岡本山 極楽寺(真庭市三崎120)

本尊 阿弥陀如来

縁起
 当寺は三崎にあって、阿弥陀如来を本尊とする曹洞宗禅寺で、瑞景寺末である。
 『作陽誌』には、当寺は応安年中(1368〜1374)元蔵という者の開基と記す。開山は応永四年(1397)瑞景寺三世幸中梵巴和尚の開山と伝え、現住は耕雲政秋和尚(鈴木政秋)である。
 本尊の亜阿弥陀如来像は近世初期の作で、光背は珍しく立涌形である。
 鎮守に、白山永平寺裏山の白山妙理大権現を幸中梵巴和尚が勧請し、「秋葉大権現」として小詞を設けて祀っている。