清王山 高福寺(津山市林田667)

本尊 十一面千手観世音菩薩

縁起
開基は不詳であるが、以前は今の東津山駅西方200メートルの所に位置していたが、貞享年間国主森氏の命により現在の地津山市林田667番地に移り現在に至ったものである。本堂は総て欅により建てられており、特に格天上天井の草花の絵は安永三年k狩野如林乗信の作で書数百三十二枚から成っており秘められた宝として保存されている。

年中行事
定期的には高福寺青壮年会と密教婦人会の協力を得て盆月十八日の施餓鬼法要が盛大に営まれている。
更に現在のところ不定期ではあるが、四国八十八ヶ所、西国三十三ヶ寺、坂東三十三ヶ寺、秩父三十四ヶ寺のお砂踏の行事を青壮年会の主管で行っている。

高野山真言宗美作八十八ヶ所霊場会発行『高野山真言宗美作八十八ヶ所霊場』より