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『アイドルマスターセレクション』
原作 プロジェクトアイマス たかさきはやとふくむ。
中年女性歌手かなえとの共演。
カバーの話となる。
両親も死んでね。
すべての生活にいきづまって自殺を思いたった。
最後に曲を一曲聞こうと思ってランダムででた曲が 母の一番好きな歌いい日旅立ちだった。
それを聞きながら母がよく作ってくれた作りおきしておいた じゃいものにっころがしを泣きながら食べた。
母の愛を思い出し泣きながら食べた。
人生をあきらめないこと。
生きる力が歌にはあると思う。
あなたたちも生きる力のでる歌を歌ってほしいな。
いい日旅立ちをカバーしてほしいと思うの。
ライブで聴く歌には人を救う力があると思うの。
レコーディング。
ちはやはうまく歌えない。
もう一人のちはやがでてくる。
母が歌っていた歌を道ずれにと歌う。
弟がでてくる。
おねえちゃんの歌を道ずれにするよってともう一人のちはや。
ちはやが泣き出すはるかが抱きしめた。
天使のゆびきりをカバーすることになるアイマス。
レコーディング。
「楽勝」といおり。
ちはやが元気がない。
「どうしたの」とはるか。
「みんなもいなくなるんじゃないかと不安なの」とちはや。
「みんな集まって」とはるか。
メンバーマネージャープロデューサーがゆびきりしあってひとつの輪となる。
はるかが「みんなずっと一緒だよ。約束やぶったらゆびきりげんまん針千本飲ます。指きった」とゆびきりする一同。
「ありがとう。本当にありがとう」とちはやは泣き出す。はるかが抱きしめた。
ひとりになるのがさびしいとちはや。
話しあい。プロデューサーが中年男性のなかたに先生との共演をセッティング。
大きなひとつの魂のひとつたる人間にはつまりひとつなのだよ。
宇宙はひとつなんだ。
ひとりのときに縁は育ち生まれる。
人は決してひとりになることはできないんだよ。
泣き出すちはや。はるかが抱きしめた。
どうして生きるのかとひびき。
話しあい。プロデューサーが中年女性歌手のあとの共演をセッティング。
交通事故で人を殺してしまった。
私はきせずして人殺しになってしまった。
未来永劫人殺しなのだ。
希望などなにもなく人との縁をすべてきりのたうちまわった。
死に場所を求めてさまよった。
いまの彼が生きるんだと。生きろと。
どうしてというと殺した人の分まで生きるんだと。
愛を受け継いで生きるんだと。
いまはその彼と結婚して子供を育てて生きている。
生きるって命ってきっと愛だと思うな。
話しあい。アイマスは今日も歩き出す。
新曲が売れなかった。
中年女性歌手ようことのセッティング。
なんにでも本物と偽物はあるものよ。
本物はおいしいしおもしろくて得がある。
私は新人のときにまつたく売れなくて偽物だといわれた。
がんばってもがんばっても結婚もアイドルもだめ。
私は偽物なんだと自殺を考える日々。
そんなときに母があんたの苦しみは偽物じゃない本物だといってくれた。
涙があふれてとまらなかった。
愛があることが本物よ。愛しなさい。とようこ。
話しあうアイマス。元気にえいえいおーと歩き出す。
ラブフォエバーをカバーすることになる。
歌うちはやには笑顔の弟が見える。
涙するちはや。
作詞したたかさき先生。
愛は生きるうえでとても大切なものです。
愛があればどんな過去も不安もこえていけます。
神様もおよろこびになります。
みんながそうすべての魂が愛とひとつとなるのです。
歌うアイマス。涙にそして笑顔に元気でした。
ちはやがさみしいということで一緒にいようとはるか。
双子やいおりが面倒くさいと。
中年女優ゆりことのセッティング。
子供もものごころついてきて口答えとかするのよ。
それでしつけはどうすればいいのかいろいろとためした。
きびしくしたりほめてみたり。いい話もこころみた。
両親にもアドバイスを求めたらね。
私たちはいろいろこころみてなにもできなくて ただ一緒にそばにいてやることにした。
ただ一緒にいるだけ。そんな親ですまなかったな。と。
ただ両親との思い出があふれて涙がとまらなかった。
一緒にそばにいればいい。
それが正しくあることよ。ただずっとそばにいてあげて。
話しあうアイマス。元気でした。
アイドルは金儲けでやっていて男にみつがせているとツイート。
話しあい。プロデューサーが中年女性歌手みかとの共演をセッティング。
最大規模のライブツアーをやってCDも百万枚を売り上げた。
事務所のスタッフが金を持ち逃げしてしまった。
金はなくなり私は酒におぼれる毎日だった。
すっかり疑心暗鬼になって彼との話しあいもしないで破局寸前だった。
私のプロデューサーがライブに連れだした。
歌わないわよとステージにでるとファンの頑張れ負けるなの大声援。
私に声援を送るためだけにチケットを買って声援してくれた。
私は泣きながら声援を聞くだけだった。
愛があればなにもいらない。
ファンとの愛が私たちにはある。
それだけでいい。
話しあうアイマス。えいえいおーと元気なアイマスだった。
82
中年女性歌手れいな。
二千年になって彼が自殺した。
私は歌えなくなり地獄をさまよった。
彼が回復して歌を歌ってくれた。
私は救われてまた歌えるようになった。
いまは彼のそばにいる。それだけでいい。
あなたたちも大事な人を大切にね。
話しあうアイマスえいえいおーと元気でした。
85
前半アイマス中の人たちの日常。
はらさんがいまいさんにあなたがちはやに思えてしかたないという。
うれしいわといまいさん。
はるかがちはやといる。
私は存在しない存在なのよとちはや。
物語は実在の人物を反映して作られていく。
じゃあちはやはどこにもいないのうそっぱちなの。とはるか。
事故で家族を失った人は実在する。とちはやは闇に消える。
はるかはひとりいる。
人格は物語を反映する。物語の人格は実在の人を反映する。
はるかが歩いていくとアイマスのみんながいる。
みんなここにいたんだとはるかとアイマスは一緒にいる。
物語の延長上に現実がある。
アイマスのみんなで歌っている。
96
前半アイマスの家族の日常。
だんご大家族をカバーするアイマス。
プロデューサーがみんな親がいて夫婦になって子供がいて。
そんな世界がきっと幸せな生活なんだと思うんだと。
みんなぼくの家族だとプロデューサー。
みんな笑顔で元気でした。
中年女優さなえとの話しあい。
彼はずばぬけた人間に思えた。顔も格好よかった。でも結婚してからヒモになり働かなくなった。でもよかったの。でもそのうち暴力をふるうようになってね。当時は離婚は簡単にはできなかったの。子供が殺されると。夜逃げして探しまわる彼から逃げ回った、いまの仲間がかくまってくれたの。その仲間の男と再婚したのだけどこの男が普通の男でね。ただ逢瀬して料理食べあって話しして。普通の生活だった。普通の生活。なのに涙が止まらなかった。結婚するには普通の男でいいのよ。
話しあうアイマス。元気でした。
141
アイドルは話しあいにおうじてくれないとツイート。
話し合い。プロデューサーが中年男性歌手たかしとの共演をセッティング。
忙しいと妻と話しすらしなかった。そんな時妻が交通事故で死んでしまった。
五年間ぽかーんとしていた。自分をゆるせなかった。
いまの妻があなたを許しますといってくれた。
いそがしいとは心を亡くすと書く。
いまはファンとの話しあいを大切にしている。
そしてなにより妻や子供との時間を大切にしている。
話しあい。アイマスえいえいおーと元気に歩き出すアイマス。
はるかが交通事故にあう。
白い世界にいるはるか。おばあちゃんがいる。
おばあちゃん私アイドルになって歌を歌っているんだよと歌うはるか。
ありがとうとおばあちゃん。
おばあちゃん大好きとはるか。
はるかはもう帰りなさいとおばあちゃん。
うん帰るねとはるか。
病室で目をさますはるか。ちはやが泣きながらおかえりと。
ただいまとはるか。
つぎの日アイマスたちが病室にいた。
平和だというがなにかできないか話しあうアイマスたち。
中年女優みかことのセッティング。
私もベテランといわれてもがむしゃらに自分になにかできないか探した。
彼からのプロポーズも先送り。
すぐ不安になってもおちこんでも彼と連絡すらしなかった。
そんなとき夢におばあちゃんがでてね。
幸せになりなさいといってくれた。
彼は延々と物語を聞かせてくれた。
抱きしめあうことで巡り逢うことはできるのよ。
あなたたちが幸せになっていいのよ。
話しあうアイマス。幸せになろうと笑顔でした。
響が歩いている。
駄菓子屋のおばあちゃんがいる。
まっていたよ。さあお店をひらこうとおばあちゃん。
子供たちが買いにくる。
おばちゃんすだいこん二十円ね。と。
あらあらずいぶんふんぱつしたわねとおばあちゃん。
おばちゃんぼくは将来消防士になるよ作文でもあかまるもらったよと。
あらそう五円まけちゃおうとおばあちゃん。
安いねえと子供。
ねえおばあちゃんはこれからどうするのと響。
そうねえ。だんなが待ってるのよもう帰らないとねとおばあちゃん。
さよならとおばあちゃん。さよならと響。
響は歩いていくふとそこは事務所だった。
ずっとここにいたじゃないとみんな。
響は買った五円のあめを飲み込んだ。
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はるかが気分良く鼻歌を歌っている。
と子供のはるかがいる。一緒に街を散策するふたり。
すでにどこかわからない場所にいる。
はるかのあばあちゃんが立っている。
はるか。どうだい。もう幸せになったかい。と。
はるかを愛してるいるよと。
いつまでも見守っているからねと。
三人歩いていく。一緒に散策するさんにん。
空が開け光りのカーテンの中消えるおばあちゃんたち。
はるかは歌う。鳥が見守っていた。
はるかが立ち止まる。
すべてにおいて。
もう彼ともだめなのよと立ち止まってしまう。
ちはやが立ち止まらないで歩いていこう。
立ち止まらないで抱きしめあい巡り逢っていこう。
歌い続けよう。死なないで永遠に生きていこう。
ねえなぜ私たちは生まれたのとはるか。
ねえなぜ私たちは人を救わなくてはならないのとちはや。
ねえなぜ私たちは歌わなくてはいけないのとはるか。
ねえなぜ私たちは永遠に生まれたのとちはや。
ねえなぜ私たちはここで立ち止まっているのとはるか。
ねえなぜ私たちは永遠に歩き続けるのとちはや。
永遠のこの魂を抱きしめるためにとはるか。
永遠にこの魂たちと巡り逢うためにとちはや。
だからきっと生まれてきたんだね。とはるか。
だからきっとまた巡り逢うんだね永延に。
抱きしめあうふたり。永延に愛してるよとふたりはだきしめあう。
エンディングは約束をフルコーラスで。
90
もういいかい。まあだだよ。
もういいかい。まあだだよ。
子供たちは隠れていく。
もういいかい。もういいかい。
女の子は周囲を見るが誰もいない。
みんなどこいったの。と女の子はみんなを探す。
ねえと大人に話しかけても聞こえない。
雪が降ってきた。さむいと女の子は凍えている。
とアイマスの歌が聞こえる。歌の聞こえるほうに歩いていく女の子。
フルで三曲のあいだ街を彷徨う女の子。
とみんながいる。ここにいたんだねと抱きしめあうみんな。
そこはどこか草原で木々があり山々がありいつのまにか街などなくなっていた。
アイマスは歌う。世界はそして花になる。
95
アイドルは人を幸せにしないとツイート。
話しあうアイマス。ならばこんな人はどうだいとプロデューサー。中年女性歌手あいとの共演。
「ずっと好きな人と世界平和やっていた。彼はテロにあい直接助けに駆けつけてやれないぶんエーブイにでたりした。いま二十年がたちそれぞれの決着をみせた。まだ彼は私を愛してるか自信がないのよね」とあい。
「わかります。ただ生き方が不器用なだけなんだと思うんです」とちはや。
「彼はかけつけなかった私を許して愛してくれるかしら」とあい。帰りに彼が立っている。「愛してる」と彼。抱きしめあったふたり。アイマスはみんなで歌を歌いながら歩いていく。
198
いおりがプロデューサーに嫌いとすぐにいう。すぐに否定する。でも好きよといおりはちはやたちに。いいのよあれくらいいったってといおり。いおりにファンレターがくる。会ってみると九十を超えた老婆だ。私の青春は戦争だった。彼を好きだった。彼が戦争にいく日の前に私の口から出たのはきらいという言葉だった。彼は帰ってこなかった。戦後結婚しなかったわ。彼が見えてしまうのよね。そのときの彼が。いつ死ぬかわからないものよ。お互いにね。いつも最後のチャンスと思って好きなら好きといって。私のお願い。泣かないでと老婆。涙はうれしいときに泣くものよと。いおりは老婆を抱きしめる。あなたの大事な人を抱きしめて。はなしちゃだめよと老婆。プロデューサーと事務所で会ういおり。まあ好きよ好きなのよといおり。ありがとうとフロデューサー。やりのこしたことはないかしらといおりはひとりごちる。幸せになりたいな幸せにしたいなとみんなと話すいおり。学生時代の友達と話したりするいおり。あとは話してない人はいなかったかなといおり。一ヶ月たち仕事して話しあった。やりのこしたことはないかなといおりはみんなと話す。あなたと話したこと忘れませんといおり。それはよかったわと老婆。それじゃねと電話をきるいおり。プロデューサーが誰と電話していたんだと聞く。友達と話していたのよといおり。いおりは笑顔だった。
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