瑠璃山 勝巧徳院 蓮花寺(美作市蓮花寺445)
本尊 薬師如来
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縁起
聖武天皇代天平十年(738)に開山されたが、火災、無住時代等により一時衰廃した。後醍醐天皇代建武元年(1334)播州白幡城の城主・赤松円心則村公が祈願所として再建し復興した。しかし再び備前宇喜多勢により焼き払われ灰燼となる。
現在の建造物は、文政五年(1822)に建立されたものだが目下再建の計画中である。(昭和六十年七月現在)十三代将軍徳川家定候に大名と同等の格を賜わり、当時をしのぶ行列の駕籠がある。裏山の庭は江戸前期の技法で禅的思想が入れられているのが、この庭の特徴である。(町指定重要文化財)なお、当山は山々の形が八葉の蓮花ににているところから寺号となった。
年中行事
修正会 | 星供 | 初午 |
両彼岸会 | 施餓鬼会 | 地蔵盆 |
毎月八日、二十四日 本尊供・地蔵会並びに御詠歌講習会・御詠歌舞踊講習会
寺宝・文化財
町指定名勝 庭園(重文)
駕籠、大般若経六百巻
高野山真言宗美作八十八ヶ所霊場会発行『高野山真言宗美作八十八ヶ所霊場』より