泰王山 宝琳寺(岡山市西大寺金岡東町2-11-21)

本尊 千手観音菩薩 

縁起 高野山真言宗の寺で、創建は812(弘仁3年)、宗祖弘法大師によるものですが、901(延喜元年)菅原道真が九州へ配流の際に、ここに立ち寄ったと伝えられ、天満天神を鎮守として祭ったため、天神坊とお称されます。以前は菅原道真が頃裳裾を掛けたといわれる「裳掛の松」がありました。江戸時代初期の神仏分離によって、寺域の一部が鎮守である天満宮に分けられました。