図書館員日記 2016

2016年4月2日(土)

 図書館について書かれた本のほとんどは、悪いことを書くまいとしている。あるいは見ないようにして書いている。それで、大きな問題をいくつも書き落としてしまっている。私もこのホームページを始めた頃、まさかね、と、見なかったことにして過ごしていたことがいくつもあった。このようにすれば、図書館は良くなってゆく、と考え、それを書けば、きっと少しは何かがどうにかなってゆく、と思っていた。しかし、そのようなことを続けていたあるとき、どうやらそんな話ではないのではなかろうか、と、薄々気がついていた大きな構造的な問題に目を向けざるを得なくなったのであった。それは、国民教育の話。生涯学習とか、社会教育とか言葉は知っているのだけれど、果たして何をどうするのか、

2016年4月1日(金)

気がつけば2016年度である。1年間で1回しか書いていないホームページは問題であるなあ、と思う朝。Twitterにはときどき図書館のことを書いているのであるが。図書館の世界で明るい話題があまりないのではあるが、小牧市のツタヤ図書館構想が住民投票によって振り出しに戻った事例があったり、なにもないわけでもないから、また少しずつ思ったことを書いてゆきたい、と日記には書いておこう。