紫雲山 光厳院 泰西寺(久米郡久米南町下弓削1007)

本尊 聖観世音菩薩

縁起
当山は西の西山寺(明治四十五年焼失)と、元の泰山寺光明坊を合併した寺であり、寺号は泰山寺の泰と西山寺の西をとったもの。境内の不動堂には和霊大明神を勧請し、毎年八月一日には盛大な祭典が催され、数千の善男善女が参拝、弓削の夏祭りとして親しまれている。また本堂客殿、および庫裡には川柳襖、境内には川柳句碑が建つなど、川柳寺として全国に知られている。まお、元の西山寺址には足王大権現をまつり、当山の奥之院とし、更に川柳公園として、信仰に、観光に、脚光を浴びている。(当寺から約八百メートル)

年中行事

1月2日 新年修正会
2月4日 柴燈護摩供
旧3月21日 正御影供
8月1日 和霊大明神大祭
8月16日 施餓鬼法要・盆踊り大会
毎月21日夜 定例布教
毎月22日 写経
毎秋1回 先祖総供養

寺宝・文化財
・涅槃像    一軸(伝 兆典司 画)
・大般若経   六百巻

高野山真言宗美作八十八ヶ所霊場会発行『高野山真言宗美作八十八ヶ所霊場』より