妄想戦車館1

 では、私が提案しております日本戦車改造の自走砲を紹介いたします

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 なお、各CGとも300KB以上ありますので注意して下さい。

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38式野砲搭載95式軽戦車後面

38式野砲搭載95式軽戦車前面
一式軽砲戦車I

 95式軽戦車に対し、後ろ向きに38式野砲を砲架ごと搭載した軽砲戦車。

 完全に対戦車戦闘に特化しているわけではなく、歩兵部隊に随伴する火力支援戦車を主任務として開発された物である。
 開発当時は、まだ戦訓といえばノモンハン事件位しかなかった時期であり、射程延伸改造のため重量の増えた改造38式野砲による砲兵部隊の機動力向上のため開発が進められていた。
 車内空間の都合により仰角は38式野砲と同じ16.5度(仰角が高いと変速機に当たる)、方向射界は左右各3.5度しかないが、近距離まで接近して砲撃を実施することで射程をカバーし、命中率を上げることを目的としていた。
 そのため、はじめから全周装甲を持っている。
 開発中にM6重戦車の情報も入り、対戦車戦闘が可能なように直接標準器を装備している。
  装甲は軽量化のため、最大12mm(戦闘室後面つまり砲の両側)で、他は原型と同じ6mmである。

 結果として、軽戦車に限定的とはいえM4シャーマンを撃破できる力を与え、砲兵側から言えば38式野砲の陣地変換を極めて容易にしたといえ、運用効率は95式軽戦車と38式野砲に分かれている場合に比べ6倍にも達したという。

 運用は砲戦車大隊に3個中隊(1個小隊に3両+4式軽戦車(指揮、援護用)1両に支援歩兵小隊2個)で構成される。
 運用は操縦手兼車長、砲手、装填手の3名。
 車長が砲を向け、砲手が微調整を行って射撃するという手順となる。

 ちなみに余った37mm戦車砲塔は、95式装甲軌道車、91式広軌牽引車(装甲車)に移植された他、鉄道警備装甲車やトーチカにも流用された。

諸元
重量:自重8.3t 全備重量9.0t
乗員:名
乗員:3名
寸法:全長4.30m 全幅2.70m 全高2.08m 最低部地上高0.40m 軌間長1.82m 履帯幅0.25m
エンジン:空冷直列6気筒 120馬力/1800rpm
装甲:(車体)前面6mm 側面6mm 後面6mm (戦闘室)前面6mm 側面6mm 後面12mm
武装:38式75mm野砲*1 九七式車載重機*1
最大速度:38km/h

 1式軽砲戦車II 一式軽砲戦車II

 95式軽戦車に対し、後ろ向きに38式12糎榴弾砲を砲架ごと搭載した軽砲戦車。

諸元
重量:自重8.5t 全備重量9.2t
乗員:名
乗員:3名
寸法:全長4.30m 全幅2.70m 全高2.08m 最低部地上高0.40m 軌間長1.82m 履帯幅0.25m
エンジン:空冷直列6気筒 120馬力/1800rpm
装甲:(車体)前面6mm 側面6mm 後面6mm (戦闘室)前面6mm 側面6mm 後面12mm
武装:38式120mm榴弾砲*1 九七式車載重機*1
最大速度:38km/h

五式中戦車改

 五式中戦車の主砲を92式10糎加農砲をベースにした戦車砲としたもの。
 ホリ砲に比べ砲身重量が半分ほどと軽量で、威力は2割減ほどになりますが、砲塔に搭載する以上軽量というのは大きなメリットになります。
 92式10糎加農砲は威力的にはKwK43(ケーニクスティーゲルの主砲)と変わらないので、弾丸さえ優秀な物が準備できれば、JS2でも怖くないと思われます。
 なお、装甲については砲塔前面のみ200mmに増厚しています。
 砲塔にはサイズ的には入りそうですが、装填作業が大変なので装填手以外に装填補助手が搭乗することになりますが、さすがに狭いかも知れません。
 威力的にはこの位の物を搭載しないと、1944年以降の戦場では優位を取れないので、是非とも欲しい戦車ですね。
 もっとも数は揃えられないですが。

諸元
重量:自重42.0t
乗員:6名
寸法:全長7.30m 全幅3.05m 全高3.05m 最低部地上高0.40m 軌間長2.50m 履帯幅0.60m 砲塔リング径2.00m
エンジン:V型12気筒水冷ガソリン550馬力/1800rpm
装甲:(車体)前面75mm 側面50〜25mm 後面50mm (砲塔)前面200mm 側面50mm 後面50mm
武装:92式10糎加農砲改造戦車砲*1 九七式車載重機*2
最大速度:43km/h