青木山　寂静院　聖徳寺（津山市小田中1416）

本尊　和霊大明神

縁起
当寺は、元苫田郡小田村青木山極楽寺の塔中にして極楽寺を距る数町の南に在りしものを森忠政津山に城を築き府を置く時、法印快音上人霊夢を感じてこの地に移す。
鎮守和霊大明神を祭り毎年七月三十日夕夜を徹してのお祭りは津山での奇祭として有名なり。

俳句の祖、西山宗因来遊
当時二世快映は談林派の鼻祖西山宗因と親交あり、承応二年七月二十七日午の刻当寺に来り、しばらく滞在すと宗因自筆の津山紀行にあり。

平和観音像
境内に大平和観音像及西国三十三所を祭る、毎月十八日が縁日。

美作国七福神霊場（寿老人）
当寺は美作国七福神寿老人霊場にして、県内外より参拝者引きもきらず。
美作国七福神霊場会の事務局である。

高野山真言宗美作八十八ヶ所霊場会発行『高野山真言宗美作八十八ヶ所霊場』より