竜徳山 大隣寺(岡山市天瀬南町1-10)

本尊 観世音菩薩

縁起

竜徳山大隣寺は臨済宗妙心寺派の寺で観世音菩薩を本尊とする。慶長十四年(1609)岡山児島町の商家郡屋市右衛門が商用で大阪に出向き、その帰途船中で禅僧末山の法話を聞いて帰依し、岡山に同伴して紺屋町に小庵を建てて住まわせたのにはじまる。この寺も戦災で全焼し、近年になってもとの位置に再興した。