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『KAIRAKU-3』



この作品をあなた達愛撫者(あいぶしゃ)にささげる。



[愛の向こう性の生]
【惰性に時間が答えを出す前に】



「きみがいて時間が過ぎていって今日という日が暮れていく。 きみならどんな答えを出すんだろう。 きみの匂いがかろやかでいいよ。限りなく続くと思えるきみとの時間。 きみのままの自分でいてごらん。出来たことならきみとの思い出。 夢は晴れた空の夕暮れ。出会いはいまのきみの横顔でもいい。 出会いなら星の数ほどあって、 きみとの出会いは一瞬の雨にうたれた夜のよう。 ぼくもきみの横に寝てもいいかな。泣いてごらん笑ってごらん。 ぼくと一緒に生きていこう。きみを感じている時が一番楽しいんだ。 きみの心の声に癒やされている。きみの心の声に愛されている。 いつも癒やしてくれてありがとう」
「どういたしまして」
−−−あたしもね。たまには思ってるから。
ズリュッ
「いつも思ってくれてありがとう。いつも思っているよ」
「そうね」 −−−感触だけが広がっていく。
ズズリュッ
「いつも感じてくれてありがとう。いつも感じているよ」
「いいから出しなさいよ」
−−−愛が積み重なっていく。
ズズリュッズリュッ
「いつも愛してくれてありがとう。いつも愛しているよ。」
「そうでしょうとも」
−−−だってふたりは愛でできてるから。
ズズリュッズズズッリュッ
「眠れないならぼくが一緒にいて起こしてあげるよ」
「あたしでしょ起こしてるのは」
−−−愛はふたりに生まれる。
ズズリョッズズッズッズッズッ
「気分が悪いのかい」
「あんたよりはいいわよ」
−−−あなたを感じていられればいい。
ズッズヴヴッズリュッズリュッズッ
「ぼくのものになってほしい」
「もうなってるでしょ」
−−−あなたへの愛が生まれ続けている。泉はまだ地下を流れていたから。この場所はふたりの愛じゃないと届かない場所。愛の流れ。
ズズリュッズチュリュッズリュッズッ
「きみという空の中で。愛撫してくれてありがとう。ぼくを愛してくれてありがとう。さあ心を開いて。きみの心を愛撫するよ」
「もう、男ならすかっと入れなさいよ」 ーーーさあ、グズグズしてないでいきましょ。まだだれもいったことのない場所まで。本質まで。好きって場所までまでね。
ズリュッズリュルルルッズチュリュュッズッ
「ふたりで愛の本質を探そう」
「いいわよ。あなたが愛を持ってるならね」
−−−あたしの中を愛が泳いでる。あなたの愛が泳いでる。あなたの愛であたしの愛は流れ出す。愛というあたしをあなただけが流れる。
ズズリュッズリュッズチュリュリュリュッズッ
「きみという液体をすべてしぼりだすよ。ぼくの愛できみをいっぱいにするよ。きみの永遠の愛が欲しい」
「できるならやってもらおうじゃない」
ーーーもう全部あなたの色そろえてあなたをぬっちゃう。だって好きなんだもん。だからいこう。もうあの思いが空をないでもあたしたちが一緒にいるため愛のため。
ズズリュッズズズッズヴッズヴッズヴッズリュッチュッ
「ぼくの液体できみを泉と満たすよ。きみの愛撫でぼくは液体に戻る。ふたりが愛になるまで愛しあおう」
「気持ちより性の液体が出ちゃうわよ」
ーーーあたしはあなたと抱きしめあって螺旋上昇していく。抱き合った感触、抱きしめていく。
二人の出会いに祝して。この思いに胸の風が通り越していく。
ズズリュッズリュッズチュリュルルルッズリュリュッリュチュッ
「本質を出すために愛を出し入れするんだよ。きみの愛の中で泳ぎたい。きみの愛撫でぼくは風になる愛になる鳥になる」
「はいはい。テクニックもそれくらいうまくなってよね」
ーーー水の中で螺旋している二人の思い。きっとそれでいいのだと、二人の思いの鳥羽ばたかせた。
ズリュッズリュリュッズッズッズズリュッズリュルルルルッズチュッ
「きみがぼくを感じてくれる瞬間、ぼくは孤独から解放される。ありがとう。一緒にいてくれて。きみの愛を愛撫し続けるよ」
「なによ、普段はそっけないのにこういう時だけいいこと言うんだから」
ーーー愛はそれでいい。きっとそれでいいんだよ。なにもできないけど。なにかができるから。できるだろうか。とりあえずあなたと歩き出す。
ズズリュッズッズッズヴヴッヴヴズッズリュッズチュリュルルルッズリュッ
「きみの愛をしぼり出したい。きみの愛にぼくの愛を入れるよ。愛の表面張力でふたりは愛してる。 きみの愛でぼくは液体となってきみから吹き出すよ」
「愛撫くらい普段のあたしに時間かけてよ」
ーーー思いより深く。気持ちより繊細に。出会いより深く。二人は思いはを交わすから。あなたと気持ちなりたいから。
ズリュリュッズチュリュッズリュッズリュルルルッズリュッズチュッズヴヴッズッ
「ぼくのことを思って何度も何度も愛撫してくれるね。きみの愛撫でぼくの愛が吹き出す。さあ愛撫をはじめて、きみとぼくの液体愛(め)でよう。きみの愛撫でぼくは生き返る」
「ひとりでイッてればいいでしょ」
ーーーなにかとっても愛(いと)しくなる。あなたの愛をまくらにして眠りたい。なんとかあなたと歩いている。
ズリュッズズリュッズチュリュルルルルルッッズキュッズヴヴッズリュリュリュッズリュッ
「あふっひっ」
「はっあっ」
ーーー眠りよ、二人の愛を熟成させて。なんど愛せばこの愛永遠になるのだろう。いつかその愛に生きるのだろうか。
ズズズッズリュリュッズラズズズズッッララララッズリュッズリュリュッズズズッズリュルルルッズリュッ
「はひいっはっんっ」
「あはっんっ」
ーーーふたりは風。ただ流れるのみ。あなたの波を受けとめる。寄せては返す命の歌。なにかいるのだろうか。
ズリュッズリュリュッズリュリュッズクリュッズリュルルルルルルルルッズリュッズリュラッズッズッズッズヴヴッッ
「はひいっあひいっはっ」
「んっはっ」
ーーー二人の時。時々。願いは二重の螺旋となって愛しあうこと。それだけでいいから。愛よ眠らせて。その力で二人の思いよ螺旋して。
ズリュッズリュリュッズズズッズリュッズリュルルルルルッズッズッズヴヴッッズラララララッッズリッュズリュッズリュッ
「はひいっひっんっひぐうっ」
「んはっはっ」
ーーー時間の波よふたりの思いを打ち寄せては返し、打ち寄せては返す。共鳴の愛さえふたりには備わっている。
ズリュッズズズッズリュリュッズリュルルルルルルルルッッズリュッズラリュルルッズッズッズヴヴッズリュッズリュッズッ
「はひんっひんっひんっひいいっ」
「ひはっんっ」
ーーー愛に苦しみ愛に生きるから。愛よあの人を包んで。あたしの愛よあの人を抱きしめて。ただ二人。誰もいない夜を眺めたから。
ズンッズズリュンッズリュンッズリュリュッズリュルルルルッッズッズッズヴヴッズヴッズヴッズヴヴッズリッュズリュリュッズリュッ
「ひんっはひいんっいんいんひいんっ」
「はんっはっ」
ーーー愛と愛で愛しあう。好きだから。だから歌うんだ。あたしはあなたの愛で流れる水。気持ちいいよ。もっと抱いて。ずっと抱いて。
ズリュッズッズッズッズズズッズリュンッズッズッズッズリュリュッズヴヴッズヴヴズリュズヴヴッズリュッズチュリュッズリュッズズズッ
「はひいっいっいひいっいんっいああんっんっ」
「はっんっ」
ーーー月があなたを癒やすまで。あたしはいつだってあなたの力になる。あたしとあなたは一緒だよ。あなたのこと誰よりも好き。だって愛なふたりはなんでも越えられるから。
ズリュッズリュッズズズッズリュッズクリュッズッズッズッズヴヴッズリュッズリュルルルルルッッッズリュッズリュッズラリュリュリュッ
「はんっはひいっはひんっはあんっはっんっはっんっ」
「はっんっ」
ーーーその愛であたしを抱いて。愛愛愛、愛してる。いつだって、どこだって。こんな時代だって、日常だって。あなたがいればハッピーな愛だから。
ズリュッズズズッズリュッズリュルルルルッッズラリュルルッズヴリュッズヴヴッズッズッズッズリュッズラュリュルルッッズリュッズリュッズリュッ
「はひいんっあひいっひんっひいいっひんっはっはっはっ」
「あっはっ」
ーーーあたしはあなたの横にいる。願い叶うまで横にいる。それさえもこの時間の中では一瞬だったから。
ズリュリュリュリュッズリュッズッズッズッズリュルルルルッッズリュッズヴヴリュズヴリュルルッッズリュッズチャリュッズッズッズッズリュルルルッズリュッ
「あひっあひいっひいんっいんいんいいうんっあっんっはっはっん」
「はんっはっ」
ーーー眠りよあの人に思い届けて。ずっとずっと好きだよ。あなたがいるだけで胸はポカポカ。愛だって育ち続けている。
ズズリュッズリュッズズズッズリュッズッズッズッズヴリュルルッズッズッズヴヴッズヴリュヴズリュリュリュッッッズリュッズリュッズリュルルルルッッズリュッズッズッ
「はひいっはっんっひんっひはあんっあんっあんっあうんっうんっんっんっ」
「ひんっはっ」
ーーーあなたの愛を抱きしめる。あなたの思いであたしがいっぱいになる。あたしはあなたの愛の水で花開く。
ズリュッズズズッズリュルッズリュルルルルルッッッズリュッズッズッズッズヴヴッズヴヴッズリュッリュリュリュッズリュッズラリュルルッッズリュッズッズッズヴヴッズリュウッ
「はひんっひんひんっひいんっあっんっはっんああっんっんっんあああああああっっっっ」
「ひんっはひんっ」
ーーーあたしは愛と愛のはざまであなたを思う。この感触の向こうにある永遠を。思いはつのってあたしは泉となって吹き出す。愛の水。
ズリュッズズリュッズッズッズヴヴッズヴヴリュッズヴヴッズリュッズリュッズチュリュッズチュリュルルルルッッッズラリュリュリュッズリュッズリュンリュンリュンッズリュウウウムッ
「あひっはひいっひんひんひいんっひはあっんっんああっんあああんひああっあんあんあんっ」
「くあっはっ」
ーーーあなたの愛にあたしは水となって流れ出す。あなたのもとへ流れてゆく。あたしはゆっくりとジュブジュブする。
ズンズンッズリュウンッズズズッズリュッズリュッズリュルルルルッズヴヴッズリュッズリュッズリューッズリュルュリュルルッズヴッズヴヴッズリュヴリュッズッズッズッズズズンッズムムッ
「あひっひいんっひんっいいんっいんっいんっはああっあんっあっあっああんっんああっんあっはっんっ」
「くっはっ」
ーーーあたしはどこまでいけるだろう。夢の宇宙は広がり続けている。あなたという星があたしの中で輝いている。愛という水しぶきの中、ふたりは抱きあっている。
ズリュッズリュンッズンズンッズリュリュッズリュッズリュルルルルッズヴヴッズヴッズヴニュッズリュッジュリュルルルッズッズッズッズククッズリュンリュンリュンッズリュッズズズッズリュッ
「はひっはひいっはっんあああっはひいいっいっいっんぎいっはっんっはっはっはっんああんっあんっあんっあんっ」
「くあっはっ」
ーーー愛しているのはあなたの背中。ただそれであたしは好きになった。愛ならどこにでもあったから。あなたの思い抱きしめて愛は深く積み重なっていく。
ズリュッズズリュッズリュッズニュッズッズッズッズリュリュッズリュッズニュリュッズリュルルルルッズヴヴッズリュッズッズッズヴヴッズリュリュッズリュリュリュリュリュッズンッズズンズンズンズンッ
「あっはっんっはっはああんっんああっはっはひいっんっあっんああっはっはひいっんっはっはひいっああっんあっあひいっ」
「はひっいっ」
ーーーあなたはどこまでいくのだろう。あたしはちょっと立ち止まっていた。あなたが愛してくれたあたしの愛をさすり続ける。ねえ気持ちいいかな。
ズリュッズリュリュッズリュルュリュルルルルッズリュッズリュンリュンリュンッリュリュリュッズッズッズヴヴッズンッズズズンッズリュッズリュッズチュリュッズッズッズムムリュルュリュルルルッズンッズンッ
「はひいっひんっひんっひいんっひはあっんっんっんひあっはひんっひああっんひっんひああっんっんっんっんああっあっあっあっ」
「んっあっ」
ーーーあたしはあなたの愛に上下している。動き続ける愛の重なり。あなたへの愛がうずいている。愛でふたりが船出するまで、あたしは愛を流し続けたから。
ズリュッズッズッズッズリュッズズリュッズッズッズヴヴッズヴリュヴリュッズリュンッズリュンッズリュルルルルルルッズズンッズンッズンッズンッズチュッズッズラリュリュッズリュリュリュリュリュッズリュルルルッッ
「あひっはっんひはっんひいっひいはっんっんっんはあっはひいっいっいっいいんのっんひあっんああっんひあっあっあっあっああんっ」
「はっはっ」
ーーー愛を流し続けてあたしは海になる。あなたをあたしの愛の渦の中に入れてしまう。あなたの空に身をとかし、愛で埋まる。あなたの愛に照らされあたしに愛が入ってくる。
ズリュッズリュッズズリュッズリュッズッズッズッズヴヴッズリュッズラリュラリュッリュッズリュルルルルッッズリュッズリュッズズリュッズリュッズリュンッズッズンッズズンッズンッズリュッズチュリュッズッズッズリュッ
「はひっあっんああっはっはひんっんっんひんっんああっんあんあんあんっっっんひいっあっあっんああっんひんっひんひんひんっひいんっ」
「はっひっ」
ーーー愛が枯れんとも愛の冬とも越えた日々の愛だけがあたしを彩る。あたしは愛のために動く。愛がすべり液体が流れる。愛だけに愛され、愛にゆるされる。
ズリュッズリュッズズリュッズリュッズッズッズッズヴヴリュズヴヴッズリュッズチュリュッズリュッズリュッズチュリュッズッズッズリュウンリュルルルルッッッッズリュッズリュッズラリュルルッッズリュラッズリュリュリュッズッ
「はひいっひんっひいうっんうっうっうっんむううううっっっうひっはひっひいんっいんいんっいいっはっはああっんああっあっあっあっんああんっ」
「あっはっ」
ーーー愛はどこにでもあってそれでいてすぐ見失ってしまう。愛のキスに癒やされ、愛に溺れる。愛の星に投下され水となる。愛に生まれ愛に生きる。
ズリュリュッズリュッズッズッズッズズズッズリュリュッズリュッズリュルルルルッッッズリュッズリュッズヴリュルルッズヴヴッズッズッズヴヴッズリュッズリュッズリュツリュルルルッッズリュッズリュウゥウウウウッッッズリッュズッズッズッ
「あひっはひいっいっいっいいいいいいいいっっっっはひいっひっはっんっはっあっあっんああっあーっあーっあひーっひーっいーっいーっいいひいっ」
「はっんっ」
ーーー静かなること愛のごとく。愛の風にさらされ愛の地に立つ。愛に際だつあたしの愛。デリケートな愛に事情して。愛のベッドで堕落して、あなたのまくらで眠りにつく。
ズリュッズリュリュッズチュリュッズチュリュルルルッズッズッズッズリュルリュルルッズルルリュリュッズリュッズリュッズリュッズッズッズヴヴッズリュッズリュウゥウウウッッズリュッズズリュッヅリュッズリュンッリュリュンッズズズッズリュッ
「はひっはっんはっあっあひいっひんっひいんっひっんっくっあっはっはっはああっんはあんっんんんあああんっあんっはんっあひいっひんっひいいんっいんいんっ」
「いっあっ」
ーーー愛して愛して愛して愛になる。愛に当たって愛に生きる。だらだら愛してじゅくじゅく愛して。眠りゆく愛にも時は過ぎて。愛しすぎてあたしは水になる。
ズリュッズズリュッズッズッズッズリュリュッズチュリュルルルルッズビュリュッズッズズズッズリュッズニュリュッズリュウゥウウウッッズリュリュッズリュッズッズッズヴヴッズヴヴリュヴヴリュッルルッズリュルルリュルュッズリュッズリュッズリュッ
「あいいっはひいいっはひいいいっひんひんっひくくうっんうっんっんっんうああああっんーっんーっんーっんあーっあーっあひんっひいんひんっいっあっはっんああんっ」
「くっはっ」
ーーー流れるに早すぎてあたしはあなたという愛から空を見上げる。あなたといくつ愛しあったらふたりは愛になるの。心の結びつき愛の結びつき。結び目は愛ではじけそう。
ズズリュッズッズッズッズリュルルルルッッズリュッズッズリュリュッズリュウゥウウゥルュリュルルルッッズリュッズズッズリュリュッズッズッズヴヴッズヴルリュルリュルッズリュッズズリュッズチュリュッズニュリュッズリュッズズズッズリュッズリュッズリュッ
「はひんっひんひんっひいんっいっはっんっんああんっいひっひいいんっいんっいいっいううっあっあ゛っん゛ああっあひんっひんっひいんっひんひんっひくくんっくうんっはっんっんっ」
「くっんっ」
ーーー思いばかりが雲になり、空は雨となる。あなたの愛が雨となり川となり、あたしは汲み飲み干す。あなたの愛で水があふれだす。愛に季節が色づく。
ズリュッズリュッズリュリュッズリュルュリュルルルッズリュッズリュッズッズッズヴヴリュルュリュヴヴッッズリュッズリュッズヴヴッズリュンッズリュリュッズリュウゥウゥウウッリュリュッズリュニュッズククッズリュッズリャアッズラリュリュリュッズリュッズリュリュッズリュッ
「あひっはっんっんああっはひんっはひいんっあっんああっあひんっ ひんっひいんっいんいんっあいいのぉっっはひいっいっいひんっひいんっ あひっんあっんあーっあーっあああっあひっあひいっひいーっいーっ いーのぉーっあひいっいひっひんっひいんっひんひんひいんっんくああんっ ひんひんっはひんっいくっいくのおぉおおおおおおっっっっ」
「はっんんっ」
ーーーあたしも愛になる。愛に流されあなたに流れつく。あなたの愛の形にあたしの愛は組み合わさる。あたしの愛があなたの愛に突き上げられる。
ズリューッズピューッドリュピュッピューッドピュドピュッッピューッリュリュリュッッドクドクッチュリュルルルッッチューッリューッピューッピュッピュッピューッドピュドピュッピューッピューッピュッピュッピュリュルルルルッッピューッピューッピュピュピュッドピューッドピュッピューッピュルルルッッピュッドピュピュッッ
「んあっああああああああっっっっあひーっひーっあひーっいーっいーっいーっいーっひいいいいいっっっあーっあーっあーっあーっあーっんああああああああっっっあひーっひいーっいひいーっいいーっいいーっいいいいいいいいいいーっんあああひあああああっっっっひーっいひーっいひいのおぉおおおおおおおおおおおおおおおおっっっっっんあうっっっっっあっ」
ーーーあたしの愛はあなたの愛に赤く染められ白く染められ青く染められていく。愛がうずいている。ふたりの愛が羽化するまで続く。どこまでも、きっと。

ーーーある夕暮れに染まる電信柱。なにもいらない。続く愛が星い。この宇宙(そら)にずっと。愛の夢は止まらない。愛は日陰でもまたたいていた。
ーーーあたしは愛にはない思い。そして愛の一部なのだ。あなたという愛の。それでいいとあたしはあなたに言ったから。
ーーー愛は育っていく。あたしとあなたのように。動きはじめた思いは止まらないから。だからたぶんずっと好きなのかも知れない。
ーーー止まることのない星のように。流るる流星に愛という水を流す。愛しているから出来ること。好きだと言うこと。涙の数だけ思いは深く沈んでいく。
ーーーそれでいいのだと自分が言った。心に響く愛。あなたに響いてあたしの愛。あるったけの愛集めてあなたに送る。愛の粒子で。愛なら光りより速くあなたに届く。
ーーーあたしの思いよ羽ばたけ。飛んで行け。あたしはあなたの愛そのもの。変わらずあなたの愛とあるもの。できるだけの愛ととけるよ。
ーーー愛す心には愛する愛を。あなたに包んで愛をあげる。愛の小鳥よ愛を運んで。ふたりが幸せの入り口ならいつもそこは満席。
ーーーあたしは愛の停留所で白い息を吐く。愛の愛があたしを癒やす。愛の雪があたしを冷やす。愛を愛でとかして。
ーーー愛であなたを癒やしたい。なにもいらない。ただ愛しあいたいだけ。あなたとの愛だけが雪にうもれず残っていたから。
ーーー愛だけの人。愛する人。あなただけの愛であたしを包んで。愛の不思議なら二人の思い出。願い螺旋に愛が舞う。
ーーーあたしは愛という願い水。どんどん水があふれてくる。愛が流れ出す。あふれる愛の水。あたしはゆっくりと思いの水を愛にささぐ。よりそう愛と愛。
ーーー流るる自在の愛の海があなたの愛を波打ち際まで寄せては返す。愛のアンテナのばしてあなたの愛受信する。
ーーー愛だけ愛して愛だから。夕暮れの雨さえ愛だったから。愛のライトに照らされてあたしは愛となす。時代はライトラヴ。
ーーーあなたにラヴしたい。空にあなたがいるかぎり。愛は舞い上がる。愛の流線引き連れて。夢の海に愛は沈んでいく。愛の歌は空を運んでくる。
ーーー愛の上には空。愛はいい。愛っていうまであたしは眠っていた。できるまでしたあなたの愛と愛。愛ゆえにとまどい、愛ゆえに人生は彩りを得る。
ーーー愛には意味がある。考えても愛は愛ゆえに愛に違いない。愛という空は赤く照っていたから。愛というには日常茶飯事で。
ーーー本当の愛だと誰もかれも探している。がんばれば愛は降り積もるとあなたは言う。愛の水は流れ続けてあたしは川と流れる。愛があたしの心に灯る。
ーーーなにもかも愛だった。愛に憂い愛の日差しにポカポカする。できる日常愛曜日。愛を奏でる楽器さえあなたは持っていたから。
ーーー愛に終わりはないの。愛なんて愛らしく愛するから。愛は希望の夢を見て眠る。愛の光り受けて愛を見つめる。
ーーーあたしには愛の本質がくすぶっている。愛よ眠りの酔いよ、あたしは愛の羽であなたへ飛ぶ。愛の毛布であなたとくるまる。
ーーーねえもっと愛して。愛につかって愛撫する。ズルズルズルっと愛撫する。一瞬だけの愛。続いていく愛。
ーーー愛なんてゴロゴロゴロ転がっていく。あたしは愛に転んであたしがあなたに抱かれた。愛のシャワーであなたを流し落とす。
ーーー愛です。あたしとあなたは愛なんです。まだ愛だけしか見えない。もっと愛の先になにか見えてくるのかな。いまは愛だけ。
ーーー空よりも抱きしめたい。限りない愛で包みたい。願いは夢。あなたの夢束縛したい。失くした自由に水面にしたたる水。
ーーーそれでもあたしは揺れる思い抱き続けていた。できあいの星ならテレビの中に。うつろう思いにあたしは瞳を映す。
ーーーあたまの上にヒヨコが踊ってる。あたしはあなたの愛に踊っている。時間という目玉焼きあなたと食べてひとときの夕べ。
ーーーあなたという寝床には横になる。ころころころあなたの胸にいるあたし。あたし色にあなた染めて、夜の黒に染め上がる。
ーーー木暮舞う中にもあなたの時代駆け抜けるのだ。あなたの思い星となってあたしという夜にも朝にも愛はあり続けたから。
ーーーあなたの愛を求めて放浪する。あなたの愛を愛して愛する。あなたの体でいってしまう。あなたの愛があたしの愛をかきまわしていく。
ーーーあたしはあなたの夢流して受けとめる。愛の網であたしを受けとめて。あなたの本質をあたしとして。もっと奥ヘと愛して。あなたへの愛が吹き出す。
ーーーあたしは愛撫しているアシ。なにかあるのだろうか、この先に。愛撫であなたの本質愛するよ。愛撫であたしは液体に戻る。
ーーー愛撫しちゃう愛撫しちゃう。ふたりの気持ち愛撫しちゃう。愛を愛撫しちゃう。愛撫ではじまる愛だっていいと思うのだ。
ーーーあたしのできることならなんでもしちゃう。でもね忘れないで。それは愛のさせることなのよ。愛、ゆえのことなのだから。
ーーーねえ、愛ならたくさんあったから。それがあたしの出発点にも終わりの時にもあなたにも。愛してる時ならいつもいつでも幸せ感じられるから。また愛しちゃうのだ。
ーーーあたしは愛でいいのだ。どんどん愛でいこう。愛にふるえる寒さにも、愛ゆえの盲目も、まどろみも、あたしは愛の使徒よん。
ーーー愛の惰性であたしは宇宙を漂っている。宇宙の中で愛だけがあたしたちを包む。願いなら愛にとっといて。明日は明日の愛が吹くから。
ーーーあなたが愛撫してるの。あたしが愛撫してるの。愛撫で心に水面の波紋が波立つ。あなたならあたしがいなくてもだいじょうぶよね。あたしはどうかな。心に問うてみる日。
ーーーあたしは水。地球に生まれた一滴の水。愛の水となってまた戻っていく。丸く流れる水の時。あなたとの一瞬の愛にあふれる水。
ーーーあたしという卵がかえる。あなたにあたためられて、あなたとの愛がかえる。あたしの愛が生まれ変わる。また一面の雨が池に、あたしの卵に降り積もる。
ーーー人は誰もが海を持ってる。あたしはあなたの海にもぐれるかしら。あたしはあなたの海にもどれるかしら。
ーーーあたしは波に身をまかせる。あなたの突き上げにあたしの波は流れ出す。あなたと二人で愛を出し合っていこう。
ーーー二人分の愛であたしの心ははちきれそう。あたしたちはふたつでひとつなんだよ。二人の愛は物語として永遠に続くよ。
ーーー愛でいっていいんだよ。二人でいいんだよ。ずっといいんだよ。二人の愛が吹き出す。ねえこんなに愛出ちゃっていいのかな。
ーーーあたしの愛は本物かな。液体はただ流れ続けたから。好きだよ。ずっとずっとずっと。
ーーーまだあたしはあなたの愛かな。
ーーーあたしにできることはあるのかな。
ーーー愛はなにも答えない。
ーーー自分の中にあるには違いない。
ーーーきっとこの愛には違いない。
ーーーあたしはこの愛を空に透き通らせることができるだろうか。
ーーーいつかその日が来るまで、あたしの愛よおやすみ。
ーーーそしてまたあたしは愛を流した。愛がおしよせる先に。
          (未・了)。


[愛らしくあたしらしく]
【そして愛となる】


「きみといると時が長く楽しめ、それはすぐに過ぎてしまう。 でも、一瞬、永遠を感じる時があるんだ。 流れる一瞬、その時だけきみのすべてはぼくとつながる。 きみのほうがかわいいよ。きみの夢、愛撫させて。 きみの心、愛撫させて。もうきみの愛離さないよ。 」
「あっそう」
ーーー離さなくていいよ。と、心で思ってみる。 あなたが突き抜けてくる。 夢の時が波のようについては引く時。
ズッズリュッ
「苦しみも悲しみも涙も全部ぼくにくれ。 きみの感情のすべてをぼくにくれ。 きみの思いをすべてぼくに流し込んでくれ。」
「できたらね」
ーーーほんとはなんでもしてあげたい。 その愛を流し込んで欲しい。 できたらもう愛してあげるのに。
ズリュリュッズッ
「なにも考えないで、ぼくのために生きて欲しい。 きみの心をぼくの思いで埋めつくして。 愛のために生きて、二人の宇宙にとけよう」
「まったくそんなこと言って嘘だったらしばき倒すわよ」
ーーーそれでも、それでもついて行く、愛。
ズズリュッズッズッズッ
「迷わないで。もう帰ってこれないところまでいくよ。 さあ愛を始めよう。 何度も何度も何度も。ぼくの心に愛撫され続けるんだ」
「実際いかされてるでしょ」
ーーーずーっとあなたがうずくの。愛してるって。 あたしだってたぶん愛してるのだ。うん。
ズッズリュッズッズズリュッズッ
「どこまでひとつになれるか。一生かけて試してみよう。 きみの心から愛を作り続けるんだ。その気持ちでいいから」
「なによ長ったらしく。いいから動いて」
ーーー愛は一生かけて作るもの。それはそうなのだ。 どんな愛でも。
ズッズリュリュッズヴヴッ
「この先ぼくの愛でいてくれるね。 ここを愛してる時、きみが愛となるんだ。いいね。 愛を追求すること。いままでどおりでいい」
「ようはこうしていたいんでしょ。まったくう、こっちのことも考えてよ。これでいいの」
ーーー先のことは解からない。でも、いまは愛していたい。愛したいの。ねえ、ほんとだよ。
ズッズリュリュッズリュッズッ
「そう、そこがいいんだ。んんんっ。 きみの本質を愛と化してぼくの気持ちといこう。 愛を次の世代に引き継ぐまで。愛をつないでいこう。愛がなくならないように」
「感じてるならもっとあたしのこと愛しなさいよねえ」
ーーー愛の本質とか解からない。ただ、あなたが好きなだけ。それだけ。なの。
ズリュッズッズッズヴヴッズリュルッ
「はひいっ。んっんん、ん…… 愛を越えよう。愛の時代の愛しい人たちのために、ぼくたちのために。 この愛を持ち続けたら、もう戻れないんだ。それでもいいんだね。 」
「あらそう。あたしは一人でも生き延びてやるんだから」
ーーーあなたがいるうちはね。あなたが愛を感じさせてくれると思う。最初、そうだったように。
ズズリュッズッズズリュッズリュルルルッ
「んひはっんっんひいっはっんっんっんああっ 覚悟はいいね。ぼくの愛を抱えてイッて欲しい。 たとえなにもかも見失っても。この愛だけを伝えるために。きみの愛が欲しい」
「あまってたらあげるわよ。貴重品よこれ」
ーーーあなたの前にいたら、あたしのすべて水となって流れてしまいそうよ。 だってあたしの水はその一滴まであなたのものであるから。 あなたは遠くにいてでもあたしの中にいて。あたしはあなたの中にいるの外にいるの。
教えて、あなたの愛で。 ズリュッズズリュッズッズッズムムッズリュルュッ
「んあっんひーっんひーっんひいひいっんはあんっんっ。 きみの愛の本質はここだね。 ぼくに心の鍵を渡して、ぼくの愛を鍵穴に突き立てるから。 きみの穴にぼくは吹き出したから」
「あんたばっかり気持ちいいんだから。あたしも気持ちよくしてよ」
ーーー愛は気持ちいい。愛はただ大変。それは繰り返される夢。
ズッズリュッズズズッズリュリュッズリュルュッズリュッ
「覚悟はいいね。ぼくの愛を抱えてイッて欲しい。たとえなにもかも見失っても。この愛だけを伝えるために。きみの愛が欲しい」
「あんたもあたしくらい思いなさいよ」
ーーーねえ愛はどこに届くの。この気持ちどこに届くの。思いよ光りとなれ。
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「きみは誰なのか誰のものなのか。どこへいこうとしてるのか。もう決めて欲しい。今日からいまからきみの意識は愛に組み込まれる。きみの本質を現実を愛にとかせ」
「まあた、お得意のてつがく?」
ーーーあなたの考えかた別にきらいじゃないよ。でも考えすぎたらだめだよ。あたしもそうだけど、ね。
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「きみの人生にぼくの愛を感じて欲しい。二度とない平穏な日々さえもぼくに話して欲しい。いいね。きみの時間を愛に育め」
「別にあんたになんでもかんでもしてくれなくていいし。あたしはあたし」
ーーーあたしはあなたがいなくてもだいじょうぶ。じゃない時もあるけど、なんとかなっているような、いないような。あなたは、心は元気だろうか。
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「なにもかも愛で受け止めるんだ。きみならできる。だってぼくとの愛をそしてきみの信じる愛を空に降らせよう。雪のように。愛のように」
「あんたばっかり。あたしにもしてよ」
ーーーあたしも受け止めて欲しい。広大なあなたの闇のベッドで。
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「んはっはあんっ」
「んっはっ」
ーーーあなたの愛が心からあふれ出す。あなたの愛であたしを愛して。どうにでも変化する愛の液体のように。あなたの愛にあたしの愛は成長していく。
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「はひいっひんひんっ」
「はっんひっ」
ーーーその愛に心のすべてが愛になろうとも。愛の次元に心解き放つ。あなたの愛でいさせて。夢のとりこ。愛のとりこ。あなたのとりこ。もっとその愛でいいから欲しいの。
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「んひはっはあんっんひっ」
「んはっひいっ」
ーーー変わる時の一瞬を愛になっていきたい。その愛の先を教えて。あなたがあたしの一部であるうちに。だからきっとその一時だけ、あたしはあなたの愛となるから。
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「んひあっあっあっあっんああっ」
「はひんっああうっ」
ーーーほんの少しでいいから。だからあたしがいてもいなくてもあたしの愛でいって。愛が足りなくなったら愛の雨が降るから。愛を出し尽くそう。まだ愛の行方が語られる前に。
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「んああっんひあっひいんっひんひんっ」
「はひいっんひいっ」
ーーーだから言うよ。あなたが好きだと。だから愛は尽きなくとも、あたしは愛を探し続けるの。どこかで流れている愛の源流を見つけに。また歩き初めたから。
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「んひいっいいっいいっいいのおをっほひいっ」
「はひんっひんっ」
ーーー愛のためにあたしは生まれたの? それとも愛がすべてを彩っているの。どちらでもいい。愛を見失わないようにあたしは流れていくから。始まりの愛の元へと。
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「んひいぃいぎいいいひいんっんひいっひんひんっ」
「んかはっんんっ」
ーーーまたあなたを愛していく。もっとあたしを愛して。もっと感じて。もっとあたしの心をつかんで。いつでも、ずっと。あなたの愛であたしの愛液はできているの。ホントだよ。
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「んひはっひぎいいっいいのほっんひっんひっんんんん゛っ」
「ひーっいひいっ」
ーーー愛がずっと愛であるために。もっと愛し合おう。あなたが愛であるように。苦しい時も悲しい時も楽しい時も愛でいこう。まだ愛が感じられる心があるうちに。
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「んひいいっひーいいっんひああっんああっんぐひああっんあっ」
「んはあんっんっ」
ーーーこの愛で幸福になれるかな。愛がなにもかもやさしく抱きしめてくれたら、愛があたしの幸福であるのかも知れない。あなたが愛であるように。
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「んひあっんっんっんっんああっあひんっはひいっひんっひんっひいんっ」
「あひいっひぐぐっ」
ーーーあなたに心が愛撫されて本質があふれだす。ねえ、二人の愛がとけあうまで愛しあおう。愛はあたしたちの愛がどうなるか知っているの。
ズリュッズリュルュリュルルルッズリュッズヴッズヴッズヴッズリュルルルッズンッズンッズンッズリュリュルュリュルュルュルュッズッズッ
「はひいんっいんっいんっいいんのっはひんっひんひんひいんっひぐくっあひいっ」
「ひんっひいんっ」
ーーーどうやったら愛はあの空までいきつくの。もっと愛したら何かあるの。ただあたしは愛し続けたから。ねえ、だからもっと愛吹き出して。愛の海に眠るまで。あなたの愛にあたしの愛が吹き出す。もっと愛して。もっと感じて。もっと流して。
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「んひいひゃっひいんっひんひんひいんっくひくひくひんっくひいんっひいいっあああっ」
「んひっひいんっ」
ーーーふたつの愛がひとつになるまで。好きだよ。だから二度は言わない。あなたを愛してるよ。濡(ぬ)れた愛がかわくまで、ずっと愛は二人の間を流れていたから。
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「んああっあひんっひいんっひいいいいっいいっいいのおっはひんっひんっんひいっひんひんひんっ」
「んあっんひいっ」
ーーーこの愛がなにかに生まれ変わるまで、胸の中で深く広く浸透していったから。この愛につばさがあったら、きっとどこまでも飛んでいける気がする。
ズリュッズズリュッズリュッズリュルルルッズリャッズリュリュリュッズヴヴッズヴッズヴッズリュッズギュギュッズリュッズンッズンッズズズンッズリュッ
「んあひいっひいっひいいっいいのっいいのっいひいのっんああっあっあっあっんああっあひっひいううっ」
「んうんっんああっ」
ーーーあなたの愛もきっとそうなんだね。愛していいよ。ずっと愛していいよ。だから胸の奥では一緒だよ。きっと同じ星に生まれたからなんだよ。だからがんばっていこう。空の向こうまで。
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「はひいっきひいっんひはあああっんああっんひあああっんひいっひいんっひんひんひんっひううっんひあっんあっ」
「んひいっはひいっ」
ーーーただあなたの愛が欲しかったの。ロウソクより深いあなたの愛が。ねえ、いつからあたしはあなたの愛になったの。あなたがいなくなったらこの愛続くかな。それでもあたしは愛でいられるかな。
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「んひいひいいっいいのおっもっとおもおっとひうううんっうんうんうひいああっんひあっんひいっんんんんんんっんひいっ」
「んぎうっくううっ」
ーーー流れる時間に負けない愛になる。あなただけが愛じゃないけど、いつかあたしの愛もくみあげて欲しいの。いつも変わらない愛であるために。
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「んひいっあひいっいひいいいいいいっっいううっいひうっいんんっんああっはひいっんひいっはひっはひいっひいんっひんひんひんっ」
「んはあっあんっ」
ーーーむなしさも厳(きび)しさも悲しさも、あなたとあたしの心の一部だから、なんとかうまくつきあっていくよ。だからあなたもがんばって欲しい。あたしのために。あたしたちのために。
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「はひいっいっいっいーっいーっいーのっいひいのおっんああっんあっあっあっあひんっひんひいんっひいいっんひいっんっんっんんんん゛んっ」
「はんっひいんっ」
ーーーたとえあたしが滅(ほろ)んでも、この愛だけは離さない。それがたとえ一瞬の愛だとしても。いつも心は一緒だよ。
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「んひいっひいんっいんいんっいいんのっはあんっはひんっひんひんひんっあひいっんひいっひんひいんっああんっあっあっあっんああっあひんっ」
「んぎっきつううひいいっ」
ーーーあなたへの愛より大事なことってなにかな。いまは見つからない。あなたのためならなんでも愛で包んじゃう。それがあたしの愛。それゆえに限界があったとしてもあたしは愛をやめない。
ズリュッズリュッズリュリュッズッズッズッズヴッズヴッズヴヴッズリュッズリュッギュッギュッギュギュギュッギュッギュリュルルルッズリュッズリュッズリュルュルルルッズリュッズズズッズリュッズリュッ
「んひいっひいんっひんひんひんっひううんっうひんっあひんっああんっんああんっあひっひっひいいっんひっあひっくひいっいいっいいっいひーっひーいっ」
「んひいっんああっ」
ーーー愛があたしの現実だとしても、あたしは愛し続けていくから。愛があたしの真実なのだ。心の精液であたしはびしょびしょ。
ズリュッズッズッズッズリュルルルッズンッズンッズンッズリュッズヴッズヴッズヴヴッズギュリュルルッギュッギュッギュッギュリュリュリュリュッズギュリュッギュッズズズッズキュッギュギュギュッズリュリュッ
「んひあっんひんっんああっそこはだめえっんああっだめだめやめちゃだめえっはひんっあんっあんっんああっあひんっひんひんひんっひいんっんああっあひんっ」
「んっはっ」
ーーー女が求めたらだめかな。あなたの愛入れて欲しいな。あたしの心に入れて欲しいの。あなたの愛であたしの心を満たして。
ズリュッズリュリュッズリュッズリュルュルルルッッズリュリュッギュッギュッギュリュリュルルッギリュルュッズヴッズヴッズヴヴッズリュッズリュッズンッズンッズンンッズッズッズッギュリュルュリュリュッズリュッ
「あひんっひいんっんああっひんっひいんっあひんっんああっあひんっひいんっひんひんひんっひいんっこんなのお、はじめてえっんひいっひんひんっひいんっひああんっ」
「んっひっ」
ーーーあたしの心があなたの愛に愛撫されていく。あたしの心が液体となってあふれだす。だって好きだから。あなたの愛液が心を占める。
ズリュッズリュリュッズリュルュルルルッズリュッずんずんずんっズリュリュッズリュッズヴッズヴッズヴヴンッズリュッズギュッズギュギュギュッギュッギュッギュッギュギュギュッギュリュルルルルッズギュッギュッギュッギュウンッ
「んひっんひああっあひんっひんひんっひいんっんあっああっんひっああっんひいっいひんっいいんっいいんのっあひいいぃいいいいいっんひっんひっんひいっいくうっいっちゃうのおっあひいっでるうっでちゃうのおっっんおおっひんっあっ」
「んっくっあたしもっ」
ーーーもうずーっとあなたしか感じていないかのよう。あなたのものであるうちはなにも怖くない。そう思えるの。
ズチューッズリューッチューッズビューッリュピュッピューッドピュドピュッッドピューッドピュピュッピューッピューッピューッピューッピューッドピュドピュピュッズチューッピューッピューッピューッピューッドピュピュッドピュッドピュッドピュピュピュピュピュピュピュピュピュッッッッッッッッッッドクンッ
「んああああああああああっっっっっっあひーっひーっひーっいーっいーっいーっあーっんあーっんあーっんああああああっっっっんひーっんひーっひーっくひいーっいーっいーっいひーっひーっんひーっひーっんあーっあーっあーっあーっあーっしぼりとられふうっひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ」
ーーーねえ、気持ちいい? あたしをどれくらい愛してる? 愛がホントにあるなら、あたしの気持ちを愛して。ずっとずっと。なにがあったとしても。 ーーーどんなことがあったとしても、あなたを愛していたい。あなたがあたしのものであるうちに。あなたが欲しい。心も体もなにもかも。
ーーーあなたを愛して良かったと思えるその日まで。あたしは愛し続けたから。いつかこの愛で世界を埋めるまで。
ーーーあたしは愛を続けたから。あなたの愛があたしの愛を突き上げてくる。あたしは気持ちいいけどあなたはどうなんだろう。
ーーーねえ感じてるのかな。感じてくれたら、あたしもっと愛しちゃう。いままでよりずっとずうっと。あたしはあなたに会って人生変わったよ。
ーーーあなたも人生変わったかな。あたしの中にあなたがいる。あなたという本質が流れている。いつもずっとあなたが入ってくる。感じる本質が流れている。あなたがあふれだす。
ーーーいつかあたしはあなたと会う。
ーーーそれでいいという時間が流れていく。
ーーーなにも変わらなくても、この愛続けていくよ。
ーーーなんとかなるとあなたは言う。
ーーー吹き出す愛はあたしの力。
ーーーもっと愛して。
ーーーもっとあたしをあなたの心に引き込んで。
ーーーいつか笑って話せる日のために。
ーーーだからあたしはまた歩きはじめた。
          (未・了)。



















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