大雄山 大賀島寺(瀬戸内市邑久町豊原2868)

本尊 千手観世音菩薩

縁起
大賀島寺は聖武天皇の御世の開基であり後報恩大師が備前四十八か寺を創立された時、その内一か寺となり、元亀年間に火災の為本堂、鎮守堂、仁王門を残すのみとまりました。本堂は慶長七年に圓忠法印が新に建立し、更に安永十年に再建され現在に至っております。本尊は、木造の線千手観世音菩薩様がお祀りされています。また、戦国時代には、宇喜多能家の時、宇喜多家の菩提寺となり、池田公の時代には石高八十三石三斗六升の寺領をいただいていた由緒ある寺であります。

山門 山道
本堂 圓蔵院