SONY VAIO

PCG-GT1

2000年11月モデル

PCG-GT1のカタログはこちら

コンセプトはこちら

目次

  1. 購入したきっかけ
  2. メモリーを増やそう
  3. Windows Meは使い物にならない
  4. Windows2000にしよう
  5. GT1を持ち歩け!
  6. 事務機なPCG-GT1
  7. バッテリーの色
  1. 購入したきっかけ
     私は、ノート型PCがあまり好きではありません。
     性能の割には価格が高く、しかも後々の性能向上もできないということで、デスクトップ型に比べ費用対効果が著しく劣るからです。
     実際、このGT1もメモリーの増設とHDDの換装しかできません。
     それでも購入したのは、やはりこのビデオPCというコンセプトの面白さでしょう。
     詳しいコンセプトについては、上記の「コンセプトはこちら」からSONYのFlashムービーを見ていただくとして、ビデオPCというこのコンセプトは後にも先にもGTシリーズ(PCG-GT1及びGT3/K(PCG-GT3/Kは、GT1のHDDを30GBに交換し、OSをWindows2000にしたもの))のみという特異さですから。
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  2. メモリーを増やそう
     メモリーは、処理性能アップの唯一の方法なので、パーツが出てすぐに速攻で追加しました。
     私は、BUFFALO(旧MELCO)VA7-128MXを増設しました。
     これのおかげで、本来の総メモリー搭載量の上限が192MBであった物が、256MBまで増えました。
     256MBあれば十分Windows2000で使用できます。
     もっとも、I・O DATASNC1-256MXを使用すれば384MBまで載せられるようですが、メモリーの蓋の裏を削らないといけないようです。(後期のSNC1-256MXでは削らなくともいいようですが。)
     どちらにせよ現在は販売中止品ですので、中古品でしか手に入りませんが。
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  3. Windows Meは使い物にならない
     GT1のOSは、Windows Meでした。
     しかし、こいつは全く使えないOSで、起動>終了>起動とするだけでエラーが出るというひどさでした。
     そこで安定性と軽快さを求めてWindows2000にすることにしました。
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  4. Windows2000にしよう
     Windows2000に入れ替えるに当たって、問題がありました。
     実は、インストール(上書き、クリーンとも)できないことです。
     そうこうしているうちに、なんとリカバリーCDさえ受け付けなくなりました。
     実はバグ持ちクルーソーのせいで、以前よりSONYより通知があったのですが、それまで障害が発生していなかったので気にしていなかったのです。
     しかし、リカバリーさえできないとなると問題なので、部品交換に出しました。
     修理から帰ってくると簡単にWindows2000がインストールできました。
     絶対の注意点として、Windows2000をインストールする時は、必ず初期状態にリカバリーした後に上書きインストールすることです。
     Windows2000をクリーンインストールした上で添付ソフトをインストールできるようにする方法も紹介されていますが、私のところではURecSightが起動できませんでした。
     これが上書きインストールですと問題なく起動しておりますので、方法の容易さからも上書きインストールをお勧めします。
     なお、このままですとMENUボタンが使えませんが、URecSight Version 1.4.1にアップデートするとMENUボタンもプルダウン(正式にはアプリケーション)ボタンも有効になりますので、慌てないで実施してください。
     なお、Windows2000をインストールする前にSONYの注意書きのページをよく読んで、自己責任で実施してください。
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  5. GT1を持ち歩け!
    ウェストポーチとGT1  購入してから1年位、あまり使っていませんでした。
     家では、より高性能な自作機がありますし、特に持ち歩かなければならない用事も無く、気楽に持ち歩いて撮影するにはでかくて重いのでした。
     そこで何かいい物が無いか探していたところ見つけたのが、このウェストポーチなのでした。
     JR秋葉原駅構内の怪しい出店で見つけた物ですが、ウェストポーチにしては格段に大きく、GTの付属品やLLLバッテリーを入れても余裕です。
     なにより良いのは、腰からさっと取り出せることです。
     SONYから出ていた専用バッグのように背負い式だと、一々降ろしてその後はGTをずっと手に持っていないといけないのですが、 ウェストポーチだと撮りたい時だけさっと出してすぐ仕舞えてとっても便利です。
     ウェストポーチで運用するようになってから、頻繁に持ち出すようになりました。

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  6. 事務機なPCG-GT1
     事務作業とは対極にあるGT1ですが、以前は事務機としても運用していた時期がありました。 職場でPCを使う仕事が満載であるにも関わらず、私用のPCの配備が無かったのです。
     仕様が無いので、写真のようにモニター(RDT156V)、インクジェット複合機(CC-500L)、USBハブ、キーボード、マウス、追加のACアダプターを準備して、デスクトップ機として運用していました。
     そして、GT1だけ持って通勤しておりました。
     仕事の環境をそのまま持ち帰れるというのは、とても便利でした。
     現在の仕事機はTC1100に譲って、GT1は再びデジタルビデオに戻っております。

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  7. バッテリーの色
     実は、事務機として毎日ACアダプターを抜き差ししていたら、大して使っていないバッテリーパックS(PCGA-BP51A)が消耗してしまいました。
     仕様が無いので新しい純正品を購入してきました。
     中央の細い2本がバッテリーパックSのですが、よく見てください。
     左が旧品、右が新品ですが色が違う!
     新品の色の方がGTに合っていて良いのですが、同じバッテリーパックを共用する機種のうちには色が合わない物があるかも知れませんね。
     バッテリーに表示されている型番は両者ともPCGA-BP51Aですが、新品の箱にはPCGA-BP51A/Lと記載されていますので、/Lというのは色違いの番号のようですね。

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