新花山」 松林寺 普門院 (岡山市宮浦775)

本尊 千手観世音菩薩

縁起

この寺は真言宗御室派の寺院で、もと児島湾高島にあった高島宮社僧の寺で、寺伝に天平十一年(739)備前国分尼寺として創建、仁寿年間(851〜854)安行僧都が再興、寛永十一年(1634)、僧宥算が伽藍再建、明治二十八年(1895)、本堂のみ残し焼失、明治四十年(1907)、高島から本堂を宮浦に移し、当地の福寿院、千手院を合併し現寺号とした。