岡松山 福善寺(津山市加茂町河井685)
本尊 薬師如
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縁起
当山は河井にあって、岡松山福善寺と号し古義真言宗(本山京都大覚寺)の中本山円通寺(鏡野町)の末寺であり、本尊は薬師如来である。
開基は不明である。寛政元年(1789)に堂宇は全焼し、同四年に再建した(『苫田郡誌』)。
本尊薬師如来は坐長二尺五寸、脇立阿弥陀大師は二尺五寸で、いずれも作者不明であるが、分化十二年(1815)の『東作誌』に記されているものである。
檀徒数は、昭和二年に七十五戸(『苫田郡誌』)、現在百十戸である。