっ」
ーーーあなたが愛でいてくれたら、あたしはその時だけ、、あなたの愛でいます。あたしは愛のつばさ。できることといえばあなたのことを思うこと。
ズリュナッズリュルュリュルルルッズギュッギュッギュッギュリュリュッギュリュッズュリュリュッズギュリュッギュリュルルルルッズギュヴッギュヴッギュヴッギュッ
「んひあっんっあっあんっあっあっああんっあひんっひんひんっひいんっんっ」
「んっあっ」
ーーー愛が空ならあたしは思いを空に放つ。受け止めてこの思い。飛び上がれあたしの中の思い。愛の扉開けたらあなたがいた。出会いは夢。現実は愛。あなたに染められていく。
ズリュッズリュルュリュルルルッギュッズギュッギュリュギュギュギュッズギュッズギュギュッギュヴッギュヴッギュヴヴヴヴヴッズギュッズギュリュッギュッギュリュリュッ
「んうあっあひんっひいんっいんいんっいいのおっはじけえるうぅうっうひんっひんっ」
「んっうっ」
ーーーもうなにも考えられない。愛に満ちていく。あたしを好きにしたいの。ねえ愛でなにもかも良くなっちゃう。だって好きなんだもの。大好きなんだもの。
ズリュッズギュリュルュルルッズギュッギュッギュリュリュッギュッギュッギュリュルュッズリュッズリュッギュッギュッギュヴッギュヴュッギュヴュヴュッ
「あひんっひいんっひんひんっひいいうんっかひんっひいんっあんっああんっあひんっひんっひうう゛っんああっ」
「んひっあんっ」
ーーー愛を追いかけてここまで来たの。あなたならあたしを好きにしてもいいのよ。だって愛が流れ続けて仕方ないんだもん。あたしの愛であなたを満たしてあげる。
ズリュッズリュルルルッズギュッギュッギュリュルルルッズギュリュッズギュリュッリュッリュッギュヴュリュッリュッヴュギュリュッヴュギュリュッリュリュリュッ
「んひあうっあううんっひうんっいうんっうんうんっあひんっひんっひいんっひいいうっううんっう゛んっあひんっいんっ」
「はっんっ」
ーーーつべこべ言わずに愛して。好きなことして愛しあおう。ねえ、なにして愛しあう。気持ちいいことする? それともどうしょうか。もう、黙ってたら解からないでしょ。
ズリュッズズリュッズリュンッズリュリュンッズリュッズギュリュッズギュヴュリュンッリュギュヴュリュッヴヴギュリュンッギュッギュッギュッギュリュリュリュルルッズギュリュッギッギュッ
「あひんっいんいんいいんのおっあひんっひあうっそこはあああんっあひんっんああっだめえんっひんひんっひいんっいううんっんっんっんああっあきひん」
「あっあっ」
ーーーほらほら、こんなことしちゃうぞ。ぐいぐいしちゃうぞ。あたしの愛ならこんなことだってできるんだから。観念しなさい。観念してあたしのものになりなさい。
ズリュッズズリュッズリュンッズリュルルルッズギュリュッズギュヴュリュルュッズギュッギュッギュッギュッギュリュルルッズギュリュヴュリュッズズッズヴッズヴッズヴズッズリュッズギュギュッ
「あひいっいいっいいっいひいのおっあひんっひんひんっもっと突いてもっと愛してもっと欲してもっとよくしてもっとしてもっともっとおっんひああっんああっあひんっひんっ」
「もっとおっ、もっと入ってえっ」
ーーーすごい愛してあげる。だってそれがあたしの求めていることなのだもの。もう逃がさないんだから。あたしのものになるまで愛して愛して愛しちゃうのだから。
ズリュッズリュリュッリュルュルルッズリュッズギュリュッギュッギュッギュッギュヴュリュルルッズギュッギュッギュッギュッギュリュルルッギッギュヴュリュッズリュッズギュリュッギュッギュッズッ
「あひゃんっくひんっいひいひううっんひうっあひんっはんっはあんっはんっあひんっひんひんっひうんっひいんっひうううう゛うっあひっんはっはっはああんっんんんっ」
「あっはっ」
ーーーもう観念してしても遅いんだから。愛であなたをいっぱいにしちゃう。できないと思ってるの。このあふれる愛をうけてみろ! どうだ、まいったか。もうあたしの愛であなたはめろめろよ。
ズリュッズズズッズリュッズラリュルルッズリュンッズッズッズッズヴリュッズヴュギュリュルッズリュッズギュッギュッギュッギュッギュリュヴュリュルュッヴッズヴッズヴヴッズギュリュッズギュッギュッ
「はひんっあひんっひいんっいんいんっいいんのおっあひんっひんっひいんっひくくくっくひんっひああっんああああああっっいいっいいっいい゛っいひいのおっはんっあひんっひんっ」
「ひんっはんっ」
ーーーさあ、あたしを愛して。もう離さないと約束して。たとえこの手が離れても、心は一緒だよ。だから一緒に行こう。愛の果てまで。終わらない気持ち交換しょう。
ズリュッズギュリュッズギュッギュッギュッギュッギュリュルルルッズギュヴュリュギュリュッズヴッズヴッズヴッズヴヴッズリュルルルッズギュッズギュギュッズリュッズギュリュッギュッズギュリュヴュリュッズギュギュッ
「あひんっひんっひいんっひくくくっあひんっんくうっあひんっひんっひいいいんっあひんっひんっひううっうんっはひんっひんっんううっあんっあひんっああんっくううっひんひんひいんっうっ」
「うっはあんっ」
ーーーあなたの愛が流れこんでくる。もう入らないよ。でももっとほしい。なにはなくとも愛だったから。すごい愛いこう。たとえようのない愛に包まれていく。
ズリュッズギュリュルュルルッズギュリュギュリュヴュッギュリュリュリュッズギュッギュッギュッギュリュルルッズギュリュッギュッギュッギュルルッズヴッズヴッズヴヴッズヴュリュッギュッズッズッズッズリュリュッズギュッ
「はひんっあんっひんっはひんいんっああんっんああっあっあっあひんっひいんっくひひひいっひいっひいんっくひんっああっんああっあひんっだめえっどうにかなっちゃううぅうっはんっはひんっひんっひいいんっ」
「んっはっ」
ーーーあたしはあなたの愛をコーディネイトできる。時間はあたしとあなたの愛になる。時間よ愛をまとって二人を包んで。二人が離れないように。
ズリュッズギュリュルュリュッズギュッギュッギュリュリュルルッギュッズギュッズズズッズリュッズヴリュッズヴュギュリュルルルッズヴッズヴッズヴヴッズリュッズギュリュッズリュリュッズリュッギュッギュッギュッズギュリュッズッギッギギュリュッギギッギュギュウッ
「はひいっいいっはひんっひんひんっひいうっんああっあひんっひんっひんっひいいっいいっいいっいひい゛のおっはんっひんっひいうっんうう゛っうひんっはひいっだめっはっんああああああああああっだめえっいっちゃううううぅうううっっっっっはひいっあっあっああああああああっっっっ」
「んくっはっ」
ーーー二人が愛であるために。どうして愛はあなただったんだろう。他の誰でもないあなた。愛して愛してあたしは愛になる。それでいいとあなたは笑った。だからあたしの愛はあなたのもの。
ズピューッピューッピューッリュピュッピューッドピュドピュッッドドピューッピューッチューッピューッピュッピュッドピュッドピュピュッピューっピューッピュッピュッピュッピューッドピュッピュッピュッピュッピューッピューッドピュドピュッドピューッピューッドピュッドピュッドピュッドピュッピュッ
「あーっんあーっあーっあひいーっいーっいーっひいいいいいいいーっいーっいーっあひいーっひいーっひううううっひーっいーっいひーっあーっあーっあああああっっんひーっんあーっあーっいーっいいいいいいいのおぉぉおおおおおおっっっっっひーっひーっいーっいひーっいひーーっひーっひーっひいーいっいひーっいいいいいいっっっんあぁあああぁああああぁあああああぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっっっっっっっっっっっっっっ」
ーーーもう誰もいない世界でもあたしは愛を育(はぐ)くませる。育てた愛は二人の力。できることは愛の夢。愛の愛。ずっとあたしは愛でいる。
ーーーもうずっと空にとけていた。あたしの愛もとけていた。雨となった愛。雲となった愛。カミナリとなった愛。そしてあなたの愛の地に戻っていく。
ーーー愛は時間を超えるとしても、待っている時も愛と成る。愛を受け止める大気として、あたしは愛を降りそそぐ。愛をそよぐ風はあたし。風となって愛を癒し続ける。
ーーー愛は自由。誰にも左右されない。時間が舵(かじ)をとり、愛の灯火(ともしび)に向かう。愛は時のはざまのゆくえ。愛に触れられず、それでいていつもともにある感覚。
ーーー知らないことを愛は奏であたしの体のすべてを埋めつくしていく。愛は揺らぐことなくある生命。そのゆくえは愛のみが知る。なにもない中に愛だけがあった。
ーーー空は愛で満ちている。普段は見ない空に詰まってる。あなたという愛にあたしは心とかせ、愛の夢と化す。もう戻りはしない。愛だけが心のすべて。
ーーーあたしがだめな時あなたがいつもいてくれた。
ーーー愛が幻でもあやまちでも、愛し続ける。
ーーー愛がなきゃこの世界も色あせていく。
ーーーそれでいいと誰かが言う。
ーーー愛のままにと誰かが言う。
ーーーきっとこの自然もなにもかも愛なのだと。
ーーーふと思ったのだ。
ーーーなにもできない自分に愛はやさしく微笑んでくれたから。
ーーー愛の世界であたしは咲いたから。
ーーーむじゃきな愛じゃものたりない。
ーーーもっと深い愛が欲しいの。
ーーーなにかがその先にある限り愛、続けたから。
ーーー愛でなにもかも包む日まで。
ーーー愛、し続けたよ。
ーーーだって愛、だから。
ーーーあたしの体も心も未来も愛、だったから。
ーーーいいでしょ。
ーーーその愛であたしは水と化したから。
ーーー水となる心に。
ーーーたぶん心は水。
ーーー形なく流れ、愛のみ形となる。
ーーーねえ、あたしの水はどんな形になったかな。
ーーーあなたの愛に形作られたよ。
ーーーだからあなたのこと大好きだよ。
ーーー愛。
ーーー愛。
ーーー愛。
ーーーしてる。
ーーー愛してるよ。
ーーーすべての愛に埋没した日。
ーーーそしてまた愛を探すのだから。
(未・了)。
[愛の次元にきみといる]
【あたしだって愛あげるよ】
「愛は胸をつきぬけていく。ぼくの愛でおやすみ。
きみの愛でぼくは目覚める」
「寝言いってないで動いてよ」
ーーーあたしはもうとっくに、あなたに目覚めてるよ。
ズリュッズッ
「きみに出会うまでのぼくはさまよえる闇。きみの愛にぼくは
力を得る。愛は霧のようにつかめない」
「あたしのはつかんで離さないくせに」
ーーーあたしの心つかんでいて。
ズリュッズリュリュッ
「ぼくたちは愛に生まれたから。きみの言葉はすべて愛。
ぼくはそのたびにイッてしまう」
「あんたばっかり先にいくんだから」
ーーー何度でもいって。あたしの中でいって。
ズリュッズギュリュッズッ
「たぶん愛は自然の産物。愛は水の旋律。愛は水が奏(かな)で
続ける。きみがいればいつでも入れてあげるよ」
「もう入れて動いてるでしょ」
ーーーどんどん入れて。用意はいいよ。
ズリュッズギュリュルュルルッ
「ぼくの愛がきみの中で踊るよ。きみの中はやわらかいよ。
きみの愛を感じすぎて、愛がはちきれそうだ」
「もういきそうなの? もっと動いてよ」
ーーーあたしもあなたへの気持ちがこんなに、こんなにあるよ。
ズリュッズズリュッギュッギュリュッ
「きみの中に出したい。最後の一滴まで残らずそそぐ。
動くよ。今日は何回でもいくまで離さないよ」
「あんたでしょ、何回もいくの」
ーーーあたしはあなたの気持ちに心がいってる。
ズリュッズギュリュルュルルッギュッギュリュッ
「きみの肉壁までとどいてるよ。きみの愛をぼくの愛とともに
きみに入れるよ」
「いいからもっと動いて」
ーーーあなたの愛がうずいてる。
ズリュッズギュッギュリュリュッギュッギュッギュッ
「ぼくはきみの心にふれているよ。ぼくは愛の時だけきみに
ふれられるんだ」
「いつもふれてるでしょ」
ーーーうん、感じてるよ。あなたの心。
ズリュッズギュリュルュリュッギュヴッギュヴヴッギリュッ
「さあ入れるよ。ちょっときついかも知れないけど出るまで
ガマンできるね。さあきみの心に出すよ」
「いつものことでしょ」
ーーーあなたの気持ちで心が満たされていく。
ズリュッズギュリュッギュリュッギヴッギュヴュリュッギュヴッ
「きみの心(なか)はなつかしい日々のようだ。きみはぼくの
心の中で踊る。愛をすべて凝縮して空にかえそう」
「ひとりでかえれば」
ーーーあなたがそうしたいなら、そうしょう。
ズリュッズギュリュッギュッギュリュギュリュルルッズギュヴギュヴッ
「きみの愛と生きる。愛はなにもかも時も空間も超えて二人を
つなぐ。きみの時をぼくに感じさせて」
「あんたこそ感じさせてよ」
ーーーあたしがどれだけ愛してるか感じて。
ズリュッズギュリュリュリュッギュッギュッギュリュルュッズギュッギッギュヴッ
「きっとだれもが愛の一部なんだね。きみに会えたから気づけたよ。
愛は変わらずあるよ」
「そりゃそうでしょうよ」
ーーーあたしもあなたに気づかされるよ。
ズリュッズギュリュッギュッギュリュリュッズギュリュッギッギュギュッギュヴュリュッ
「そのままでいい。二人でいよう。さあなにも考えないで。
愛にとけるんだ。ぼくはきみの水になるよ」
「いつも二人じゃない」
ーーーあなたがいるからあたしがいる。
ズリュッズギュッズギュヴヴッギュヴッギュヴヴッヌリュリュッヌギュリュルュルルッズリュッ
「きみの愛とぼくの愛でいこう。愛はきみに微笑む。
きみを愛しつくす。愛を突いて突いて突きつくす」
「ちょっと、きつういよっ」
ーーーどこまでも突いて。あなたになら耐(た)えられる。
ズリュッズギュッギュッギュッギュリュルルッズギュッギュッギュヴッギュヴヴッズギュリュヴュリュルルッ
「んひあっあんっ」
「んっくっ」
ーーー愛は昨日より蓄積されてる。昨日より好きになりたい。
愛が行き止まりなら、いくらでも待ち続ける。
愛はあなたの中にある。あたしの中にある。
ズリュッズギュッギュッギュッヌリュッギュヴッギュヴッギュヴッギュリュリュッギュヴヴッギュリュヴュリュルルッ
「はひいっひんっひいんっ」
「はっあっ」
ーーー出会いなら思いの中。ねえずっと好きだした。
この愛に帰る場所はあなたの愛の中にあります。
愛よ消える前にあたしをすべてあなたに注ぎこんで。
ズリュッズギュッギュッギュッギッズヴッズヴッギュヴッギュヴヴッギュリュリュルュリュッギュヴヴッギュヴッギュリュッ
「はひいあっんああっあひんっ」
「んんっひっ」
ーーーすべては愛のゆくえについていく。それが愛だと
知っていたから。あたしの愛をすべてあげる。
愛はどこにもなく、あたしの中にある。
ズリュッズギュリュッギュリュッギュリュリュッギュッギュッズギュギュッギュブュリュリュッズヴヴッズヴッギュヴッギュヴッ
「ひんっはひんっいいんのおっはんっ」
「はっあっ」
ーーー愛よあたしの中からあふれるほど生まれいでてこい。
あなたの愛と結合するまで愛は生まれ続けた。
あなたの愛をあたしで染める。愛があふれる限り愛し続ける。
ズリュッズギュリュルルルッギュッギュッギュッギュヴッギュヴッギュヴッギュヴヴッズギュッギュッギュリュルュルルッズギュッギッギュッ
「んひはあんっはひんっいひんっいいっはひいっ」
「んっくっ」
ーーー愛は時間の分まであたしを愛す。愛の分だけ愛す愛。
あたしはあなたが欲しい。あたしの愛とひとつになろう。
愛の形は違っても、愛し合っていれば同じになるよ。
ズリュッズギュリュッズギュリュルュリュッギュッギュッギュリュルュッズギュッギュッギュッギュヴヴッギュヴッギュヴッギュヴヴッズギュリュルルッ
「んひはっはひいんっひんひひんっはひいっいひいのおっ」
「あっんっ」
ーーーねえ、ためしてみよう。好きなことしょう。自分の思うまま
愛し合おう。あなたの愛受け止め続ける。あなたの水を
あたしに流しこんで。愛を続けることにあなたを見いだす。
ズリュッズギュリュッギッギュリュッギュッギュッギュッギュヴリュッギュヴッギュヴッギュヴヴッズギュリュッズッズッズッズヴヴッズギュッギュッリュッ
「んひあっあっあっあひいっひいんっああんっはひんっいひいっ」
「はっんんっ」
ーーーねえ、あなたの中はどうしてこんなに心地いいのかな。
たまにはあたしの中に入ってみてよ。あたしの中だって
あなたに負けないやわらかさ、思いの強さがあるのよ。
ズリュッズギュリュッギュギュッギュリュリュッズギュッズギュリュッガュギュリュルルルッズギュリュッキュッギュリュルルルッギュッギュッギュッギュヴヴッ
「んひはっあひんっひいんっひんひんひいんっいいんのおっはっあひんっ」
「くっんっ」
ーーーあなたの中で愛を流したから。ねえあなたのままに
あたしのままに愛をしょう。あたしが欲しいものあげる。
ずっとつきない愛あげる。だからまた愛を流し続けたから。
ズリュッズヴヴッズギュリュッギュリュッギュッギュッギュッギュヴヴッギュヴッギュヴッズギュリュリュッギュリュルルッギュッズリュルュッズギュッギュヴヴリュッ
「んひはっあっはひはっんひっいひいいいいいいっんひいっあひいっひんひんっひいんっ」
「あっんっ」
ーーー愛を作る。二人のために。あなたを愛し続けていいの。
それでも愛し続けてもいいの。愛をあげる。どこまでも
のびる愛を。どこまでもいく愛を。どこまでも突きぬける
愛を。
ズリュッズリュリュッズギュリュッギュリュッギュッギュッギュッズギュリュルルッギュヴッギュヴッギュヴヴッギュヴュリュルュッギュヴュリュッギュヴュリュッギュヴヴッ
「はひんっいひいっいいのおっはっあっはっそこはだめえっはひんっはひんっゆるしてえぇええっ」
「んっはっ」
ーーー乾(かわ)いた涙を愛でふいて。好きなことに理由
なんていらない。あなたを感じられる一瞬が最高なの。
一緒にいくよ。ずっと続く愛を探して、この星に生まれた
から。
ズリュッズギュリュッズッズッズヴヴッズンッズンッズムムッズギュリュルルッズギュッズギュヴュッズリュリュッギュリュッズッズッズヴヴッズギュヴッギュヴッギュヴッギュヴヴヴッ
「はひいっはあんっあんあんっああんっあひんっあひいんっいんいんっやめちゃいやあぁああっはひいっ」
「んくっくひっ」
ーーーだから愛したい。昨日より明日より。あなたの世界で
愛流していたい。愛ならここにあるよ。崩壊(ほうかい)する
現実にもあたしはここにいるよ。あなたの愛守りながら。
ズリュッズリュリュリュッズギュッズギュッギュッギュッギュッギュリュッギュヴヴッギュヴッギュヴッギュヴュリュッギュリュルルッギュッズギュリュッズッズッズギュギュッズギュリュッ
「はひんっいいっいいひいいいっむひいっひひいっんくうあっうんうんっうひいんっあはんっはひっひっいいっ」
「うんっはっ」
ーーー愛がどういうものか知り、どこまで愛として自分の世界
にするか。愛は奪いあうものではなくて、あげるものだと、
あなたと愛を分かちあいたい。あなたならあたしの愛をあげて
もいい。
ズリュッズギュリュッズギュッギュヴッギュヴッギュヴッギュヴヴヴヴヴッズリュッギュッギュッギュッギュギュッギューッギュキュギュキュリュッズギュッギュヴヴッギュリュルルッズギュッギュッ
「はひいっいひいのおっはひんっひんひんっひいんっひくうっはあんっあんあんっああんっあ゛っんあ゛あ゛っあひんっ」
「あっあ゛っ」
ーーーそれはたぶん特殊な愛だけど。みんなに共通の家。
あたしだけの愛。あなたへの愛。いつかあたしがひとりでも
生きられるくらいになったら、あなたの愛、空にかえします。
ズリュッズギュリュッズギュッギュッギュッギュリュッギュリュルュッギュッギュヴヴッギュヴッギュヴッギュリュヴュリュルルッギュッギッギュウッギュヴッギュウゥウウゥッギュヴッギュヴヴッズギュリュッ
「はひんっひんっひい゛うっうっううひいっひんひんっひいいっあひんっはひんっんくあっあ゛っあ゛っあひんっひんっひいいっ」
「んっん゛っ」
ーーーそれまではあなたの愛を生きる力のひとつに生きていくね。
あたなには愛しかあげられないけど、愛をなににでも変化
させて。あなたの愛に確かにあたし支えられてるよ。
ズリュッズギュリュッギュリュリュッギュリュルュリュッギュッズッズリュッズギュギュッギュッギュッギュヴュリュッギュッギュッギュヴッギュヴッギュヴヴヴッズギュリュルルッギュッギュギュッギュリュギュッ
「んん゛んっんひいっはっあひっはんっはひんっひいいっくひいっあっあふんっんっんっあっあっあっあひいっいいっいひいのおっはひんっ」
「ひんっはっ」
ーーーあなたが植えた愛が木となって森となっていく。
緑という色彩の家。あなたと会った時からたぶんあたしは
あなたを受け入れていたの。ずっと愛ならあたしを水にして
くれると感じていたのかも知れない。
ズリュッズギュリュッズズズッズギュッギュギュリュッギュギュリュッギュヴッギュヴッギュヴヴッギュヴュリュッギュヴヴヴヴッギュッギュッズギュッギュッギュリュルルルッヌリュリュッギュッギュリュルュッズギュッ
「んんんっんひいっんああっあひんっいいいっひんっひんっひいいっあひいっんくっあひんっひんっひいんっくああっあ゛っあっああんっあひんっ」
「んくっあっ」
ーーーあたしは愛となって日々過ごす。それはあなたを知って
しまったから。戻ることのない荒野だとしても。あたしは
あなたを愛し続ける。愛ならなにが始まるのか感じさせて
くれるから。愛、してる。
ズリュッズリュルルルルッズギュッギュッズギュギュッギュリュルルッギュヴュリュッギュヴッギュヴッギュヴヴヴヴッギュヴュリュルルッギッギッギュリュルルッズギュッギュッギュヴッズギュッギュッズリュルュッズギュリュッ
「はひいっひんっひいんっはひんっあんっあひんっひいんっひんっくひいっあっあっあっあああんっあひんっひいんっくひいっはっあっんああっあひんっひいんっ」
「くっはっ」
ーーー愛は愛撫。水が出る。出るだけ出る。この愛に終わりは
ないの? この水だけあなたを愛してる。もっと流してもいい
かな。どこまでも流していいかな。こんなあたしでも愛し続けて
くれる。
ズリュッギュリュルルッズギュッギュリュッギュッギュッギュリュルルッズギュッギュッギッギュヴッギュヴッギュヴヴヴヴヴッヌリュルルルルッズギュッズギュヴッズギュリュッリュリュッギュッズギュッギュッギュリュンッズッズッズッ
「はひいっんひいっあっはっああんっひいいっいっい゛っいひいっんひいっはひいっんくっくひいっはひいっんああっあっあっああ゛あ゛っあひんっひいんっくひいっひんっ」
「ひんっはっ」
ーーーあたしの水でいってくれる。あたしで良かったのかな。
好きなことしょう。ねえ、あたしはもうあなたのものになったよ。
愛はこのままでいいの。なにをしょうか。それはあなたの
愛のままに。
ズリュッズリュンッズリュリュッズギュッギュリュルルルッギュッギュッギュッギュリュリュッギュリュンッギュリュルュッギュヴッギュヴッギュヴッギュヴヴヴヴッズンッズンッズギュンッズギュリュルルッギュッギュッギュリュルュッギュッ
「あひんっでるっでるっでちゃうのおっはひいっあひいっんああっだめえっはひいっいいひいひいひいあああっあひっんひんっひんっひいんっいいっいいっいくうっくひいっいくのっいっちゃうのおぉおおおおおっ」
「くひっはっ」
ーーーあたしの愛は水を流し続ける。透明なのはあなたの愛の色?
あたしの愛がぐんぐんグレードがあがっていく。もう自分
でも止められないの。このままあたしの愛はあなたにとろけてしまう。
ズリューッピューッピューッドピュドピュッドクンッピュリュッドピュッドピューッピューッピューッピューッドドピュッピューッドピュッピュッピューッピューッピューッピューッピューッドピュドピュッピュッピューッズピュピュッピューッピューッドピュドピュッドピュピュッピューッピューッピューッ
「あーっあーっあーっあああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっっっんあっんあーっあーっひーっいーっいーっいーっいーっいーっいひいっいっいっいいっいいっいいっいいいいいいいいいいいひいいいいいいいいいいいいいっっっっっんひいっあひいっいっいっいーっい゛ーっあ゛あ゛ーっあ゛ーっあ゛ーっあ゛ーっんああああああああっっっあーっあーっあひんっひいっひんんんんんんんんんんんんんっっっっっんひいっいっいっいいのおぉおおおおおおおおおおおおぉおおおっっっっっっっ」
ーーーどんどんあたしの愛を受け止めて。じゃないとあふれて
しまうの。もったいないじゃない。ねえ、いいでしょう。
いいことしょう。もっとしょう。どくっどくっしょう。どぴゅ
どぴゅしょう。もう一瞬も待てないの。
ーーーいいの。すごくいいの。もうどうしょう。愛愛愛愛アイ
あふれてる。もう流れ出してしまっているの。この愛なんにでも
なるの。たとえば流れる水のように。あたしの中で水がうれし
がってるよ。あなたに流されるのを待っている。
ーーー愛はあなたの力がいる。あたしの愛にあなたが必要なの。
愛の波動があたしをびくんびくんってさせるの。愛の味は
とろけそう。あなたの愛が入ってる時がいいの。あなた
の愛とあたしの愛がまざりあう。
ーーーあなたのタネを植えてみない。愛の次元ならあたしは
なんでもできる。あなたとこんなことだってあんなことだって。
そして愛はまた流される。また愛を充電されるまで。
ーーーあたしはあなたの前ではこんなになっちゃうの。
ほんとだよ。だからほんとのあたしの愛を愛撫する。
愛はあなたに流されている。あなたの愛をあたしの愛に。
ーーーあなたの愛をあたしの愛にして。あたしの水となって
あなたへの思いが流れていく。ねえあなたの水もあたしに
流してみない。あたしの願い流しこんで。ねえ、あなたの
中のあたしは元気にしてるかな。
ーーーなにが大切なのかまだ解からない。
ーーーでも、あなたといることが大切なのは解かる。
ーーーまだあなたがいてくれなら、こんなことだって愛だってできちゃうの。
ーーーなにがいいってわけじゃなく。
ーーーただ時間が過ぎていくのがもどかしくて。
ーーーこれでいいよってあなたはいうけど。
ーーーもっと高い星を目指したいから。
ーーーあなたが言うのも解かるんだけど。
ーーーただこの時間をあなたと過ごしてる時間は好きだよ。
ーーーあたしは夢にまどろんでいるけど。
ーーーあなたはもう先の先まで見てるんだね。
ーーーあたしだって負けないから。
ーーーがんばっていこう。
ーーーまだあたしの先は見えない。
ーーー時間の先にゆこう。
ーーー時間のレールに敷(し)き詰められた夢を追って。
ーーーまたあたしは旅に出たから。
ーーーあなたという宇宙へと。
(未・了)。
KAIRAKUからKURAKUへ………
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