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『HONSITU』

たかさきはやと




第一話。初めての本質。生まれてきた意味はなにか。


「生まれてきた意味はなにか。なぜ人は生まれるのか」
「いま幸福ですか。不幸ですか」
「最近笑いましたか。いつ笑いましたか。最近感動しましたか」
「人はなぜ考えるのか。人はなぜ思うのか」
「なぜだめだしをするのか。良かったところはありますか」
「見えないものが大切だと言う。愛は感じますか。神は感じますか。本質は感じますか。信頼は感じますか。希望は感じますか」
「誰か信じていますか。自分を信じていますか」
「ヒーローは誰ですか。悪党は誰ですか」
「誰かをいじめてませんか。いじめられてませんか。自分をいじめてませんか」
「誰か愛していますか。誰かに愛されてますか」
「人は一人で生きていけますか。仲間に必要とされていますか」
「いまなにをしたいですか。明日はなにをしたいですか」
「楽しいことはありますか。苦しいことはありますか」
「誇りはありますか。自信はありますか」
「人を大事にしていますか。大事にされていますか」
「愛とはなんですか。信頼とはなんですか。それは生きる勇気ですか」
「正しい人はいますか。間違っている人はいますか。自分は正しい人ですか」
「愛することの逆は憎しみですか無関心ですか。では信じることの逆はなんですか」
「なぜ生きるのか。生きる意味はなにか。生きる意味が幸福か。生きる意味が夢か」
「なぜ問うのか。その意味を本質に問う」




第二話。にかいめの本質。あなたの言葉は心響かせていますか。


「あなたの言葉は心響かせていますか。あなたの言葉はまだ生きていますか。あなたの言葉は本質を響かせていますか。あなたの行動はあなたの本質ですか」
「寂しいですか。恋しいですか」
「守りたいものはありますか。誰かに守られていますか」
「最後に聞きたい歌はなんですか。願いはなんですか。願いのためにはどんな苦労でもしますか」
「死にたいですか。生きたいですか」
「努力は必ず報われますか。苦労は努力の結晶ですか」
「正しさで否定するのはいいことですか。正しさで否定されるのはいいことですか」
「望みはありますか。それは希望ですか」
「未練はありませんか。悔いの残らない人生ですか。やり残したことはありますか」
「人の幸福を第一に考えていますか。自分の幸福を第一に考えていますか」
「最近感動しましたか。誰かを感動させましたか。感動とはなんですか」
「今日ありがとうと誰かに言いましたか。誰かにありがとうと言われましたか。自分にありがとうと言いましたか」
「幸福になりたいですか。不幸になりたいですか」
「社会に追い詰められていますか。社会の一員足りえていますか」
「なにかを成し遂げましたか。なにを成し遂げたいですか」
「誰かを待っていますか。どこかへ歩いていますか」
「心が一番の宝物ですか。あなたの幸福はどこにありますか」
「人間てなんですか。心ってなんですか」
「生まれてきたのはなぜか。生きる意味はなにか。いま本質に問う」




第三話。さんかいめの本質。希望せよいまこの人生に。


「人はみな平等である」
「機械が人の基準であってはならない。機械が人の基準に合わせてくれなくてはいけない」
「我々には権利がある。食べる権利がある。眠る権利がある。結婚する権利がある。幸せになる権利がある。人には人権がある。生まれてきただけで人として十分に生活する権利を持っている」
「金がものを言うのか。いや違う。人がものを言う世界でなければならない。話し合いの上に成立した社会でなければならない」
「暴力よりも愛がほしい。人間を愛する歌が聞きたい」
「自分の人生の答えは自分が出す」
「死ねと言われれば死ぬだろう。生きろと言われれば生きるだろう。生きろという国のほうが好きだ」
「信念のために生きたならどんな苦労も喜びに変わる」
「この人生がどこで果てようともそれは尊厳死であった」
「愛がなくてはなにも見えない。信頼がなければ力はない。私の人生は愛と信頼にもとづいている」
「愛を信じる時パートナーを信じるだろう。信頼を信じる時仲間を信じるだろう。自分の人生を信じる時自分を信じるだろう」
「可能性は必ずある」
「希望だけが明日への道が見える」
「愛のない人生がなんの意味を持つだろう。信頼のない人生がなんの意味を持つだろう。生まれてきた意味を問わない人生がなんの価値を持つだろう」
「自分の存在価値を信じよ」
「希望せよいまこの人生に」




第四話。よんかいめの本質。知識は荷物になりません。


「知識は荷物になりません」
「世界観が意識の力となること。たとえばキリスト教には一匹とはいえ羊を見捨てないという落第を出さないという思想があります。仏教には輪廻やいろいろな思想があります。それを宗教だからといって全部切ってしまうのはもったいない。宗教の思想には苦しみとのつきあいかたもたくさんあります。こういうものを実践するだけでだいぶ気持ちが楽になります」
「ストレス社会です。ストレスを発散しなければ生きていけません。気分転換に歌もドラマも本もいいですよ。趣味などで直らなければうつという病気です。病院にいきましょう」
「知識にはいろいろ世界観がありまたそこにはたくさんの感動や面白さがあります。そこにいたる気持ちはとてもすこやかなものになりえます」
「知識を得るということは命を得ることに等しくあると思います。知識は荷物になりません。知識によって心豊かな人生を送ってみてはいかがでしょうか」
「世界観は神話などで得ていけます。これにはとても豊かな人の生き様が描かれています。そこにある人はいきいきとしています」
「知識は知ることは自分の力となり人生において技術たりえます」
「知識において知ることは愛たりえます。心を知ることは思いやりとして相手に作用することがあると思います」
「知識において信頼を得ることもありえます。それは仲間たりえるでしょう」
「知識は荷物になりません。それは本質のひとつなればこそ」




第五話。ごかいめの本質。教育が人生を導く道。


「教育が人生を導く道」
「いまの学校教育では受験勉強しかさせない。受験勉強にはストレス発散法とか生き残るための処世術や戦術を教えてはくれない。受験勉強で大学出てもうつ向き加減な若者が叩きだされてくる。自殺予備軍としてうつな荒れた若者がのたうちまわっている」
「人間教育がいま必要とされている」
「それは人生を謳歌するための教育である」
「テレビ禁止漫画禁止部活禁止。そして勉強だけをさせられてしまったらなにを学ぶことができるだろうか」
「ストレス状態が長く続けば人はうつとなってしまう」
「おたくならばおたくでしのげる。おたく文化だけは豊富な国だからである」
「歌好きドラマ好き本好きはそれでしのげる。そのためには若くして歌のよさドラマのよさ本のよさを知らなければならない」
「受験勉強しかさせてなければ学ぶこともできない子になってしまう」
「どういう教育をするのか。その子の人生がかかっている」
「受験勉強しかしてこなかったらいま独学で自分に教育しなおす必要があるだろう」
「教育こそが人を豊かな生活へとなす手助けとなることだろう」
「教育こそが人生を左右するものであるからである」







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